蜻蛉/秋津(トンボ目)※何十メートルも舞い上がることもあります。見えますか?
※トンボは、稲の害虫を食べるので益虫として大切にされました。
稲作が行われていた弥生時代の銅鐸にはトンボが描かれています。
古くはアキツともいい、秋つ虫・秋集ひ虫が語源のようです。
また書紀には、神武天皇が国見の折に山容をトンボのトナメ(交尾)
のようだといい、そこから日本の国を「秋津嶋」と呼ぶようになりました。
※あきつの臀呫(となめ)の如し」とは・・
オスは腹部の前部に交尾器、先端に尾部付属器をもち、
メスを見つけると首を確保して固定する。
メスは腹部をオスの交尾器まで伸ばし、交尾をおこなう。
この姿勢が「山のかたち」に似てると思われたのでしょうね。
▲『あきづ羽の袖振る妹を玉くしげ奥に思ふを見たまへ我が君』湯原王
【訳】とんぼの羽のように透き通った美しい袖を振って舞うあの娘を、
私は心の底から愛しく思っています。よく御覧になって下さい、我が君よ。
※トンボは、稲の害虫を食べるので益虫として大切にされました。
稲作が行われていた弥生時代の銅鐸にはトンボが描かれています。
古くはアキツともいい、秋つ虫・秋集ひ虫が語源のようです。
また書紀には、神武天皇が国見の折に山容をトンボのトナメ(交尾)
のようだといい、そこから日本の国を「秋津嶋」と呼ぶようになりました。
※あきつの臀呫(となめ)の如し」とは・・
オスは腹部の前部に交尾器、先端に尾部付属器をもち、
メスを見つけると首を確保して固定する。
メスは腹部をオスの交尾器まで伸ばし、交尾をおこなう。
この姿勢が「山のかたち」に似てると思われたのでしょうね。
▲『あきづ羽の袖振る妹を玉くしげ奥に思ふを見たまへ我が君』湯原王
【訳】とんぼの羽のように透き通った美しい袖を振って舞うあの娘を、
私は心の底から愛しく思っています。よく御覧になって下さい、我が君よ。