ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『宇宙のみなしご』森絵都

2007年02月15日 | イロイロ感想
やっぱり森さんの話はいいな~。
一番大事だと思っていることが、ちゃんと書いてある。

「ぼくらはみんな宇宙のみなしごなんだ・・・」

「だからこそ、時々心が疲れた時、手をつなぐ友達が必要なんだ」

昨日読んだんだけど、昨日はちょっと家族大荒れでした。
ケンカの嵐でした。
K介のがんこと扱いにくさに参り、姉っこ娘の反発に参り・・・。
もうほったらしにしてやる!(いや、今でも充分ほったらかしなのだが・・)
と思ったり。でも今からどんどん厳しい目に遭うだろう子供たちに一人でしっかり対処してほしい。最後に自分を守るのは自分しかいないから、強くなってほしい。だから、いろんな小言をいったり、怒ったりしてる。
でも、どうしたら、それが伝わるのか?

そんな中で、読むと心に沁みました。
でも、K介は本が好きじゃないから、読まないだろうな。
子育てに悩みつつ、小説を読む母でした。

でも、この話は中学生向けのせいか、親の姿が希薄。
友達に比べれば、親なんて子供にはあまり影響がないのかなあ・・。

宇宙のみなしご
森 絵都作 / 杉田 比呂美画
理論社 (2006.6)
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