思いつくまま

思いついたことを書いています。

長谷部誠著『心を整える。』(幻冬舎)を読む。

2011年09月01日 23時16分16秒 | 読書
サッカー日本代表でヴォルフスブルクで活躍するハセベの本。3月に出てあっという間にベストセラー。
本の文字がジャパンブルーだった。

ハセベのどこがどうということもないけど、遠藤ヤットと共にいつの間にか代表になくてはならないボランチであり、キャプテンマークを巻いている。
浦和レッズでJリーグ&ナビスコカップ&天皇杯&アジアチャンピオンズリーグで優勝して、移籍したヴォルフスブルグでもドイツ・ブンデスリーガーで優勝、日本代表としても1月のアジアカップで優勝、それはそれは輝かしい成績を残している。

1人暮らしなのに、夜遊びはしないし、アルコールもほとんど口にしないし、ロン毛・茶髪にするとかパーマをかけるということもなく、スター気取りなところもなく、ゲームやネットサーフィンに興ずることもなく、就寝の前には心を落ち着けて、ともかく人間性が真面目な選手というのがよくわかる内容だった。

この人は読書ノートをつけている。いろいろな分野の本を読んでいる。 勝間和代さんや本田宗一郎・松下幸之助といった人の本も読んでいる。
ミスター・チルドレンの歌を聴いている。

ヴォルフスブルグのマガト監督の練習は厳しすぎるくらい厳しい。
組織のバランスを保ち、穴を埋め、潤滑油になっている。正論は振りかざさず、他人の失敗を自分の教訓とし、マイナス発言をしない。
迷った時こそ難しい道を選ぶ。
1月のアジアカップ、予選リーグのシリア戦や準決勝韓国戦で中東の笛を吹いたイラン人審判・トーキー氏にしっかりとしたレフリングをするよう話をしたり。

ハセベ、まだ若いのにあんたは本当に偉いよ。この本も売れるわけだ。 
自分も見習うところが非常に多かった。
コメント
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