ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『その腕に堕ちても』

2005年01月18日 | BL本感想とか
作・柊平ハルモさん、挿絵・雪舟薫さん『小説リンクス2月号』掲載。
すごく好きな設定だったので読んでみたけど、なんか物足りない。
明治時代の神父見習い?さんと、憲兵の話なんだけど・・。
何が足りないのかなと思うんだけど、感情の表現が浅いような気がする。
こういうことされたら、もっと傷つく、もっと心の深いところが動くような気がするんだけど、そういうものを感じない小説だった。
BLって時々こういうのがあるなあって思います。
せっかくおいしそうな話なのに、エモーショナルなものが伝わってこない。キャラとストーリーがあるだけ。
もっと感情を動かすものが、ほしいなあ。
これは雑誌掲載だけど、ノベルズになったら、その辺深まるんでしょうか。
おいしい話だけに、期待。
ちなみに以前読んだ柊平さんの闇末の同人誌はものすごく好みでした。密がね~、よかったの

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2 コメント

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なにやら怒涛の二日間(?)お疲れ様でした! (nocturnus)
2005-01-18 00:36:14
私も好きな時代やシチュエーションが多々あります。それを題材にしている本は手に取ることが多いですが、後悔することもまた多くあるんですよね。

BL本はいいネタ扱っているのに惜しい本だらけな気がします!底が浅いというか・・・。残念ですよね。

でも手に取って面白いかどうか確かめないと気になってしょうがないんです(笑)

お勧めの一品ありましたら、また教えてください
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底が浅い (ゆき)
2005-01-18 22:39:40
nocturnusさん

こんにちは

底が浅いってぴったり・・。

編集担当もいるだろうに、と思うことがよくあります。

逆にこんなにすごい内容なのに、新書1冊だなんて・・と残念なことも。

決まったノベルズの体裁で書いていると、それだけの世界でまとまってしまって、もっと深いところまでかけるはずのものがかけないのではと思います。もったいないですよね。

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