八国山だより

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植草一秀氏 長期拘留の怪

2006-12-11 14:19:11 | ニュース・時事
【記事 1】[共同通信 12月08日 22時36分 ]
東京高裁は8日、東京都迷惑防止条例違反(痴漢)の罪に問われた元名古屋商科大大学院客員教授植草一秀被告(45)の保釈を認めた東京地裁決定を取り消し、保釈請求を却下した。
 東京地裁は同日、保釈保証金600万円で保釈を認める決定をし、植草被告側は納付したが、検察側が決定を不服として抗告していた。

【コメント】
 仮に植草氏が本当に痴漢行為をしていたとして90日近くになる理由はなんだろうか。証拠はその女性の証言だけで隠滅のしよもないもないのになぜ東京高裁は保釈を却下するのか。ホリエモンでさえ保釈が認められているのに。痴漢のほうが罪が大きいといいたのか。不可解な検察の行動だ。植草氏に娑婆に出てこられて自由に発言されるのは具合悪いことがあって、やはり国策逮捕か。

 痴漢容疑で逮捕された町田市の高校3年の少年は、捜査当局のでっち上げによる冤罪であることが判明した。

【記事 2】[asahi.com 2006年12月04日08時43分]
痴漢容疑で逮捕の高3「無罪」 東京家裁支部が不処分
2006年12月04日08時43分

 電車内で痴漢をしたとして現行犯逮捕された東京都町田市の高校3年の少年(18)に対し、東京家裁八王子支部が「少年が痴漢をしたと認定できない」として、無罪に当たる不処分の決定をしていたことが分かった。久保田優奈裁判官は「供述調書は内容が一貫しておらず、捜査当局がでっち上げた可能性がある」と指摘した。

 少年は、5月29日午前8時ごろ、学校に向かう電車内で突然、「この人、痴漢です」と、振り向いた女性(19)に指さされたという。

 少年は警視庁成城署で、「認めなければ10日間、勾留(こうりゅう)され、学校には行けない」と言われたという。「10日も学校を休めば、痴漢で逮捕されたことも明らかになり、卒業できない。認めれば、釈放され、裁判所で処分を受けても学校には分からないだろう」。言われるまま、供述調書の作成に応じた。

 父親は中学1年の時に病死しており、卒業して就職し、家計を助けたかった。一晩、留置所で拘束され、翌日、釈放された。母親(38)に「ドラマで見た取り調べと同じだった。悔しいけど退学になるよりマシだ」と伝えた。

 審判で無実を主張した少年に対し、11月24日、東京家裁八王子支部は不処分の決定をした。

 検察官の調書には、「被害者の女性が少年の手をつかんで『この人、痴漢です』と突き出した」とあったが、警察での少年の調書も被害者の調書も「少年を指さした」だった。また、両手で触ったとする調書と「手提げカバンを持っており、両手で交互に触った」とする調書が混在していた。

 久保田裁判官は「調書は事実を記載したものではなく、捜査側が考案した内容である可能性が払拭(ふっしょく)できず、信用できない」と指摘。少年の供述の変遷についても、「卒業できないと言われて認めたが、その後、無罪を主張したという経緯は合理的で信用できる」として少年を不処分とした。

 成城署の仲村鶴美副署長は「裁判所の決定文をまだ見ていないのでコメントは控えたい。適正に捜査したと考えている」と話した。

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 植草氏の場合もこの高校3年の少年の事件と同じように捜査当局がでっち上げている可能性が高い。一般的に片手に傘、片手に鞄を持った男が午後10時台のすいた電車内で痴漢をはたらくだろうか。手の動きが不自由でしかも周囲から丸見えの状態である。なおかつ空いたスペースがあるのにその被害者の女性はおとなしくされるままになっているだろうか。十分逃げられるというのに。植草氏は寄っていたとのことだが、それならなおのこと警戒するだろう。酒くさい男が空いているのに自分の近くに来たなら。

 また植草氏の裁判に関してNHKなどマスコミは嘘の報道をしている。
「天に誓ってそのようなことはしていません」と発言したとNHKやマスコミの記事では報道しているが、裁判を傍聴した人の話では、正しくは次のように発言したとのこと。

「私はそのようなことをしておりません。無罪を確信しております」
「人間の尊厳にかけて事実に反する事を申し上げることはできません」

つまりは捜査当局と一緒になって植草氏が世論から叩かれやすい方向に誘導しているということであり、大手マスコミは第4の権力として政府などの権力側とつるんでいる(あるいは部分的に管理されている)可能性があるといえる。




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