厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

会計ソフトの勉強を始めていろんなことが見えてきた。

2022-02-21 08:24:34 | 日記
つくづく思うのは、日本政府はITの利用が下手ということ。

今年からかなり緩和された電子帳簿保存法だが、例えばスキャナ保存制度は2005年に開始したものの、2013年当時でわずか133件しか承認件数がなかった。あまりにも手続きが煩雑で、紙から移行するメリットが全く感じられなかったからだ。

そして今年になってとうとう緩和され、これならOKという感じになった。例えば税務署の事前承認は不要となったし、オリジナルの紙の保存義務もなくなった。この紙記録の駆逐は自分の紙なしポリシーとも合うし、とても助かる。

しかしだったら何故2003年のときに、この緩和策を導入しなかったのだろう?

多分、財務省としては自分たちに何からかの権限を残したかったのだろうが、結局何の意味もなかった。

方や役所、方や民間だが、アメリカのIT企業のやりかたをみていると、ガチガチにしてからリリースではなく、適当な商品内容で商品化している例が多い。一番いい例がグーグルのストリートビューだ。

これも始まった頃は、映像を取られる一般住民から大反対されるだろうという懸念があった。しかし強行してみたら、今や誰もが便利に使っている。クレームはあるのかもしれないが、微々たるものだろう。何故なら社会的な問題としては全く健在化していないから。

おそらく日本企業ならクレームが怖くてこんな「乱暴」なことはできなかっただろう。

これから日本のITビジネスを促進させたいのなら、適当でいいからやってみよう、という精神をまず取り込むことが必要なのでは。

などと考えてます。

さて、今日も引き続き会計ソフトのお勉強をしよう。

取り敢えず freee をテーマにして、動画漁りをする。ユーチューブのお薦めもあって、かなりの数の良さげな動画が手に入った。こうなると雪だるま式に情報源が増えてくる。

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会計ソフト回りのことを調べていたら、弥生会計がオリックスの子会社であること、そしてオリックスが売却を検討していることを知った。弥生会計は上場じゃなかったのだね。

売却予定先として報道されているのは、ベインキャピタル、KKRとしてブラックロックだ。そうそうたるメンバーじゃないか。ブラックロックは世界最大の資産運用会社。

ちょうど昨日、こちらの動画を見たばかり。

How BlackRock Became The World's Largest Asset Manager 


freee とマネーフォワードはいずれも上場している。調べたら何故かどちらも株価が絶讃下降中。どうしたのだろう?

今回の電子帳簿保存法などは両社にとって最大の追い風ではないのか?株価が暴上げしてもいいはず。

ひょっとして今が買い時?