Blade Runner 2049. Memory Maker Full Scene 4K HDR
ブレードランナー 2049(Blade Runner 2049)
閉ざされた部屋の中で造られる夢(Dream Sequence)
ブレードランナー 2049 (オリジナルカード付) [AmazonDVDコレクション] [Blu-ray] | |
ライアン・ゴズリング,ハリソン・フォード,アナ・デ・アルマス,マッケンジー・デイヴィス,シルヴィア・フークス | |
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
Blade Runner - Pris (Kraftwerk: The Model)
スプラッシュの人魚役、ダリル・ハンナといえば、ブレードランナーでは、レプリカント役
ディレクターズカット ブレードランナー 最終版(字幕版) | |
ハリソン・フォード,ルトガー・ハウアー,ショーン・ヤング,ダリル・ハンナ,ジョアンナ・キャシディ | |
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ブレードランナー ファイナル・カット(字幕版) | |
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Blade Runner Trilogy - O.S.T. (Aniv) (Dig) | |
Polydor / Umgd | |
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(ネタバレ、多少あるかもです🙏)
ブレードランナー 2049、ドSレプリカント“ラヴ”の度々発動する容赦の無い蛮行、暴力描写に、ヒーーー❗️❗️ テケスターーー!!! とか思い、ビクビクしながら見てたので、いまいち集中できなかった。。。 &ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の前作、メッセージ🐙の時と同じく、頭の中、❓マーク連発。。。)これは克服しないとあかんパターンだな。。。(初代ブレードランナー も、二回観て、二回ともベロベロに酔ってたからか、☜当時、よくあったパターン… ゲイシャガールがモニターに映る街の描写と、二代美女、ショーン・ヤングとダリル・ハンナの強烈な美しさしか記憶になかったりするのです… あと、同時期に見たテリー・ギリアムの未来世紀ブラジルとイメージが混在してる…)
出てくる女性たちがとても美しかった(特にホログラムの恋人、ジョイ… セツナイ… 演じるは、キューバ出身の女優、アナ・デ・アルマス)ので、そのことにスポットを当てながら、日記を書いたりしたい。 あと、映像美についても… 初代ブレードランナー 大ファンのだんなさんは、エラく感動したみたいなので、また一緒に、視聴環境を変えながら(IMAXとかで…)、また観てみたいです(なんとかユリイカに到達したいし。。。⚜🐙)
Ost: Blade Runner 2049 | |
Hans Zimmer & Benjamin Wallfisch | |
Epic |
ブレードランナー クロニクル [DVD] | |
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ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント |
Blade Runner Trailer - Classic Noir
ブレードランナー、モノクロの予告編・・・
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ワーナー・ホーム・ビデオ |
原作は、フィリップ・K・ディックの「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」 (Do androids dream of electric sheep?)
アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (1977年) (ハヤカワ文庫―SF) | |
クリエーター情報なし | |
早川書房 |
私が読んだのはこの表紙の...(ハヤカワ版 レイ・ブラッドベリもハヤカワ) たしか砂漠の思想と同じ頃(22歳頃)読んだ(デモ、内容、あんまし憶えてない。。。)
『未来警察ウラシマン』、かなりブレードランナー(とか、メトロポリスとか??)を意識した世界観....
未来警察ウラシマン ED
当然、小さい頃はそんなこと知らずに観てたわけだけど。。。(ギャブレット・ギャブレーのモデルがイエスのクリス・スクワイアだったとかね。。。 他、『重戦機エルガイム』には70年代プログレ的キーワードが多数存在...)
Humpe & Humpe - Yama-Ha
ヤマハ ミツビシ トヨタ スズキ ソニー~~
フランクチキンズを聴いて思い出したブレードランナー的80年代なこの曲
2つとも80年代末期にテレビ神奈川の、マイケル富岡がVJをしてた音楽番組『ミュージックトマト』で聴いて知ったのですが
20年くらい経って解る事って色々あるもので(ネットで調べて)、この曲“Yama-ha これが人生だ”を歌ってたのは、旧西ドイツ出身のHumpe&Humpeという名前の姉妹デュオ(アネット・フンペ&インガ・フンペ姉妹)であるとか、この曲が入っているアルバム『Humpe Humpe』(1985年発表)の制作にかかわったミュージシャンは結構豪華なメンバーだったということとか、初めて知りました デペッシュ・モード、坂本龍一、ウルトラヴォックス、ディーボ、ユーリズミックスなどのキーワードが立ち並びます... デペッシュモードのメンバー、坂本龍一のツアーメンバー、ウルトラヴォックス、ディーボのプロデューサーとか...(そういった主旨の企画ものだったのかな?? ブレードランナーが制作されたのは1982年・・・ その頃流行ったネオジャポニズム??)
