稲/稲穂/田植/青田/水田(イネ科)
🌸花言葉は、神聖。
♪そろた 出そろた さなえが そろた
植えよう 植えましょ み国のために 米はたからだ たからの草を 植えりゃ こがねの花が咲く----
「住江の岸を田に墾り蒔きし稲さて刈るまでにあはぬ君かも」万葉集 作者不詳
「秋の田のかりほの庵の苫をあらみ我が衣手は露にぬれつつ」 天智天皇
「山々を低く覚ゆる青田かな」蕪村「稲つけて馬が行くなり稲の中」夏目漱石
「一里行けば一里吹くなり稲の風」正岡子規「田一枚植て立去る柳かな」芭蕉
「やさしやな田を植るにも母の側」太祇 「田うゑ唄あしたもあるに道すから」千代女
【稲妻の意味】
昔は、夫も妻も「つま」と読んでいました。
稲の世話をしてよく実らすから「稲夫・いなずま」と呼ぶようになったとも。
また、雷の多い年は稲が豊作になる、これには科学的な証拠があって、
空気中に電気が流れることによって空中の窒素が分解されて雨に混じって降れば、
田んぼの土壌に窒素肥料が豊かになるから稲の生育がよくなるという理屈です。