ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『新選組秘帖』 中村彰彦著 文春文庫

2013年05月01日 | 歴史
ものすごく貴重な平日のお休み
天気もよかったのに、ゴロゴロ昼寝・・また昼寝。時々読書…みたいな。
掃除しろ、自分!冬服も片付けろ!庭木の剪定も今だろ!って、ほんとに主婦不合格ですわ

新選組の誰それを主人公にした小説っていうのは作者の思い入れが合わないとどうもダメな気がしてあまり読んでなかったんだけど、これはよかったです。
どれも良かったけど、最後の「明治新選組」が一番小説としてよかったなあ。

巻末の山内昌之さんとの対談もおもしろく読みました。
若い人が本を読まないけど、新選組に興味を持つことで本を読んでくれたら・・というくだりで、

司馬遼太郎の『燃えよ剣』から入って、『新撰組血風録』、それから子母澤寛の新撰組3部作、中村彰彦氏の「会津もの」や、さらには『防長回天史』やひょっとして『徳川実紀』を読んでみようという若い人たちが…

とあって、まさに自分の読書の流れそのものなので
そして、まさに今は「会津」を読む時。
先日も『会津落城』(星亮一著 中公新書)を読んだばかりだし。これは、修理の自刃から始まるんだよね
新選組を語るには、会津を知らずして・・と思いました。

『防長回天史』も読もうと思えば、家にあったりする・・。
いつ読めるかわからないけど。老後の愉しみか…。