ガブリエル.シャネル

ガブリエル.シャネル、日生劇場で見て来ました。
映画も少し前に　WOWOWでやっていたようですね、
実際、シャネルの気の強そうな顔を見るだけで疲れてしまいそうで、
興味なく、見ていませんでした。

大地真央がココ.シャネル？
ひたすらきれいなイメージだけ？
でも、頂いたチケットだったので、軽い気持で行ってみました。
シャネルの恵まれない子供時代から　シャネルの店を設立、
働くものの権利を守れ、と3000人の従業員からのストライキ、
それによって、がっかりしたシャネルは店をすべて撤退、
15年間ファッションの場から姿を消します。
そして　72才にして再復活，
時代背景とともに大きく変化するココ.シャネルの人生。

大地真央さんの華やかさ、シャネルの服の着こなし、力強い歌声、
うっとりとして見続けました。
そして、たまに　ちょこっとでてくるユーモラスな動き、言葉に笑ったり...
大地真央様、さすがです。

相手役は　タッキー &翼の翼君、
若すぎるかと思いきや、みごとに役をこなしました。

15年の間、世間との縁を切っていたココ.シャネルが　パリでの復帰を決め、
執事に翌日のパリ行きの切符の手配を依頼します。

シャネルの、この別荘の一室に　それまでに登場した主要な人達が
静かに集まり、ソファに腰掛けたシャネルを　取り囲みます。
ほんの少しの間、画面は止まり、一枚の記念写真を見ているような　印象的なシーンです。
年老いたシャネルが　再起を決定した記念すべきシーンなのです。

舞台最後はスタンディングオーベィション、
拍手しながら　感動で　涙がとまりませんでした。、
今回は　ガブリエル.シャネル、3度目の公演、舞台全体が充実していて
素晴らしかったです。

写真は　終了後に人波に押されながら、思わず購入した　ガブリエル.シャネルのパンフレット。　
　そして、そばの鉄製の”蚊やり猫”　は本日パルシステムから届きました。
断捨離中だというのに　こんな置物には目が無いのであります。はは....