雑記帳

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赤毛のアンの家

2016-07-11 00:13:11 | 旅行
まず、プリンスエドワード島について説明しよう。
ガイドブックには以下のように紹介されている。
『ルーシー・モード・モンゴメリ(1874~1942年)の小説「赤毛のアン Anne of Green Gables」の舞台であるプリンス・エドワード島は、セント・ローレンス湾に浮かぶ面積約5660m2(四国の3分の1)ほどの小さな島。アンが暮らすアヴォンリー村のモデルとなったキャベンディッシュ周辺には物語で描写された場所がいくつも存在する。』
シャーロットタウンについては、『島内観光の拠点となる町。赤毛のアンやモンゴメリに関連したスポットをめぐるツアーもここから出発する。』と紹介されている。

ここプリンスエドワード島では、レンタカーを予約している。まずは空港でレンタカーを受け取った。娘が運転する。なんとか無事にシャーロットタウンの滞在ホテル(デルタ・プリンスエドワード)に到着した。

本日は、赤毛のアンに関連する観光地を訪れることとした。
レンタカーに乗り、地図を頼りにキャベンディッシュに向かう。

キャベンディッシュでの観光の中心はグリーンゲイブルス(赤毛のアンの家)だ。
ビジターセンターに車を停め、中に入る。
説明板
 
①案内所 ②ギフトショップ ③納屋 ④穀物倉 ⑤まき小屋 ⑥グリーンゲイブルス ⑦お化けの森 ⑧Balsam Hollow trail

最初に見えるのは納屋である(下写真)。
  

そして、お目当てのグリーンゲイブルス(アンの家)だ(下写真)。
この家は、ガイドブックによると、赤毛のアンの『物語の中で、孤児院から引き取られたアンが、少女時代を過ごした「グリーンゲイブルス(緑の切妻屋根)のモデルとなった家。白と緑の木造家屋は、物語そのままの姿だ。実際はモンゴメリの祖父のいとこに当たるマクルーニ兄妹が、モンゴメリと同い年の養女マートルと暮らしていた。ここからほど近い祖父母の家に住んでいたモンゴメリは、この家を取り囲む森や林など自然環境に強い親しみを抱き、たびたび訪れてはマートルと遊んでいたという。』とある。
 

ダイニングルーム(多分)
 

マシューの部屋
 

2階のアンの部屋(左下写真)には、マシューが買ってくれたパフスリーブのドレスがかかっている。壊れた石盤も置かれているということだが、わからなかった。
アンの部屋                         裁縫室
  

マリラの部屋
 
マリラの部屋には、めがね、黒いショール、紫水晶のブローチが飾られているという。全体写真に加え、部分写真を2枚アップした。左下写真の机の上に見えるのが紫水晶のブローチだろうか。
  

Balsam Hollow trailから恋人の小径
 
グリーンゲイブルスの南西方向の森の中が、Balsam Hollow trail、そして恋人の小径だ(上、下の写真)。

 

グリーンゲイブルス
 

グリーンゲイブルスの正面(お化けの小径へ)
 

グリーンゲイブルスから東方向の森に入ると、お化けの小径だ。
お化けの小径
 

お化けの小径を進むと、ゴルフ場だ。そこを抜け、道路を横断するとその先は草原である(下の写真)。
 

草原から本屋へ行く途中に、モンゴメリの住居跡がある(下写真)。祖父母の家で育ったモンゴメリは、祖母が亡くなる36歳まではこの家で暮らしていた。現在は石の土台と当時の井戸だけが残っている。
 

グリーンゲイブルス郵便局 モンゴメリが暮らした祖父母の家の郵便局を再現した建物だという(下写真)。内部は博物館になっているとのことだが、このときはオープンしていなかったようだ。
 

郵便局の隣にはキャベンディッシュ教会が立っている(下写真)。広い自動車道(6号線)沿いだ。
 

6号線に沿って戻ると、十字路に共同墓地がある(左下写真)。この共同墓地にモンゴメリの墓があるのだ(右下写真)。モンゴメリは1942年にトロントで死去した。生前より「グリーンゲイブルス」の見えるこの場所で永眠することを望んでいたという。
  
                                 モンゴメリの墓
こうしてキャベンディッシュ付近の観光地を巡った。次はクルマで海岸沿いを走り、グリーンゲイブルス博物館へ向かう。この家は、モンゴメリの叔母さんの家で、現在もキャンベル家の人たちが暮らしているという。

グリーンゲイブルス博物館
  
                                 輝く湖水 Lake of Shining Waters

  
博物館内部                            

ここからまた車を走らせて、ケンジントン駅舎跡へ向かう。直線で内陸を経由する道もあるのだが、ガイドブックのお勧めの道は、海岸沿いにぐるっと回るルートのようだ。われわれもお勧めのルートを走った。

ケンジントン駅舎跡(下写真)は、1905年に建てられた旧駅舎で、モンゴメリも利用していたという。1989年に鉄道が廃線になり、現在は一部がバーとなっている。
 
 

こうして、プリンスエドワード島における赤毛のアンゆかりの地巡りが終わった。ケンジントンからシャーロットタウンまでは、広い2号線を真っ直ぐに走るだけだ。

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