本日8日はシュミットの連弾楽譜の発売日です。シュミットのピアノ作品の国内版発行第1号となります。シュミットの連弾作品は数多くありますので、これからも折に触れ出版されていくと思います。出来うるならば、それらの楽譜出版にも関わって行けたらと思います。
チェコのブルノのヤナーチェク音楽院にも「プラハ音楽だより」のCD-rをお送りしました。きちんと内容を聴いていただいた上で音楽院の図書館に所蔵されることになりました。昨年「ヴラスチミル・レイセクの世界」もお送りしていますので、これで私たちの2枚のCD-rがブルノの音楽好きの方々に自由に聴いてもらえます。
既にお知らせしたように、パブロ・シーグレル氏が来日されています。本日もこの時間レクチャーコンサートを開催中です。シーグレル氏は日本国内をあちこち回られますので、ご興味のある方はこちらをご覧ください。
http://blog.goo.ne.jp/pccpiano/e/4173177b85bb183554b20cbeda4efd78
そして明日は本番です。リストの「交響詩」12篇を2台ピアノでお送りする3回目の回です。リスト本人の手になる2台ピアノ版の優れた音楽性は演奏を聴いているみなさんを壮大な物語の世界へといざないます。どうぞお楽しみください。
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第137回 2台のピアノの午後
リスト 交響詩の午後(下)
―生誕二百年に寄せて―
MATINEE WITH LISZT'S SYMPHONIC POEMS (III)
2011 FRANZ LISZT BICENTENARY
後援 社団法人ピアノ指導者協会
2011年10月9日(日)
開場 14:15 開演 14:30
会場 ピアノアートサロン(東京都中央区月島)
地図http://www.piano-art-salon.co.jp/map.html#QR
入場料 大人 2000円 小学生以下 500円
フランツ・リストの生誕二百年の記念年に寄せ、12篇の交響詩を作曲者自身の
手がけた2台ピアノ版でお届けするシリーズも、今回が最終回となります。
リストの交響詩群は、終盤に近づくと、先進的な和声法や斬新な音響効果への
実験的な探究がいっそう顕著にあらわれています。
「ハンガリー」で父祖の地への思いを結晶させたリストは、ついには連作の掉尾を
飾る「理想」に到って、詩聖シラーの綴った、多感でひたむきな青年像に寄せる
圧倒的な共感と感動を壮大な規模で描ききりました。
2台ピアノ版は全12篇で数百ページにも及びますが、最後の一音に至るまで
作曲者の特別な思い入れが強く感じられます。壮年期のリストが独自に到達した
境地の高みの片鱗なりともお伝えできれば幸いです。
フランツ・リスト
12の交響詩 より
ハンガリー
ハムレット
フン族の戦い
理想
(作曲者による2台ピアノ版)
ピアニスト
益子 徹(写真左) ・ 西原 昌樹(写真右)
私たちのHPはこちらです。
http://www16.ocn.ne.jp/~pccpiano/
クレメンティ=リーデル 2台のピアノのためのソナチネ ピティナのミュッセより発売中!
http://www.musse.jp/scores/detail/PTNA-010228
フローラン・シュミット ユモレスク 作品43 ディオニソスの祭り 作品62【連弾】 | |
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