全仏オープンで加藤未唯・アルディラ・スーチャディ組が失格となった事件、余波は収まるどころか広がり始めている。
プロテニス選手協会(PTPA)が「処分は不当で不均衡で不公平」とする声明をSNSに投稿したとのこの記事。
当然だろうね。選手たちにしたら昨日私が指摘したように、こんな前例ができたら今後全力で試合などできないし、コートに入るたびに、ボールボーイやボールガールがひ弱そうかどうか、チェックせざるを得ない。
それは不当な負担だ、と思っているのだろう。
失格を主張したスペインの選手サラ・ソリベストルモは、ボールはビデオで見られるものの2倍の強さだった」と断言しているらしい。この記事。
しかしビデオを見ると明らかだが、その時彼女とそのパートナーはボールとボールガールの方は全然見ていない。
こんな明らかな嘘をつくだけで、このひとの信頼性(credibility)はないと「断言」できるね。どういう根性をしているのか?
このサラ・ソリベストルモだが、「彼女はわざとやったんじゃないの?」などとまでジャッジに言ったらしい。この記事。
これが本当だとしたらスポーツ選手失格だね。その現場を見てもいないのによくもそんなことが言えたもんだ。グレタちゃんなら "How dare you say that?" と言いそう。
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所変わって、マイアミ。
アメリカ人にとって夢とも言えるマイアミのビーチに面したマンションのこと。改装工事の負担金が一戸あたり24000万円にものぼるということで一騒動らしい。
こちらの動画をどうぞ。
Owners asked to pay $175,000 each toward Miami condo 40-year recertification
サクッと調べたら、こちらのマンションのようです。
素晴らしい立地。素晴らしい内装。
ところでこのマンションは1982年竣工ということで州の再認証(re-certification)を受けなければなりません。そこでマンション管理人が依頼した業者が出した見積が46,00万ドル(日本円で約64億円)ということで住民があらびっくり(dumbfounded)という事案です。
築40年ということは日本なら新耐震基準が設定された1981年以降なのでまま安心ですが、地震がないアメリカの基準はずっと甘いもの。写真を見てもとても華奢な構造に見えます。
フロリダには地震などないのでこれでいいような気もしますが、しかし最近、同じくらいのマンションが真夜中に一挙に崩壊した事故がありました。
ということでビーチ沿いマンションの住民は改築・改造が必要なことは当然承知してます。しかしそれにしても見積が高い、ということでマスコミが報道する事態に至ったということでしょう。
このビーチ沿いというのは塩害が防げないので、よほどしっかり建てないと40年以上の使用は心配ですね。
私も今から40年近く昔、マイアミビーチをそぞろ歩きして、そこに立ち並ぶマンション群を仰ぎ見ながら、「これは素晴らしい。うらやましい。」などと思いました。
今は全く羨ましくありません。いつ崩壊するか分からないマンションで枕を高くして寝ることはできません。
さてまた所変われば。
今度はロンドンです。
まずはこちらの動画をどうぞ。これは日本語なのでご安心ください。
【英国経済】ロンドン不動産賃料が高騰!平均42万円!払えない人たちの苦悩!劣悪物件
この動画のポイントは、イギリスは地震などないので建物は100年以上持ち、大家さんにとって賃貸業はまさにウハウハだけど、店子は劣悪な建物の条件に耐え、かつ止まらない家賃上昇に苦しむ、ということです。
確かにテレビや映画で見るイギリスの家は見るからに古いです。
日本ではよく、欧米では家を大事に使い、その価値が下がらないけど、日本では40年持つ家はなく、すぐ壊す。だから日本は劣っている、と言われます。
いわゆる出羽守ですね。
確かに私の実家も築40年で壊して土地も売り、今の新しい土地に最新の家を建てました。それからもう20年も経ってます。
でもどうでしょう。今住んでいる家はツーバイフォーで耐震強度は申し分なく、ペアガラスを全ての窓に使っているので断熱性能も抜群です。エアコンは各部屋にダイキンのを入れて、すでに2,3台は買い替えて、常に最新の状況を保ってます。トイレは勿論ウオッシュレット(一般名称は洗浄式トイレかな?)、風呂は全自動でお湯はり、保温、おまけに暖房もできて、乾燥機まで備わってます。
こんな家をイギリスやロンドンで期待することは無理!だし、耐震強度はばっちりなので(津波を心配する必要もないので)枕を首が痛くなるまで高くすることもできます。
マイアミの件といい、ロンドンの件といい、比較してどちらの Quality of Life の方が高いでしょうか?
もう一つ強調しておきたいのは、例えば東京を例にとると、オフィスビルもスクラップアンドビルドが進んでいて、昭和のビルはどんどん消えて言ってます。これも耐震基準からみですが、おかげで駐車場を備えたビルばかりになり、路上駐車がなくなり、町の景観、道路の利用状況が飛躍的に改善しました。勿論法規制ができたため、ビルも駐車場を抱えるようになったのですが。
また無視できないのが、ビル建替えに伴い道路、特に歩道の強化・改善も進み、地下鉄駅に降りる路上エレベータの設置も平成時代に随分と手配されたことです。
これをロンドンやニューヨーク、パリなど欧米諸国の大都市と比べると、彼の地ではビルの建替えがないので、駐車場の設置は歩道、道路の整備があまりされてないのが実情ですね。
ということで20年ごとの式年遷宮の歴史を持ち、その精神を実践する日本の建築群のほうが総合的には各地の独自の事情を勘案すれば優れていると、私は思ってます。
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最初コメダの株主になったときにコメダカードというものが送られてきて、以後はそのカードに毎年ポイントが入る。今年も先日1000ポイントが入ったので、今日のランチはコメダにした。
定番っぽいハンバーグにした。
メニューで見た写真と比べると、実物は倍のボリュームだ。こんなに大きいとは思わなかった。モスバーガーくらいの大きさを想定していたが。
お昼前で客はまだ4割くらいの入りかな。これから正午に向けて増えてくるだろう。その前に帰ってきた。
コメダはいつも駐車場が一杯なのであまり入ることはない。市内には二店舗あって、どちらも人気だ。
客の多くは年配の方々。ほぼ年金受給者だろう。この世代は今後増えるので、コメダの売上も順調に上がっていくと思う。それに伴い株価も上昇基調だ。知人にお薦めできる数少ない株です。
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