平成4年 (1992) 2月23日 (日)
長くて煩い夜が漸く明けた。
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デッキへと出た。周囲は360°全部海。島影は見えない。
本土へ近づくと気温はだいぶ下がってきた。
二月の海上は流石に寒い。島では不要だったセーターを着こんだ。
東京湾へ近づくにつれ揺れは多少ではあるが大人しくなった。
・・・・・・
それから数時間・・・伊豆大島を過ぎて漸く東京湾へ。
長旅もいよいよ終わりへと・・・
左が島で私に声を掛けて来た奴。
「・・・あそこでお前には会いたくなかった」
「またまた・・・」
着岸。小笠原のような熱狂歓迎は勿論無い。静かなものでした。
下船。久々の大地・・・少々おおげさではあるが。
浜松町駅への行列。
やたら燥いでいる一団。
『ゲロ男だ!』
「アッー!!!」
思わず指をさしてしまった。
小笠原への海路がいつもこうだとは思いませんが
ある程度の覚悟は必要かと思います。
・・・この記事を記していたら、もう一度行ってみたくなりました。
だが、かっての体力は無いので・・・『どうかなぁー?』
暫くしてエリーから絵葉書が届いた。
鯨を間近で視たそうだ。
『良かったネ』
後のために ダイビング編目次 へLINKを貼ることにいたします。