(って、気付いたらこんな時間だ~!今日はいっぱい家事やりました!)
今日は気持ち良く晴れてたし、オフトンもフカフカにしようとベランダに天日干し。そしたら急に雨が降ってきて、急いで部屋の中にもどそうとして、オフトンカバーがチョビッとだけどビリッといってしまいました・・・先が思いやられル・・・
ダンナさんに金曜日から月曜日まで4日間かけてお誕生日祝いをしてもらいました!
7月7日(金曜日)
10時頃吉祥寺でお仕事帰りのダンナさんと待ち合わせ。
南国ムード漂う“旅人食堂”でお食事。
アジア・アフリカ・沖縄料理のお店がいくつか集まったのが“旅人食堂”ですが、この日食べたのは沖縄料理でした!
ラムチョップ、ネギ塩タンなどの焼き物の他、ゴーヤサラダ、沖縄風のお茶漬けなど、さっぱりしたお料理をいただきました。
嬉しかったのは、店員のお姉さんが「これ、作りすぎちゃったから・・」と耳打ちしながらシークヮーサーサワーをサービスしてくれたこと!
私も帰りに「ありがとうございます☆」って耳打ちしました!
なんか、単純ですな。私(^_^;)
その後、時計仕掛けのオレンジをイメージしたバー、「ミルクバー」に・・・。(時計仕掛けのオレンジのテイストがたっぷりのお店で、sy_rockさまがお好きそうな感じかな~?)
ダンナさんはいつもどおりのウィスキーのストレート。私は、ミルクカクテルを注文。(時計仕掛け~では“モロコバー”でドラッグ入りのミルクドリンクを飲んでますよね!)
モニターにはタランティーノの「ジャッキー・ブラウン」の映像がミュートで流されてました。
となりのお客さんが使っていたグラスはブレードランナーで使われたもののレプリカでした。
ダンナさんと2人でずっと映画の話をしてました。(脚本づくリが上手い監督、下手な監督、とか・・。)
7月8日(土曜日)
お台場に行こうという話に。
持っている靴がみんな安っちくてボロボロな私をみかねたダンナさんが誕生日プレゼントに靴を買ってくれると言ってくれて、靴屋がいっぱいありそうなヴィーナス・フォートに行こうと言っていたのですが、またくだらないことでケンカが始まり、またとんでもないことになってしまいました・・・。
どんなケンカかをお話しするのは自粛しますが、“お出かけします”とはしゃぎながら記事を書いたばかりなのに・・と、すごくせつなくて悲しかったです。
夜はなんとか仲直りして、ソウルミュージックのライヴをやっているレストランに行ったのですが、途中までノリノリで昼間のケンカを払拭するように踊っていた私は、またひょんなことでへそを曲げる(←サイアクなワガママ女)
目の前で他のカップルがバンドのメンバーにお祝いされていたのですが、曲を捧げられていたのですが、祝福できずにむくれる。
私だってもうすぐ誕生日なの!私だったらもっとうまく(というのか、恥も外聞も無く、激しく面白く・汗)踊れる!負の気持ちが心の中をグルグル回る・・・。
でも、誕生日のお祝いだと思ってたのは、勘違いで、そのカップルの付き合って一周年記念のお祝いだったと後でダンナさんに教えてもらいました。
私は、どうも目の前で起こっていることの状況判断をすることが苦手みたいで、とんでもない大勘違いをやらかすことが多いです・・・。
だって憧れてたんです。みんなの前でお祝いされるってどんな気持ちだろう・・?って。
私は今までそんな体験したことありません。家籠りが多かったし・・・。
時々お祝いされてる人を見たことはあるけど、いつも生け垣の隙間から見ていた感じです。
結婚式だって、恥ずかしさのあまりにあげてないんです・・・。
ダンナさんは帰りに手をつないでくれようとしたけど、私がスネて、手をつなぎたくないと言ったら、「一人で帰る」と言って、歩いていってしまいました。
7月9日(日曜日)
