先端技術とその周辺

ITなどの先端技術サーベイとそれを支える諸問題について思う事をつづっています。

またまた、東芝巨額の損失!?!

2017年03月08日 22時44分51秒 | 日記


毎日新聞によると東芝は13年、19年9月から20年間にわたって、米国産のLNGを年間220万トン調達する契約を米企業と結んだ。11年の東日本大震災後、国内では原発の再稼働が進まず、火力発電用のLNGの需要が急増。日本が輸入していた中東などのLNG価格は原油価格に連動しており、当時は高騰していた。このため東芝は、当時割安だった米国産シェールガス由来のLNGを調達し、低価格を武器に、自社が製造している火力発電設備とセットで電力会社などに販売しようと計画した。

しかし、原油価格は2011年の98ドルをピークとして急降下、これに伴ってLNG価格も下落。



東芝のLPG購入契約はは、販売先の有無にかかわらず、19年から米企業に代金を支払う契約になっており、販売先が見つからなければ19年3月期から損失を計上しなければならない。まったく売れない場合の損失は計約1兆円に上ると想定している。

上記の石油価格の図から見ても、2013年は原油価格が急峻な角度で落ち込んでいる時期である。素人目にも、政界の景気に懸念されていて、中国や、新興諸国の原油需要が落ちていて、石油価格は更に下がっても上がることはないとわかる。なぜ東芝の当時の幹部、それがわからなかったのだろうか?幹部がわかるわからないの話ではなく、調査部門や調査会社に調べさせればよかった。もしかしたら幹部はそれも信用せず、賭けに出たのか?こうなると経営判断ミスではなく、犯罪であろう。



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着々と進む中国のリニアカー

2017年03月08日 13時30分41秒 | 日記
3月7日の日経朝刊ニュースに、中国で、中低速リニアカーの建設が着々と進んでいるという。技術者に言わせると、中国のリニアーカーは、ドイツの開発がベースになっていて、常温電動で速度も騒音も日本の超電導方式に比べようもないと言うが、中国の各地で設立されると、コストも低下するし、さらなる高性能のリニアカーの開発もできる。




日本は、早く高性能のリニアーカーを走らせ世界に日本のリニアーカーは素晴らしいと早く評価を勝ち取ることが必要。どうも最近は日本の軽判断の遅れから、業績が伸びないどころか巨額の損失を出している。超電導によるリニアカーを早期に実用化し、中長距離で、高速リニアーカーは日本に限ると言う評判をとってもらいたいものだ!




実に4年前の2013年4月18日、JR東海は2027年に東京・名古屋間で開通を予定しているリニア中央新幹線について、詳細なルートを発表した。中国版ツイッターでは、「名古屋から東京に通勤できるね」などの意見が見られた。写真は愛知万博でお披露目された超伝導リニアMLX01-1。

2027年に日本リニアカーが実現されても、世界中で中国製リニアカーが走っている事を危惧する。

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