雑記帳

日々の徒然をとにかく書き込んでおきます

5月2日-バルセロナ

2007-05-26 19:54:38 | 旅行
ここバルセロナで泊まったホテルは、広い自動車道路に面している。そしてこの部屋は、その広い道路に面した2階である。昨晩は、道路を走る自動車の騒音がうるさく、家内がほとんど眠れなかった。
そこでまず、部屋を静かな部屋に交換してもらう交渉である。フロントへ行って文句を言ったら、あっさり新しい部屋の鍵を渡してくれた。今度の部屋は4階(日本流に言うと6階)である。行ってみると、道路に面してはいないので今までの部屋よりは静かだ。ただし、今までの部屋は二重窓だったが、新しい部屋は一重窓(ただし合わせガラス)で、表通りの騒音が少し入ってくる。それでも昨日よりはずっと改善されている。

バイキングの朝食は、マドリッドのホテルと比較してメニューが貧弱であった。生野菜がない。我々が食堂に入ったすぐ後に大勢の客が現れ、満員となった。日本人客はやはりほとんどいない。

本日の目玉はサグラダ・ファミリアである。泊まっているホテルはマドリッドの東の方にあり、サグラダ・ファミリアまで歩いても遠くない。歩き始めて程なく、サグラダ・ファミリアが見えてきた。ここサグラダ・ファミリアについては、別記事で詳細に述べたいと思う。
  ・・・
そしてサグラダ・ファミリアの見学は終わった。
次は地下鉄でゴシック地区に向かう。

ここで、私の所持品の持ち方について説明しなければならない。
まず、インナーベストを身につけている。インナーベストには、自分のパスポート、予備の円紙幣、予備のクレジットカードなどを保管している。
次に、ナイロン製の財布をズボンの中に挟み込んでいる。この財布に、ユーロ紙幣とクレジットカードを保管している。従来の海外旅行では、小銭もこの財布に保管していた。
私の持っているナイロン製の財布は、マジックテープが使われており、財布を開くときにベリッという音がする。この音が不評だったので、今回はこの財布とは別に普段使っている革の財布も持参した。そして、少額のユーロ紙幣と小銭をこの財布に入れ、財布をショルダーのサイドに収納していた。

話は元に戻る。
地下鉄に乗るべく、サグラダ・ファミリア駅に向かった。ちょうど回数券が切れたので、チケット売り場で回数券を購入する。このとき、私が革の財布を出し、料金を支払った。そしてショルダーのサイドに財布を入れてファスナーを閉め、ショルダーを肩にかけて階段を下り始めた。階段を下りる途中、ショルダーに何かが当たるショックを感じた。後ろの人の足が当たったのかと思ってショルダーをちらっと見る。ホームまで降りたとき、不吉な予感がしてもう一度ショルダーを見ると、サイドのファスナーが開いている。そして、入っているはずの革の財布がない。
スリにやられたのだ。階段を見上げたがもうそれらしき人影はない。

財布に入っていたのは、数十ユーロの現金、三越カード、買ったばかりの回数券である。保険を申請するために警察に相談に行くほどの被害ではないので、とにかく旅を続けることにする。
三越カードだけは連絡しておこうと、地下鉄を降りてから携帯で日本のカード連絡先に電話をかけたが、日本時間で夜に入っているので、通じなかった。翌日の朝に三越に連絡を取った。

入っている金額が少額であることから、油断していたのが敗因である。三越カードは、たまたま一昨日使用したままこの財布に入れていたのだが、別の場所に移動しておくべきであった。
被害は少額であるとはいえ、自分スリにしてやられたというのは悔しいものである。しばらくは気分が沈んでしまった。

予定では、次の訪問先は中央郵便局である。家族のおみやげに現地の切手を買っていく約束をしている。地図で調べると、ゴシック地区の海よりのところに中央郵便局を見つけることができた。地下鉄でジャウマ・プリメまで行き、そこからライエタナ通りを歩く。途中で食堂を見つけ、そこで昼食をとることとした。
ランチメニューがある。セットで8.75ユーロだ。地元の人たちがランチを注文している。我々もランチメニューから選ぶことにする。メニューは下の写真である。ウェイトレスと話すが、英語は通じない。PRIMERO(プリモのこと?)の一番上が「ハムと何とか」というので、それを2人前頼む。SEGUNDO(セコンドの意味?)については、魚のフィレというのがあるので、やはりそれを2人前頼む。
出てきたPRIMEROを見て驚いた(下の写真)。グリンピースである。家内は豆類が苦手なのであった。別々の種類の皿を頼むべきであった。
SEGUNDO(下の写真)は柔らかい魚であった。
POSTREにはYOGOURT, FRUTA DEL TIEMPO, HELADOとある。最初はヨーグルトだろう。2つめは、イタリア語でフルッタは果物だから多分果物だろう。3つめは、イタリア語でジェラードはアイスクリームだから多分アイスクリームだろう。そこで、HELADOを2人前頼んだ。出てきたのは、袋入りの四角いアイスクリームであった。
  


食事が終わり、中央郵便局へ向かう。ホールのインフォメーションで、両方とも心許ない英語で会話したところでは、本日は記念切手の販売は終了しているとのことだ。明日の午前中に来れば購入できるらしい。

次は陶器店だ。ガイドブックによると、レイアール広場の南に陶器店があるのでそこを目指して歩く。目指す場所に、アート・エクスディジェスという店が見つかった。そこで、ガウディ柄の花瓶を3つ購入した。希望の大きさのものはひとつしかなく、大きさ違いの3つとなった。

次はデパートである。
地下鉄のドラサナス駅を目指し、ランプラス通りを南下する。通りの前方、やや遠いところにコロンブスの銅像を飾った塔が見える。後ろ姿だが。
地下鉄でカタルーニアまで行く。最初は、カタルーニア広場の西にあるフナックという大きな店である。希望の品は置いていなかった。そこでカタルーニア広場を東に横断し、アル・コルテ・イングレスに入る。大きなデパートだ。この店の各階をめぐり、あれこれ土産物の買い物を済ませた。

夕食は、デパートの最上階にある食堂で済ませる。カフェテリア方式である。パエリアはちょうど売り切れであった。代わりに、細くて短い焼きそばのようなものにエビが入ったメニューをひとつ選んだ。あとはサラダ、パン、パイナップル、紅茶である。

戻る                            続く
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1 コメント

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こんにちは (memaido)
2007-05-26 19:58:57
はじめまして、楽しく拝見させていただきました。
またちょくちょく拝見させていただきます。
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