一晩寝て自分の素行を反省した私は、ダンナさんに「ルルが全部悪いことに気付いたよ。ゴメンネ。」と謝りました。
仲直りをして、雨の中、ヴィーナスフォートに・・・。
ヴィーナスフォートの中のデザインを担当したのはラスヴェガスにあるショッピングセンターのデザインをした人と同じ人みたいです。
ちょっとした異空間の中で、いろいろなお店を見る。
私がどんな靴を買ってもらったかは、“私と靴”というテーマで別の記事にしようと思います・・
リゾートっぽい、白いサブリナパンツも買ってもらってしまった・・・。
若い頃、オゾン・コミュニティやヒステリック・グラマーや古着で育って、(あと、ごく初期のサイケだった頃のベティーズ・ブルー、クラッチ、バロウ・ギャング、レディ・ステディ・ゴー!etcが好きでした!懐かしい名前もありますね・汗)今だ子供っぽいカッコをしがちな私は、今、“大人の階段を昇るために”(このフレーズはダンナさんのお友達のDJテツヤさんの真似っこ・笑)少し大人っぽいお店を選ぶように心がけてマス。
もちろんまだ背伸び中なので、試着室の鏡に映った自分を見て、照れるあまりに、ダンナさんと店員さんに「なんかこれ笑っちゃわない~?」と爆笑しながら訴えてしまいました。
それに同じくリゾートっぽいバックと、靴とおそろいのバッグも買ってもらってしまった・・・。ルル、ほくほくでした!
私が毎年、誕生日や結婚記念日などのイベントがあるたびに、ソムリエがいるようなところは緊張するから嫌だとバタバタ暴れるので、ダンナさんは今年は私がリラックスできそうな音楽がかかるお店を中心に選んでくれました(どうしよう。。。こうやって書いてるとダンナさんの涙ぐましい努力と、私の傍若無人が露見していく。。。T_T)
というわけで、ラフな感じで食事ができてロックもかかる、“ハードロックカフェ”に・・・。
お台場から“ハードロックカフェ”のある横浜までの高速では、窓から見る夜景がすごく綺麗でした。
車の中では、マイルス・デイヴィス、ブロッサム・ディアリー、サンバランソ・トリオetcを聴いていました。
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聴いていたCDの中の一枚、BLOSSOM DEARIEの「MY GENTLEMAN FRIEND」デス☆
ハードロックカフェに到着♪
ジャック・ジョンソンの出身地でもある、ハワイ・オアフ島。その島にある美しい海岸、カイルアビーチをイメージした、透き通った青色がとても綺麗なカクテルを注文しました。
食べ物は、ダンナさんがチキンステーキ、私はブルーチーズ入りハンバーガー。
80~90年代を中心とした懐かしいロックがかかり、私は大はしゃぎ。(←うるさい女デスネ・汗)
マニアックすぎてわからないバンドも多かったのだけど、
ブラック・クロウズのVO.クリス・ロビンソンのセクシーさをダンナさんに伝えることに一生懸命になったり、ストレイ・キャッツ時代のブライアン・セッツァーの細さにあらためてビックリしたり・・・。あと、ごめんなさい。。GORILLAZ、初めて聴きました。。。(う~~ん・・、思ってたのと少し違う感じでした。他の曲も聴いてみたい・・・。)
壁には、ブライアン・ジョーンズが着ていた白いスーツが展示してありました。
こりゃちょっとしたロック博物館ですな・・・。
ダンナさんから“ハードロックカフェ”にまつわる伝説を聞く。
いろいろなギタリストが、自らマイギターを“ハードロックカフェ”に寄贈したことなどなど。
いい感じでお腹も満たされていき、落ち着いてきた頃に、店に流れていた音楽がいきなり変わる・・・。
ハードロックカフェ恒例バースディサービス・・・。
まさか、まさか・・・まさか・・・!!!
