パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

◎塩袋と旅するじゅうたん展と塩の講座へ

2017-02-19 22:42:00 | 講座・実習・TVなど
 
  西アジアの遊牧民の生活に欠かせない「塩袋」をはじめ、
  オールド、アンティーク毛織物の絨毯など約70点を紹介します。

beginner こちらを見てから行きたい! → Web展覧会 第5回 西アジア遊牧民の塩袋

ワークショップ・イベント
2月19日(日)「講座 意外と知らない塩のおはなし」
簡単な実験を交えて、塩に関する基本的な知識をクイズ形式でお伝えします。
共催:公益財団法人塩事業センター
※ 午後2時から、1階ワークショップルームで開催。

     ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

たばこと塩の博物館」は、以前は 渋谷にあって NHKホールに行く途中 前を通るのですが、「タバコねぇ~・・・」と 入るのを敬遠していました。
2015年4月25日、墨田区横川に移転・リニューアルオープンした 「たばこと塩の博物館」。
ちょっと行ってみたいと思っていたら、友人がイベントに誘ってくれました。

2/19 の 「講座 意外と知らない塩のおはなし」に参加。
お話は、博物館と公益財団法人塩事業センター の方々。
パワポを使った説明と資料で、とても分かりやすく、
塩のなめ比べなどの実験もあって 面白かった。

 
「たばこと塩の博物館」正面


たばこと塩の博物館入口


シンボルモニュメント


中に入ると ロビーに 大きな塩の彫刻があります。

岩塩レリーフ「浦島太郎」


めも:2017/02/19 CX2 で撮影


丸山コレクション 西アジア遊牧民の染織 ~塩袋と旅するじゅうたん~」の会場へ (撮影不可)

初めて知った 「塩袋」
遊牧民は、羊の群れを連れて歩くため、塩で羊たちをつなぎとめているんですって。
手作りの塩袋、ユニークな形は羊が勝手に塩をなめないように口が狭くなっています。

丸山コレクションでは、実際に使われていた塩袋や鞍袋、食卓のテーブルクロス、テントに吊ったり敷いたりするキリム等の、生活に使われた染織の布が展示されています。
たくさんの絨毯(じゅうたん)も展示されていて、その個性的な柄に見とれてしまいます。
部族の誇りをあらわしたデザインなんだそうです。
材質は ほとんどが 羊毛(当然!)、木綿が混ざっているものもあって、なぜ? と 部族、場所や風土を空想してしまう~~。

こちらも参考になります。 丸山 繁(ギャラリーササーン代表)
 → 過去の特別展・企画展:2008年3月20日(木・祝)~5月6日(火・祝)
丸山コレクション「西アジア遊牧民の染織 ~塩袋・生活用袋物とキリム~」
2008年3月20日から5月6日まで、たばこと塩の博物館では、「西アジアの遊牧民の染織 ~塩袋・生活用袋物とキリム~」の展覧会を開催している。
この展示は、アジアの西の果ての砂漠の各所を巡り収集された、遊牧民の染織物100点余りにより構成されている。
伝統的な遊牧民の染織りは、天然色で染まった糸が手作業で編み込まれており、刻まれた文様の1つ1つからは、織り手の個性あふれる表現を味わうことができる。
現在西アジアの遊牧民には定住化の動きがあり、染織りにも機械が導入されることが多くなった。
そんな中で、
「下絵や教本とてなく、思いのままに描かれたそれら(かつての時代の染織り)からは、型通りのデザインやきれいな正対称模様を見慣れた目には、その大胆さに驚かされ、圧倒されるばかりである」
とは、今回の展覧会へ多くのコレクションを提供している丸山繁氏(ギャラリーササーン代表)の言葉である。

糸を織り込む 表現へのプリミティブな衝動 | 渋谷文化プロジェクト

    ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ~

この後、上記の「講座 意外と知らない塩のおはなし」に どっぷり。 
 お土産にお塩もいただきました!
べたつかないにがり塩:公益財団法人塩事業センター

頭が「塩モード」になったところで、常設展示室「塩の世界」
広大な塩田、地下の塩鉱脈の歴史、様々な形の塩の結晶、思いがけない活用法など
これは一回では、見切れませんよ。 また来なくっちゃ!
 → ミュージアムコレクション 「塩」

そして、「タバコねぇ~」と思いつつ入った 常設展示室「たばこの歴史と文化」の面白いこと。
アメリカ大陸から世界中に広まり愛されてきた タバコの世界がそこには繰り広げられています。
江戸時代には 日本人のどのくらいの割合の人が 例の芝居や浮世絵で見るキセルを吸っていたんでしょうか?
詳細はこちらも → たばこの歴史と文化
  
 → たばこと塩の博物館 関連の本
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 2月N響定期は、諏訪内晶子と... | トップ | ジョウビタキの雄は鮮やか »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

講座・実習・TVなど」カテゴリの最新記事