恋する花たち

 【 花・鳥・風・月 】

《春》~《夏》~《秋》~《冬》

アカネグモ

2012年07月27日 21時28分29秒 | 花の写真
《茜雲》 ※積乱雲(入道雲)が崩れて茜に染まる。

【美しい日本語、美しい情景/黄昏】
《暮れ泥む》《うそうそ時》《逢魔が時》《夕さり》《火点し頃》《雀色時》《夕轟》

「したひくる恋の奴(やつこ)の旅にても身のくせなれや夕とどろきは」(千載/源俊頼)
 
 ※訳文/私を慕ってどこまでも追って来る恋という従者の、
  旅にあっても沁みついた習性なのだろうか、夕方になると胸が高鳴るのは。
 ※語釈◇恋の奴=常に我が身を離れない恋心を従者に喩えている。
    ◇夕とどろき=夕方、胸が騒がしく高鳴るような気分をいう。
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