とダンナさんのお顔をみたらシレっって感じだったので、違うかも?と思いましたが・・・。
でも来ました!私のところに花火付きバースディ・アイスクリーム!!!
お皿には“ハッピーバースディルル3◯歳”(←今からフセても無駄・汗)ってばっちり書いてありました・・・(^_^;)
となりのカップルの女の子に「おめでとうございます!」と言っていただいて嬉しかったです・・・
(ダンナさんに、すごく苦労をさせてしまって、すまない気持ちは心の中にありましたが、色々と考えてくれたダンナさんに、すごく感謝しています・・・。
もう、満足したから、もう大丈夫だから、来年は頑張らなくていいからね・・・。ありがとうm(__)mチョモさん・・・。)
7月10日(月曜日)
メッセージをたくさんいただけて嬉しかったです
お答えしにくいはずの詩へのコメントもいただいて、本当にありがとうございます~
ダンナさんはお仕事なので、今度は私から週末のお礼をしよう!と思いつきました!
この日は気持ちよく晴れていたので、週末の雨でたまった
洗濯物を大洗濯。部屋を大掃除。
全部片づいた時にはもう夕方になっていましたが、吉祥寺の街に買い物に出ました。
ダンナさんのためにお礼のごちそう作りをしようと思って・・
まずパエリア鍋を買い、エスニック食材のお店でいろいろ買う。
ロンロンの中の魚屋で、エビ、タラ、マグロ、ムール貝、を買う。
有頭エビとイカが売ってなかったので、
他の魚屋を周って買い足す。
今日のメニューはパエリア、トム・ヤム・クン、マグロの洋風マリネのシーフードメニューに・・・。(最近お肉ばかり食べていたので・・・。)
買い物が終わり、家に着いた頃にはもう夜8:00を回っていたので、ちょっとパニック気味になりながら、ごちそうの用意。
ダンナさんも帰って来て、途中どうぶつの森をチェックしたりしながら(プレゼントを持ってきてくれたのは、ボクキャラのフォアグラでした・・・。う~~~ん。。。フォアグラ、ありがとお!なんかすごく可愛かった!フォアグラをはじめ、仲良しの住人達のお手紙もジーンと来ました・・・。あとでも一度読もーっと!)あたふたとお料理・・・
できたごちそうはコレ!
テーブルの全体像・・・。
パエリア☆初めて作ったけど、案外簡単でした!
マグロの洋風マリネ。黒い粒はブラックオリーブです。種有りって知らなかったから、ガリッてなってビックリ。。。
トム・ヤム・クン。わりと本格的な味に仕上がりました!
ダンナさんがくれたもう一つのプレゼント、“バブミルク”「ルルにぴったりなもの見つけたよ~!」って・・(^_^;)
中身はなんとブランデーです!
ダンナさまいわく、町山智浩氏は、今もっとも“冴えてる”映画評論家らしいです。
『ブレードランナー』の何が「二つで充分」なのか?
『イレイザーヘッド』の赤ん坊の正体はウサギ?
『ビデオドローム』の変態テレビ局は実在した?
『未来世紀ブラジル』はなぜブラジルなのか?
この、オビに書かれた文を読んだだけでも、すごく中身が知りたくなります!
中をあけて目次を読んでみると・・・。各映画についての表現がすごすぎる!!
テリー・ギリアム『未来世紀ブラジル』→1984年のドン・キホーテ
デヴィッド・リンチ『ブルーベルベット』→スモールタウンの乱歩
リドリー・スコット『ブレードランナー』→ポストモダンの荒野の決闘者
デヴィット・クローネンバーグ『ビデオドローム』→メディア・セックス革命
ジェームス・キャメロン『ターミネーター』→猛き聖母に捧ぐ
ポール・ヴァーホーヴェン『ロボコップ』→パッション・オブ・アンチ・クライスト
やっぱり、町山智浩氏って天才なのか・・・?
