ナナ日記

ミニチュアダックスのナナは16才9ヶ月で虹の橋を渡って行きました。
この頃は庭仕事と時々読書。歴史好き。

『愛がなくても喰ってゆけます』

2005年09月09日 | BL本感想とか
愛がなくても喰ってゆけます。
よしなが ふみ著
太田出版 (2005.5)
通常24時間以内に発送します。


よしながふみさんのグルメ・ショート・ショート。
グルメの部分がすごい迫力なのだが、話の部分も面白い!
いい男がいっぱいで。

そして、自分はしみじみグルメではない・・とこれを読んで実感。
おいしいものはもちろん好きなんだけど、こんなにこだわれないというか、おいしいものはまずいものよりマシ・・って程度かな。
作品中のグルメ薀蓄部分はほとんど読み飛ばしてしまいました(もちろん、いい男のでてくるシーンは熟読)

独身時代はそれでもグルメな友達達と「おいしいお店」に心ときめかして出かけていたものでしたが、この頃は、めっきり減りました

7話にでてくる塾講師のK崎くん。食べ物に対して淡白で、結局Yながさんにふられるんだけど、私、多分このK崎くんだ・・。
すごく共感。美味しいものはおいしくて嬉しいんだけど、しょせんそんだけなんだよなあ・・。
空腹なのに、「もう2駅先においしいお店があるよ~」と言われたら、顔を引きつらせながら一応行くけど、たどり着いたそのお店が混んでて、30分待ちとかだと、もう・・・・。