思いつくまま

思いついたことを書いています。

イギリスがEUをリダリダ離脱することが決定・英国ショック

2016年06月24日 21時00分00秒 | その他
イギリスが6月23日、EU(欧州連合)からの離脱(BREXIT)を問う国民投票を行い、即日開票の結果、離脱票が残留票を上回った。
「離脱」が1741万742票(51・9%)、「残留」が1614万1241票(48・1%)、無効票が2万5359票だった。投票率は72・2%で、昨年5月の総選挙の66・1%を上回った。
28か国からなるEUから脱退する初の加盟国となる。
残留を訴えていたキャメロン首相は24日、辞意を表明した。
実際にリダリダ離脱するのは年後。

この英国ショックを受けて、東京外国為替市場では、安全資産 と言われる円が買われ円相場が急騰し、一時約2年7か月ぶりに1ドル=99円台を付けた。
財務省 はアメリカからの口先での圧力を受けただけでおじけづいて、為替介入もできずに口先介入ばかり。アメリカにいくら文句言われようが、本気で日本経済を回復させたいと考えるならば介入すべきだ と思うが、仮りに実際に介入したとしてもこうなっては全く効果がないだろう。
1ドル105~110円ぐらいを想定している輸出産業にはたまったものではない。

日経平均株価の終値は前日比1286円33銭(7.92%)安の1万4952円02銭と暴落し、約1年8カ月ぶりの安値水準になった。終値の下げ幅が1000円を超えたのは2013年5月下旬以来3年1か月ぶりで、1990年3月19日(1353円20銭)に次ぐ過去8番目の記録となった。下落率は7.92%となり、1970年4月30日(8.69%)に次ぐ過去9番目の大きさとなった。日経平均の日中値幅は1525円16銭で、指数構成銘柄の大幅な入れ替え発表で投資家に動揺が広がった2000年4月17日(1737円63銭)以来、16年2か月ぶりの大きさとなっただけでなく、東証1部の値上がり銘柄数が 銘柄と過去最少の水準となった。


安倍総理は5月26日・27日に開かれた伊勢志摩サミットで、「世界経済はリーマン・ショック前に似ている」と発言したが、まさかこんなことを想定していたわけではなく、消費税率引き上げを延期するための環境づくりをしたわけだが、皮肉にもそういう状況になってしまった。
なぜ安倍首相は、その時に損をしたくなければ、含み益の出ている現物株や投資信託は売り払って、危機に備えろと言ってくれなかったのか。
そうは言っても信用取引で売って買い戻していれば大儲けだし、ベアファンドを購入していても大儲けできましたぜ。

こういう時こそ有事のゴールドなんだけど、まだ思ったほどには上がってくれない。 
バフェットがちょっと前に買いに動いたのがゴールドじゃなかったかな。

この先株価はまだまだ下がるだろうし、本当のところはどうなるのかわからないが、時期を見計らってまたせっせと割安で高配当なディフェンシブ株や、株価に連動する手数料無料で信託報酬の安い投資信託、さらに米ドル・ユーロ・ポンドを購入しようかな。

結果が出てみたらイギリスは大後悔時代に入ったみたいだ。(BREGRET・REGREXIT)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする