京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京のがっかり時間」

2019-09-26 09:22:53 | 時計修理

9月26日木曜日。さんりんぼう。
消費税10%アップのせいか駆け込み電池交換が多い。
そんな時にお客様から以前預かったメーカー修理品の出来上がりを「今月いっぱいにして!」と催促の電話が入る。

これはどうしようもないのです。メーカー、代理店はお客様の都合で動かないし下手に急がせると余計に危ないのだ。
心の中では儲けにもならないのに預からなかったらよかったと反省するが消費税を1円でも払いたくない気分もわかる。
空しいね~。昨日は25日の集金日でした。
ついでに地下鉄定期代を払う。事前にわかっていても気分が悪い。

今日はさんりんぼう。
PL教団日めくりはずっと前の使いまわし「〇〇に誠を尽くそう」でがっかり。
一年中ありがたい言葉を考えるのもつらいものだ。おまけに無料!仕方がないのだね~。

賀茂川沿いでは猛スピードのクロスバイクのおじさんが危ない。なんと両手をハンドルから放しておにぎりを食べていました。
この風景は嫌いだ。
危なくてしょうがないしせっかくのおにぎりの味もわからないと心配する。

私たちは生き物を殺してそのおかげで生きていて、その償いにせめて命の尊さを味わっていただきたいものです。
いい大人がそんなことも解らないで生きているのだと思うと悲しくなります。
「いただきます」「ごちそうさまでした」の両手を合わせるしつけは受けてなかったのかいなぁ~!
飛行機上で泣き止まない赤ちゃんには両手を組ませてトントンとたたいてあやすと静かになることもあるのでやってみてください。
両手を合わせると集金日でも何となく落ち着きますよ~。
とにかく「歩き、または自転車での飲食禁止」の市条例を作りましょう。特に女子高生が制服姿での飲食はみっともない。

私も若いときを思うと偉そうには言えないところがあります。
学生時代妙心寺の宿坊でボランティアのおじさん達から「食事五観文」を厳しく教えていただいて身についたことが多い。
以来40年間、時折手帖を開いてこの言葉を見直しています。夜行高速バスに乗るとその間にこれを暗記する。
また当時は妙心寺へ通った動機が不純!
花園大学の女子学生さんとお知り合いになるため仲間と一緒にぞろぞろと立命館・衣笠校舎から妙心寺の境内に通ったものでした。
当時の衣笠校舎は数千人近い男子学生ばかりがひしめくのにうんざり。
今では文学部など移転して雰囲気が一変していますね~。

京都では「放生会」が終わったばかり。
時計もペットのように思うオヤジです。動いていないと可愛そうで気分が悪い。
今日も一日何台生き返させることができるか頑張って見るかぁ~!
6時半受け付け、7時まで営業しています。





コメント
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