かくれて咲く花

~凛として~

「信」と「愛」

2009-03-10 19:27:44 | Weblog


このところ東京は曇り空や雨が続いていましたが、今日は久々におひさまが顔を出してくれました
部屋の中にいて、特に夜、雨の音を聞きながら眠りにつくのはなぜか心が静まるのですが、やはりこういうお天気が続くと、太陽が恋しくなります

尊敬する人からよいお話を伺うと一層心にしみるのですが、「信じる」ということについてのお話。
その方のお父様のお話ですが、親友があることについて疑われた。だけど親友は「やってない」と言う。だけど客観的にみて彼は疑わしいのではないか、と息子であるその方が父に疑問を呈すると、「あいつがやってないと言ってるんだからやってない。あいつがそう言うんだからそうなのだ。いいか、人を信じるとはそういうことだ」と答えられたのだそうです。信じる、ということについてわたしもこうありたい、と思うエピソード。

夫が数々の浮気を(しかも公然と)しても、にっこり笑ってそれを許した女性のお話もいいですね。そういうところも含めて、惚れた男を愛するということ。もちろん内心は相当妬いたでしょうし、そうそう穏やかではいられなかったと思うのですが、そういう境地に至るのはやはりすごいことだと思います。これは「信じる」を超越してますよね。「あなたが浮気はしていないとおっしゃるなら、しておられないのでしょう」と「信じる」のではなく、浮気をしているという事実を知り、認めたうえで、それでもなおその人を愛す。「すべてを受け止める」というのは、そういうことなのかなと深く考えさせられます。そう簡単には真似できないとは思いますが、心の持ち方としてはやはりこういう女性でありたいと願っています。もちろん、愛する人が浮気しないよう、自分も努力することが一番ですけども、相手を責めるのではなく、自分が惚れた男なのだからという気概がかっこいいなと思います


「愛は忍耐強い。愛は情け深い。ねたまない。愛は自慢せず、高ぶらない。
 礼を失せず、自分の利益を求めず、いらだたず、恨みを抱かない。
 不義を喜ばず、真実を喜ぶ。
 すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。」
      (コリントの信徒への手紙一 13:4-7)


すべてを忍び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
パウロさまはすごい言葉をのこしていかれたなあと思いますが、このことばを犠牲的な響きなく、喜びをもって体現できるようになるといいなあと思います。書きながら、こりゃめっちゃめちゃ難しいゾとおののきつつ・・・


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