「FUKUSHIMA HAIKU」
たくさんの方にこの作品を聴いていただきたいです。
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ロンドンオリンピック開会式の時間なのに録画していた2002年のポーランド映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」を見ました。
ショパンとジョルジュ・サンド一家の物語でショパンの音楽だけが好きな人が見たら卒倒する場面や台詞が満載で、ネットの感想でも音楽ファンのレビューは見当たりません。ショパンの幼稚でわがままで自己中心的な人物像が母国ポーランドではきちんと認識されていることがわかります。映画の内容に関してはここでは触れませんが、映画の中でリストがショパンの「革命」を弾くシーンに使われたのが日本人の横山幸雄さんの演奏だったというのが印象的。それから、使われているピアノが「プレイエル」だったのが、先日「プレイエル デュオの午後」を開催したばかりだったのでタイミングが良くて嬉しかったです。
「革命」は有名なので大勢の演奏家の演奏を聴いています。でも、一番印象深いのは1993年NHKのピアノ講座でヴェーラ・ゴルノスターエヴァ先生が弾いた「革命」です。テレビの前で思わず居住まいを正したことが忘れられません。今思えば、ソ連崩壊後わずか数年しか経っていない時期に、ロシアのポーランド侵攻(映画でも映像で語られています)への思いが込められている「革命」をロシア人のヴェーラ先生が弾かれたわけです。その演奏には日本人には伺い知れない格別の強い気持ちが反映されていたのでしょう。研ぎ澄まされた氷の刃(やいば)のような「革命」で、私は事あるごとに「ヴェーラ先生の演奏はすごかった」と語っていたものです。
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ラフマニノフ 前奏曲嬰ハ短調 作品3-2「鐘」 [ピアノソロ/2台ピアノ(作曲家自身によるアレンジ版)] (Prhythm piano scores) (Prhythm piano scores) | |
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