インプラントの手術を受けるには、事前にレントゲンをとって骨の状態を確認することが必要です。
まずはレントゲンをとって、それから別の日に手術という段取り。
レントゲンの結果、私の骨は少し薄かったようで、入れるインプラントはスイス製(多分ストローマン製)一択と言われました。
静脈内麻酔は、オプションで費用が追加でかかりますが、パニック障害持ちの私としては麻酔は外せない。
そんなこんなで、手術日も8月1日に決まりました。
そして当日。
約束ごととしては、麻酔をするので手術前の何時間からは飲食禁止になること、当日は、支払を先にすませてから手術すること、帰りはタクシーで帰ることと、火を使った料理は当日はしない、でした。
当日は気温もあがって、水が飲めないうえに熱中症も心配だったため、タクシーで行きました。
支払をすませて、処置室に入ると、まずブリッジになってるところをぶった切って周辺を洗う、という作業がありました。
それから手術室に移動。
当日は麻酔科医の先生がきてくれました。優しそうな先生でほっとした
席について、、準備が整い、緊張がピークになったころ、麻酔がきいて意識が遠のいた・・・
といっても、全身麻酔とちがって、意識はかすかにある。
手術の器機をかちゃかちゃする音とか、周囲の音はなんとなく聞こえる。
何かされてるっぽいのはわかるけど、ぼ~っとしてるので(半分夢の中にいる感じ)恐怖心はありませんでした。
ときどき、麻酔の先生が「ぽちこさん、聞こえますか。深呼吸をしてください」というのが何度かあった。
これはちゃんと聞こえました。
手術が終わり、じょじょに意識が戻って会話もできるようになってきた。
麻酔の先生が「麻酔がよく聞いて、何度か呼吸が止まりそうだった」って言われてひぇ~ってなった。
手術後のレントゲンを見たら、インプラントがすごく綺麗に入っていました。
ときどき、インプラントの手術が失敗したという話を聞きますが、下あごより、上あごに入れる方が一般的に難しいらしい。
まれにでしょうが、十分に経験のない歯医者がインプラント手術に失敗することがあるようです(だからこそ医者選びは重要)。
手術後、歯ぐきのところが結構腫れて、見るからに顔が膨張してた(笑)
それも3~5日くらいの間。
1週間もすぎれば、腫れはきれいにひきました。
痛みは特になかったです。
とりあえず、手術は成功したのでありました。
つづく
新しく通い始めた駅近の歯科医院に不信感をつのらせたワタクシ。
この頃、インプラントの治療も考えるようになったため、歯科選びは難航しました。
悩みに悩んだ末、札幌中央区の「札幌インプラント・矯正デンタルクリニック」に決定。
理由は、
・セラミック治療では比較的安価といわれる「セレック」の取り扱いがあること
・インプラントを入れるとき、「OAM」というドリルを使用しない方法を採用しているため、身体の負担が少ない
・静脈内麻酔があること
・インプラント手術の実績が十分にあること
勇気を出して、電話、予約をとり、まずは中途半端だった左下の治療をしてもらいました。
それが一段落した段階でいよいよインプラント手術に移行します。
つづく