富士通は、携帯端末事業を国内投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループに売却することで大筋合したという。
業績は結構好調で、売り上げが4兆円超え、経常利益、営業利益、純利益が以下の通り。単位は百万円
2017.03 |
4,509,694 |
128,861 |
135,147 | 88,489 | |||
予 2018.03 |
4,100,000 | 185,000 |
- |
145,000 |
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売り上げは多少落ちて、利益はあが手散る。しかし、純利益率は3%くらいで、欧米の企業に比べると日本の企業は低い。赤字事業と言われているPC部門も中国のレノボに売却が決まっており、携帯事業も売却するということは、情報機器は、低迷していたのだろう。サーバー部門は温存。ITサービスは好調。IBMですら、15年以上前にPC部門を中国のレノボに売却しているから、情報機器ハードウエ販売は難しいのだろう。PCは専業のDellと、HPが頑張っており、富士通やNEC、ソニー、東芝、パナ、シャープなど大企業がPC業界に犇めいていたから、ビジネスが難しいのは自明であった。もし、いくつかがPCなど情報機器を統一的に扱うようにしていれば話が異なったであろう。
ちなみにNECをみると、いつの間にか富士通に売り上げも利益率も大きく抜かれてしまっている。PC屋携帯部門をいずれ売却してしまうのだろうか?
2017.03 | 2,665,035 | 41,838 | 6,058 | 27,310 | |||
予 2018.03 | 2,800,000 |
48,000 |
- | 35,000 |
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