京都 洛北の時計師 修理日記

時計修理工房「ヌーベル・パスティーシュ」京都の洛北に展開する時計修理物語。
夜久野高原で営業再開しました。

時計師の京都時間「京の敬老時間」

2019-09-16 09:35:48 | 時計修理

9月16日月曜日、敬老の日。晴れ。
連休最後の日の四条通りは外人観光客でいっぱい。まともに歩けない。
観光客が増えてもいいことは全くない。高額な京都の市民税も観光災害向けに使われるだけで住民には効果がない。
下京区は治安が悪化。観光客目的にできたオープンカフェからは悪臭が漂いこの連休中は窓を開けられない状態です。

災害の一つ市バスの観光被害に向けて対策。
「前乗り後ろ降りを模索しています」などはじめから効果がないことを堂々と発表するほどボンクラな市政にうんざり。
コンテナを抱えて乗り込むので余計な時間がかかる。
ちなみに上賀茂神社から京都駅へ行く9系統。京都駅の乗車口から遅延が予測される。
また西本願寺、二条城で降りる観光客、修学旅行生。さらにその先の清明神社、さらにその先の大企業・大日本スクリーンのメタボ社員。
ここの元気な社員は地下鉄を使いメタボ社員はバスを使うので二人掛けシートを占領してしまう。

これで20分遅れは常態化しています。団子状態で並んで到着する上賀茂神社付近の9系統を見るたびに追い越せばいいのに?と思う。
そんな中の敬老の日。
市バスはお年寄りと子育て中の市民は使えない乗り物なのだ。

それにしても無秩序に増えるオープンカフェ、ゲストハウス。
騒音悪臭の災害に規制もなく付近の住民や日本人観光客は目を怒らせて通り過ぎていきます。
京都で市民税を払っているお年寄りと子育て中の市民にはまったく利用価値のない災害そのものなのだ。
ボンクラ市政が変わらないことには何ともならないでしょう。

私もお年寄りにリーチをかけた64歳。
やっと永年にわたり親の介護が終わったと思ったら今度は自分が老人になってしまった。びっくりだ。
まだまだ盆暮れお彼岸、年四回のお墓掃除で夜行バスの旅が続いて、昨夜はコンビニで高速往復バスチケット21100円支払った。
年金は今まで支払った金額をイーブンまでもってくるのは83歳だそうです。それでも受給年齢がはるかに上がる今の30歳代よりましだと思う。

お墓掃除では急坂をぐいぐいと登るジモティーお年寄りさんと競走でいつも負けるが長崎市内は人口流失率が全国ワーストらしい。

京都では高齢者のメリットが社会体制があります。観光客や若者対象の市政の街です。
地下鉄ひとつに乗る為には80段以上の階段を歩けるのが条件です。
四条烏丸のエスカレーターはいつも停まっている言い訳のような施設が多いのも京都の地下鉄の特徴。
北大路駅にしても下りのエスカレーターはない。ばあさん殺しの地下鉄。

昨日賀茂川沿いを歩いていたらジョギングオトコが追い越しざまポイっとペットボトルを芝生に捨ててそのまま走りすぎていきました。
こんな脳みそ筋肉人間が増殖中だ。
来年のオリンピックには全く興味がないのでメディアの騒動に迷惑名ばかりのこの一年。
クラッシック音楽はやたらと小難しい選曲が続くので途中で消してしまう。長々とメシアン、ブルックナーが続きNHK高額な受信料はこれで消えるのが悔しい。
モーツァルト、バッハ、ベートーヴェン好きなお年寄りには辛いNHKの受信料です。
チェロも指の力が弱くなってハイポジションの演奏が難しくなってきた。A線の駒を1ミリ削った処です。高齢化の自覚はこんなものか?

昔、高齢者向きに見やすい時計を販売したところまったく売れないので売り場に行ってお年寄りに聞いてみた。
「私は年寄りではないので必要ありません!」ほとんどの高齢者から同じような言葉が返ってくる。
販促用のコピーが間違っていたのでした。時計屋に足を運ぶ人は自覚のないお年寄り、お年寄りの自覚がある人は入院しているのでしょう。
売れないのは当たり前でしたね~。

今日の日めくり「過信と油断に注意しましょう」でした。
「まだまだ若い者には負けないぞ~!」と私に向かって言う先輩がいます。
若者不在の時計業界、高齢化社会にずっぽりとはまっています。
今日も暗い夜道が危ないので7時閉店。お早めにお越しくだされ~。








コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする