ゆっくりっちょ

人生、楽しいスパイスを友達に、好きなことしてそこそこ暮らせたら幸せだなあ。

さー坊、飛ぶ!

2010-03-21 11:09:20 | Weblog
休日の最初の日は 3姉妹で錦糸町の両親のお墓にお参り。
お昼はベトナム料理のレストラン、そのあとは 近くのホテルのラウンジで延々とおしゃべり。
途切れないおしゃべりを切り上げて、3人それぞれ田舎の我が家へと家路を急ぐ。

 帰りの横須賀線が混んでいて、ずっと横浜まで立ったまま。
6時、疲れ果てて 家に到着。

家事一般を終え、西側のベランダに洗濯ものを干す。
いつものように さー坊が部屋から飛び出し、ベランダ角の南側に消えた。
 ベランダのガラス戸を閉めようと南側に回ってさー坊を探す。
あっ、手すり部分の一番角に飛び乗ってる。 
  あぶないよー!  降りて、降りて、
いつもなら わたしの悲痛?な作り声を聞くと ぽん、とベランダに 飛び降りてくれるのに

 何と云うことでしょう!

さー坊の姿は闇の中に消えたのです。 ベランダの外に.......
ひゃーっ、どうしょう、
この階は4階、話せば長いことながら 崖状のところに立つこの棟、
エントランスから入るときは3階が1階、私の階は4階といえど2階、
あーめんどくさい、
西向きのリビングから下をみると5階建ての4階。 

 西向きの手すりは 1メートル30㎝ほどの高さ、厚さが40センチ位もあるので
高い台に乗らない限り、4階下の家のお庭をのぞいたことはないし、
下をのぞけないようになっている。
当然、こちら側のベランダから 下に落ちたら さー坊の命は無い。

そして、飛び降りた南側は 20㎝ほどの細巾な手すりのある3階という2階。
下をのぞくと、エントランスからの歩道の為の コンクリートの蓋状の広場が見える。
わたしの南ベランダから1.5メートル離れた蓋広場は どこにも通じていない
誰も降りることの出来ない、ちょっとした長方形の広場。
今まで あの場所に うちの猫が降りてしまったら助けてもらうことはできない、
そのときはどうするか......、いやいや、ありえないこと、軽く考えていた。

それが、
あぁ、それが、さー坊は ぽーんと 蓋広場に飛び降りてしまったのだ。
わたしは 顔面蒼白。
ちっ、メンドクサイことが起きてもうた!

玄関から飛び出し、コンクリートの蓋広場が見える場所を探す。
結構、プライバシーを考えられているマンションなので隙間を探して 蓋広場をみっけ!
  おーっ、さー坊、走っているよ、
暗闇のなかで ご機嫌に走りまくる 白いさー坊の顔!
おいおい、笑っているよぉ!
ヤバいヤバい、この 空中庭園もどきの蓋広場、
私の顔は恐怖、不安ですんごい顔になっていたことでしょう、
どうやって さー坊を捕まえるの?

そのとき、 あぁ、なんということ、また さー坊の姿は消えた!
うわーっ、下に飛び降りた。
3階(一階ということ)のベランダ側に飛び込んだ? 取り敢えず部屋にもどって
現場状況を見直して 見知らぬ階下の人に 謝りに行かなければ......

部屋に飛び込み 西側ベランダの状況を把握しよう、
震える手で まず、南側ベランダのガラス戸を引く、

 あれ、れ、 あんたは さー坊、部屋に入ろうとしている......じゃないですか?

   猫ってなんで表情が無いのでしょう、
私の驚いた顔をみてもコメントなし....
けろっとした顔で 普通に部屋に入ってくる......


どっと、安心感が、と、ともに あのコンクリ蓋広場から 
我がベランダのてすりにジャンプで 飛び上がったんだ、
きゃーっ、すごいジャンプ力... 昨今の訓練のたまものか...と感心。
よくもまあ、失敗もしないで........ さー坊、 今宵から 君は我が家の
 ”インディ・ジョーンズ” と呼ばせてもらおう!

しかし、 しかし、
もう、この遊び、知ってしまった インディ・さー坊を ベランダに出すのは怖すぎる。

ベランダでボーッとするのが 好きな私なのに、
これからどうやってさー坊と共存していったらいいの?

さー坊は 思うようにならないと その荒れ方は、不良中学生もどき!

.....むむっ......
明日考えよっと...

疲れ、興奮、安堵を抱え、休日の1日目を 爆睡する私でした。





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