恋する花たち

 【 花・鳥・風・月 】

《春》~《夏》~《秋》~《冬》

タナバタマンジュウ

2015年07月07日 00時00分26秒 | 花の写真

《七夕饅頭》

★七夕を「たなばた」と読むのは、古事記にある「棚機女(たなばたつめ)」に由来。
また、「七夕」は恋人同士である「織姫」と「彦星」が年に一度だけ会えるという
中国の伝説が元となりロマンチックな話に変化もし、今に語り継がれているのです。

★万葉集には七夕を読んだ歌は130首もあります。
(旧暦の七夕は、新暦では8月8~25日の間と思います)


 「一年に七日の夜のみ逢ふ人の恋も過ぎねば夜は更けゆくも」
 「この夕降りくる雨は彦星の早漕ぐ舟の櫂の散りかも」
 「契りけむ心ぞつらき七夕の年にひとたびあふはあふかは」
 「今宵こむ人にはあはじ七夕の久しきほどに待ちもこそすれ」
 「雲間より星合の空を見わたせばしづ心なき天の川波」
 「初秋風涼しき夕べ解かむとそ紐は結びし妹に逢はむため」
 「秋風に今か今かと紐解きてうら待ち居るに月傾きぬ」
 「秋草に置く白露の飽かずのみ相見るものを月をし待たむ」

 

 

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ヒルガオ | トップ | スエツムハナ »
最新の画像もっと見る

花の写真」カテゴリの最新記事