厳かなるメリハリっ子

モラハラ妻から逃れて20年。70歳に向けて厳かな人生を送る年金受給者のブログです

63 92-141 9140 ブラウザだ。

2019-04-21 08:30:36 | 日記
久しぶりに日経の文化欄に辺見庸が寄稿している。

反安倍、憲法9条護持、新元号の揶揄。

どんなことを書いているのかな、と思ってざっと読んだ。

なんだか元気がない。もう自分が落日状態にあることを悟ったような内容だった。

昔をなつかしむ思い出話。

そんな風情だ。しかし今の若者に対する意地悪な視線はちゃんと残している。

おそらくこれが最後の寄稿になるのでは。そんな予感がする。

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今調べた。

ブラウザだ。サファリとか、グーグルクロームとか。ネットスケープというのもあったね。

そういえば Internet Explorer はどうなったのかな?

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今朝の日経朝刊に「あえて不便 楽しさ生む」という記事が出ている。

最後から1ページ目の社会面だ。

あえて不便なサービスや商品を仕掛けている京都大学教授を取り上げている。彼が発明した「素数ものさし」はなかなか面白い。

手間がかかるからこそ知恵を絞って成長する、という趣旨らしい。

これこそ日本中で日本人が平成や令和という元号を使って実践していることではないか?

左翼知識人の多くはもう元号は使わない。西暦だけで十分だし、元号は不便。

とわめきたてている。

彼らにはこういう「あえて不便」という考えはないのだろう。便利なものばかり求めていると早く呆けるよ。

私としてはそうなって欲しいが。

「元号を拒否し、便利さだけを追求したパヨク知識人は、ほぼ全員、令和時代の初頭に呆け、言論界から姿を消した」という愉快な記事が令和10年頃の日経に載るかも。

そうならないためにも、私はせっせと令和と西暦の換算に励もう。実はそういう作業が結構発生する仕事をしているので、自分は呆けないかも、という希望が湧いてきた。

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市議会議員選挙の投票に行ってきた。

あまり行く気はなかったが、先日、歩きなさいとお医者さんに言われたので、運動を兼ねて歩いて行った。

我が家は結構な高台にあるので、投票所まではかなり下る。

車の通る道ではなく、古徑ともいえる狭い、急な坂道を下った。

前にも良く通ったが、かなり草が茂っていた。今はあまり人も通わないのかも。

この道が素晴らしいのは春。ちょうど下りきったところが墓になっていて、その周りを桜が目白押しに囲んでいる。

これが絶景だ。

既に葉桜になっていた。しかし、坂を下り始めるところに一本、ほぼ満開といってもいい桜の木があった。

どうしてこの木だけが今満開なのか、良く分からない。ソメイヨシノのように見えるが、違う種類かもしれない。

投票を済ませて今度は車の通る道を登って帰った。

家に着く直前にiPhoneに電話が入った。

いつもお世話になっている自動車販売店からだ。

朗報かな、と思ったら、そうだった。

やっとジムニーが用意できたとのこと。納車は6月になるそうだが、やれやれだ。

そろそろ町中でも姿を見るようになってきた。一体いつになったら自分のところに来るのだ、とややいらいらしていたが、これで安心だ。残りの人生、ジムニーに乗って、庭の草をむしり、新聞の記事の漢字をなぞって同じ紙面に筆ペンで臨書するのだけが楽しみだ。(こんないい加減なお習字に「臨書」なんて言葉を使って不遜だとは思うが。)