映画食い倒れ。

~映画は人生のデザートです~

個人的覚え書きのため、たまにネタばれありです。

「1408号室 ~1408~」

2008年01月22日 | 映画~さ~
ジョン・キューザック主演のホラーファンタジー・・・なのか?スティーブン・キングの小説『1408』の映画化です。この映画全く知らなくて、ある日だんなが職場でDVDを貰ってきたので偶然観ました。

このタイトルもそうだしジャケットのデザインのせいでもあると思うんだけど、まさか現代の話だったとは。「1408」って、「1408年」のことかと思ってました。だからといって1408年に何があったのかなんて知りませんがね。

「1408」というのはホテルのルームナンバーで、ジョン・キューザック演じるマイクが泊まる部屋なんです。マイクは、幽霊の出るホテルや呪われた場所などを取材しているライター。そのマイクのもとに、「この部屋には絶対に入るな」というメッセージが書かれた絵葉書が届きます。それがニューヨークにあるドルフィンホテルの1408号室。過去に56人もの死者が出ているこの部屋に、何とか潜入したのだが・・・といった話です。

サミュエル・L・ジャクソンもホテルの支配人として登場しているのだけど、私個人の好みを言わせていただくと、どうしてこのキャスティングだったのか不思議。ジョンもサミュエルも。マイク(ジョン)がこの部屋で大変な目にあう様子を見ている間、どうも志村けんのバカ殿様のコントを見ているような気がして仕方がなかったんだよね。決して映画の出来が悪いわけではないので、バカ殿の夏休みスペシャルとかで必ず出てくる幽霊に追いかけられるようなコントの出来が良いのかもしれない。
アイラインのしっかりしたジョンの目とか、どことなくバカ殿に似てるし。あ、私、ジョン・キューザックのことが単に好きでないだけなのか?


ジョン・キューザックでなくてジョニー・デップだったら?・・・もう少し物語りに深みが出たような気がするんだけどなぁ。サミュエルも、別にあの役にあんな大物(灰汁強め)を使わなくても良いような気もするし。原作を読んでないからキャラ設定はわからないけどさ。でもジョンである必要はない。

設定がニューヨークで、名前がドルフィン・ホテル。何でだろう。その辺の謎解きは特に用意されていなかったなぁ。もしかしていろいろ考えすぎですか?





おすすめ度:☆☆ 時間つぶしにどうぞ。



****追記(2008年11月15日)****

2008年11月22日から日本で劇場公開されるようですね。お客さん、入るんか?