【記事】
喜ぶのはまだ早いと米有力議員=米業界、「日本は信頼できぬ貿易相手」
【ワシントン21日時事】米貿易政策に大きな影響力を持つグラスリー上院財政委員長(共和)は21日、米国産牛肉の輸入再開をめぐる日米合意について「喜ぶのはまだ早い」とする声明を発表した。同委員長は肉牛生産地であるアイオワ州の選出。
委員長は「事前査察の実施の約束が輸入再開を意味するものではない」と指摘。「引き続き科学に基づいて日本が実際に輸入を再開するまで圧力を掛け続ける」と述べた。
一方、業界団体の全米肉牛生産者協会(NCBA)のジョン会長も声明を発表。「日本は信頼できない貿易相手国だ」とし、8月末までに輸入が再開されない場合に対日制裁を発動する法案への全面的な支持を表明した。
【コメント】
仕事で忙殺されている間に6/21に米産牛肉の輸入再開決定で日米が合意と発表された。ただ、正確には、日本政府が提示した輸入再開の条件を米国が受け入れたことで、すぐに輸入が再開されるということではない。
日本がアメリカに自分の費用で出向いて検査しそれがOKとなったらということだが。
自分のこれまでの貿易業の経験から言えば不良品を買わされた側がわざわざ自分の費用で売り主のところまで出向いて検査するというのはありえない。その場合、費用は全部売り主の負担になる。移動、滞在費、それに人件費。
今回なぜ日本の負担になるのか理解不能である。
それに米国による抜き打ち検査に日本が同行するとのことだが、本当に「抜き打ち」になるのか疑わしい。いや、はっきり言ってすべてお膳立てしたうえで「抜き打ち」されるのを待っていることだろう。
「日本は信頼できない貿易相手国だ」という言葉はそっくりそのままお返ししたい。前の約束を守らずに違反を犯し、輸入禁止となった後も台湾、香港で相変わらず同じ過ちを繰り返している。顧客が満足し、安心しできるものを供給しようという姿勢はみじんもなく、ただ傲慢に押し売りする。買わなければ経済制裁だと言う。
やくざと同じだ。
先日のC型肝炎訴訟でも国の責任が問われたが、それにしてもこの国はどうして国民の命を粗末に扱うのだろう。小泉首相や、ポケットマネー(!)の1,000万円の利益約1,500万円が大した金額ではないと言える福井日銀総裁は国産の安全が保証された牛肉を食するだろうからBSE感染の心配はなかろうが。
喜ぶのはまだ早いと米有力議員=米業界、「日本は信頼できぬ貿易相手」
【ワシントン21日時事】米貿易政策に大きな影響力を持つグラスリー上院財政委員長(共和)は21日、米国産牛肉の輸入再開をめぐる日米合意について「喜ぶのはまだ早い」とする声明を発表した。同委員長は肉牛生産地であるアイオワ州の選出。
委員長は「事前査察の実施の約束が輸入再開を意味するものではない」と指摘。「引き続き科学に基づいて日本が実際に輸入を再開するまで圧力を掛け続ける」と述べた。
一方、業界団体の全米肉牛生産者協会(NCBA)のジョン会長も声明を発表。「日本は信頼できない貿易相手国だ」とし、8月末までに輸入が再開されない場合に対日制裁を発動する法案への全面的な支持を表明した。
【コメント】
仕事で忙殺されている間に6/21に米産牛肉の輸入再開決定で日米が合意と発表された。ただ、正確には、日本政府が提示した輸入再開の条件を米国が受け入れたことで、すぐに輸入が再開されるということではない。
日本がアメリカに自分の費用で出向いて検査しそれがOKとなったらということだが。
自分のこれまでの貿易業の経験から言えば不良品を買わされた側がわざわざ自分の費用で売り主のところまで出向いて検査するというのはありえない。その場合、費用は全部売り主の負担になる。移動、滞在費、それに人件費。
今回なぜ日本の負担になるのか理解不能である。
それに米国による抜き打ち検査に日本が同行するとのことだが、本当に「抜き打ち」になるのか疑わしい。いや、はっきり言ってすべてお膳立てしたうえで「抜き打ち」されるのを待っていることだろう。
「日本は信頼できない貿易相手国だ」という言葉はそっくりそのままお返ししたい。前の約束を守らずに違反を犯し、輸入禁止となった後も台湾、香港で相変わらず同じ過ちを繰り返している。顧客が満足し、安心しできるものを供給しようという姿勢はみじんもなく、ただ傲慢に押し売りする。買わなければ経済制裁だと言う。
やくざと同じだ。
先日のC型肝炎訴訟でも国の責任が問われたが、それにしてもこの国はどうして国民の命を粗末に扱うのだろう。小泉首相や、ポケットマネー(!)の1,000万円の利益約1,500万円が大した金額ではないと言える福井日銀総裁は国産の安全が保証された牛肉を食するだろうからBSE感染の心配はなかろうが。