この名付け方は、映画評論家界の松本隆?(ちょっと違うか・・・汗)
オビに書かれた、うたい文句は、〈80年代に狂い咲いた映画作家たちの真実!〉
長らく読書から離れていたルルですが、少し活字を読んでみる気になりました。
〈映画の見方〉がわかる本80年代アメリカ映画カルトムービー篇 ブレードランナーの未来世紀洋泉社このアイテムの詳細を見る |
Cottonwoodhilllさま、ありがとうございました☆☆☆
私が、「ファンタスティック・プラネット」を知ったきっかけは、21歳の時に買った、1冊の本からでした。
メタローグ社の「映画の魅惑」という本なのですが、表紙の絵は、版画家山本容子氏によるもの、そして、この本の編集をしたのは、カリスマ的編集者である、安原顯氏でした。
彼の晩年はいわくつきで、病気の宣告により死期をさとった彼は、聴力が衰えていく中、完全に聴力を失う前に、とにかく最高の音で、好きな音楽を聴きたいと、オーディオに財産をつぎ込み始めたそうです。その時に、オーディオの師範となったのが、ジャズ喫茶「メグ」のオーナーで、ジャズ評論家の寺島靖国氏だそうです。なんかすさまじい晩年ですね・・・。感動します・・・。編集者としてだけではなく、安原氏自身が書いた文章もかなり面白いそうです。
そのいわくつきのカリスマ編集者、安原顯氏がプロデュースした映画本「映画の魅惑」は、やはり、一風変わったものでした。
大学教授、評論家、デザイナーなどの文化人が、それぞれ、文芸映画、青春映画、ミュージカル映画、B級アクション映画などの各ジャンル(ひとりにつき1ジャンル)で、自分にとってのベスト50の作品をレビューするというもの・・・。
私はこの本を、10年以上に渡って愛読し(買った当時は、安原氏のことは知りませんでしたが・・・)すでにボロボロになってなお、花嫁道具として実家からこの家に持って来ました。(見終わった映画から、片っぱしから○印をつけていってます。)
この本の中のSF&ファンタジーという項目に、「ファンタスティック・プラネット」が紹介されていました。(レビューを書いたのは、コリン・ウィルソンの著作品の訳者としても知られる評論家の風間賢二氏でした。)その他に紹介されていたのは、「メトロポリス」「フリークス/神の子ら」「オズの魔法使」「美女と野獣」「遊星よりの物体X」「博士の異常な愛情」「ミクロの決死圏」「バーバレラ」「猿の惑星」「2001年宇宙の旅」「エル・トポ」「惑星ソラリス」「ロッキー・ホラー・ショー」「ブラック・ムーン」「イレイザー・ヘッド」「エイリアン」「サブウェイ」「ブレードランナー」「レポマン」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」「未来世紀ブラジル」「カイロの紫のバラ」「ラビリンス」「アリス」「デリカテッセン」(年代順)などなど。独特な、私情の入ったレビューで面白く、このレビューをきっかけにほとんどの作品を見ました。
ごめんなさい・・・。「ファンタスティック・プラネット」の話・・・。その本に書いてあった、「ファンタスティック~」に出てくる生物の姿が、わたしにとってすごく興味をひくもので、ずっとずっとこの映画を見たいと思っていました。
“身体を変体させて、精神をシャボン玉のように飛ばして瞑想する異星人”
“アリ喰いのように人間を食べる怪鳥”
“脳ミソのようなシワシワの道”
“服を編む虫”
その念願がかなったのは、「映画の魅惑」の中の「ファンタスティック・プラネット」の記事を読んでから3年後。その頃始まった、パーフェクTVで、当時あったチャンネル〈スカイ名画座〉にて見ました。
私は“不思議の国のアリス”のような、ファンタジックな幻想世界をイメージしていたのですが、(でも、実はルイス・キャロルの書いた“不思議の国のアリス”の原作は、多くの人が持っているであろうイメージとは違う、隠喩含みの言葉遊びだらけのナンセンス文学で、一筋縄ではいかないものですよね。)「ファンタスティック~」を見て、幻想的なのですが、かわいた感じのする悪夢の世界というイメージを持ち、トラウマになるほどでした。しかし、実際、強烈な印象を残した作品であり、今でもあのイメージが頭を離れません。もう一度観てみたいです・・・。そして、1番衝撃だったのが、人間をペット、奴隷として支配するドラーグ人の正体・・・。あのシーンが幻想的で美しく、忘れることができません。