太陽と毒ぐも

すれちがう恋人たちの、“ばっかみたいな日常” を描いた
１１のラブストーリー・・・

はれときどきぶた！・・・（懐かしい！）チャウ(・_・ 三・_・)チャウ
晴れときどき毒の雨！『太陽と毒ぐも』 （文庫版）　著者 ： 角田 光代

とりあえず関係性としてはハッピーエンド。から、だらだら続く幸せ？な恋人たちの
日常を、皮肉の交じる鋭いユーモアと下品で露骨な口調で（ある意味痛快）語る。
“何をぬかしくさってるんだこの男は。あほんだら。ばっかじゃねえのこいつら・・・”

風呂嫌いな女、記念日に拘る女、病的な通販マニアな男、万引き癖のある女、
吹聴癖のある女、酒癖の悪い女、迷信ばかり気にする女、生活が巨人中心な男、
浮気癖のある男、知ったか振りばっかする男、食事をお菓子で済ませる女・・・。

憎悪を感じるほど我慢できない性癖や、習慣を持ってるパートナー・・・
なら、“別れりゃいいじゃん！”・・・。それが、別れないんだよね～、みんな。。

“大好きだけど大嫌い”？・・・そういう相手が安心できる！？
とりあえず、読んでみて下さい。意味深な “愛”・・・。（解説者も絶賛ですだ！）