雑記帳

日々の徒然をとにかく書き込んでおきます

5月3日-バルセロナ

2007-05-28 21:55:24 | 旅行
本日の昼間はバルセロナ観光を行い、夜はフラメンコを見に行くことになっている。

まずは中央郵便局だ。
地下鉄で昨日と同じジャウマ・プリメ駅まで行き、歩いて中央郵便局に向かう。中央郵便局の建物は趣のある立派な建物である。記念切手売り場は、奥まったオフィスのカウンターであった。背広姿の紳士が応対する。日本の郵便局とは大違いだ。
いろいろ聞いてみると、一昨年の記念切手すべてを包含するセット、昨年のセット、それに今年の記念切手全て、というような選択ができるらしい。その3セットを各1セットずつ購入することにした。

 中央郵便局

さて、ゴシック地区にある名所旧跡を順番に回っていくことにする。
最初はサンタ・マリア・ダル・マル教会だ。大きな教会である。中央は聖母子像である。そしてその手前に、木造帆船らしい模型が飾ってある。下の写真は手ぶれボケしてしまった。
ガイドブックによると、昔の海岸線はこの教会のすぐ近くであり、船乗りはこの教会で祈りを捧げて航海に出かけたという。船の模型が飾られているのはそのようないきさつがあるからだろう。
  
  
   サンタ・マリア・ダル・マル教会

ついでピカソ美術館に向かう。入り口近くまでいくと、行列ができている。しばらく行列に並んで、中に入ることができた。
ピカソの年齢の若い順に、多くの絵を見ることができる。若い頃はノーマルで上手な絵をたくさん描いている。それがある時期から、「絵を下手に描こう、下手に描こう」と努力し、練習している様子が現れる。同じ題材で何枚も絵を描き、その中でもっとも下手に描けたものを手本として次に進んでいる様子である。

ピカソ美術館の向かいは織物・衣裳博物館だ。その博物館に附属して、カフェレストランが店を出している。昼はそこで食べることにした。
1皿目はスープと野菜盛り合わせだ。下の写真である。2皿目は違った品を2品頼んだはずだが、思い出せない。

デザートはMacedoniaとブラウニーだ。イタリア語でマチェドニアンはフルーツポンチだ。ブラウニーがチョコレートケーキであることを家内が知っていた。そこで、その2品を頼む。ただし、「マチェドニアン」と頼んだら、ウェイトレスに「えっ」と聞き返された。スペイン語では「マセドニア」なのだ。出てきたのは期待通りのものだった。

次はカテドラルである。
正面はご覧の通り修復中であった。去年のミラノと同じだ。ただし、中に入れるのでその点ではミラノほど不運ではない。
カテドラルには屋上に上がるエレベータがある。ほとんど行列はできていない。エレベータで屋上に上がると、それほどすばらしい景色が見えるわけではなかった。遥か遠くにサグラダ・ファミリアが見えた(下の写真)。
  
カテドラル正面         カテドラル後陣
  
カテドラル内部             カテドラル屋上から
カテドラル正面、東の端から路地を抜け、左にはいると、王の広場に出る。建物に囲まれた中庭だ。王の広場の右に見える階段は、新大陸到達の航海から戻ったコロンブスが、イザベル女王に謁見するために上がったという由緒ある階段である。
  
カテドラル東側の路地      王の広場
土産物屋に入ったら、展示物の中に日本語で「さわらないでください」と札がある。日本語だけである。観光客の中で、展示物に触るのは日本人だけなのであろうか。記念に写真を撮っておいた(下の写真)。もっとも、一人だけいた店員は日本人であった。要するに、土産を買おうという客のほとんどが日本人なのかもしれない。

土産物屋で

このあと、夜8時15分からフラメンコだ。その前にホテルで夕食を済ませることにした。地下鉄でホテルに戻る。
地下鉄をジローナ駅で降りる。ホテルのすぐ近くに市場がある。その市場に入ってみた。果物類は1キロいくらの量り売りだ。イチゴを1/4kg購入する。1/4kgを身振り手振りで説明した。最後に売り子の姉さんが「ああ、クアトロ何とかね」のようなことを言って理解してくれた。それとパイナップルを購入した。

ホテルの部屋で例によってお湯を沸かし、最後に残った即席麺をつくり、さきほど買った果物と一緒に食べて食事を済ませた。

このあとのフラメンコについては、別の記事としよう。

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