京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「一人時間の力」

2020-07-27 09:45:30 | 時計修理

7月27日月曜日。赤口の上弦の月。
蒸し暑い朝になりました。乗車時間をずらしたのにほぼ満員の電車にうんざり。皆さんそれぞれずらした結果でしょう。
田舎の島原半島に一人コロナ感染者が出たという。だからこないで!ということ。
広大な雲仙岳のふもとでどこからコロナ菌をもらってきたのか不思議。
祇園祭りのお祭りロス、雲仙温泉ロス、新鮮な魚介類、チャンポンロス。今年は生きていて一番つまらない年になります。
65歳になって初めて経験する生き甲斐のない時間。
それにしても一人の感染者がこれほど話題になるのもびっくり。さぞや辛い思いをされているのではないか?コロナよりそちらが心配。
孤独に耐える準備を始めましょう。
特に話題の賀茂川べりでマスクなし3密状態でにぎやかにゲートボールをされているお年寄りの皆さん。
通勤途中よく見かけるがやはり危険なので止めてほしいという声が起きるようです。
一人感染者が出ると簡単にクラスター化するでしょう。
「どうせ老い先短い人生、かってにさせてくれぇ~!」ということでしょうが医療関係者の迷惑を考えたい。
お年寄りの知恵という言葉は死語になったか?
嘱託殺人の話題もあって最近倫理問題がややこしい、「鴨川公園に集まれ!みんなであの世へ行こう!」「安楽死」希望者かも?

一人時計の針を眺めながら寝床に就く時間。感染すると2週間のお付き合い。
お勧めは吉村昭の漂流ものか熊もので滝つぼに落ちたら浮かび上がるまでじ~と我慢している派。
「歎異抄」、山田文無先生の「禅」もので宗教に強くなる派。
「新福菜館」「長浜ラーメン」などネット通販でひたすら楽しむ健康派様々でしょう。
こんな時に時計の本もおすすめ!
何度読み返しても飽きないところが面白い。タイムパラドックスなどでは本を置いて一人で夢想できるのもいい。
浅田次郎「ブラックオアホワイト」が枕で時間旅行できるこの発想に感激!
私と同じ歳なのに驚異の想像力です。
「機械式時計解体新書」
大泉書店本間誠二監修。これは時計マニアでなくても楽しめるはずです。

コロナ禍で抗アレルギー薬を飲めないので引き込もり時間が長い。
梅雨空の中、引きこもりじいさんばっかりでジジイ納豆ができそう。
家に着いて食事を終えるとのころ時間は本を読むしかない。
読書と味噌でアレルギーになることはないのだ。

今時の梅雨空の中、明智光秀が家康一行の接待に失敗して信長からタコ殴りに殴られました。
そのたまった恨みをこの梅雨にすっきりさせた。理由は味噌!
実は三河、尾張の赤味噌と京の白みそ戦争だったのでした。

名古屋で長期滞在中、毎日朝食に出てくる赤味噌にウンザリ、うなされた!
それがいったん離れると「山本屋」味噌煮込みうどんが食べたくなるのは信長、家康と同じ。
光秀にはこの気持ちがわからんかったのじゃね~。
コロナ感染で入院するなら長崎・長工醤油の麦みそか、京都の石野みその白みそがいい。
名古屋で発病しないように気を付けたいね~。
今日ものどかに営業。
お持ちしております。







コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 時計師の京都時間「京の連休... | トップ | 時計師の京都時間「京都人が... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

時計修理」カテゴリの最新記事