パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

5月N響定期は、フェドセーエフのロシア音楽集

2017-05-20 20:28:00 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2017年5月20日(土) N響 定期公演です。

代々木公園のバラ園に寄り道しましょう。
代々木公園のバラ園を歩く ~ Myブログ「Niwa niha Hana」

満開のバラ園 と 公園の寄せ植え
 

NHKホールの前、新緑がすがすがしい。
 

めも:2017/05/20 SW001SH で撮影


第1861回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

グリンカ/幻想曲「カマリンスカヤ」 → 曲目解説
ボロディン/交響曲 第2番 ロ短調  → 曲目解説
チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36  → 試聴と曲目解説

指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ

フェドセーエフさんが、笑顔で登場!
グリンカの幻想曲「カマリンスカヤ」、出だしの低音の重厚な響きで、コンサートに来てよかった!と 幸せな気分になります。
ボロディンの交響曲 第2番は、よく知っているメロディで始まる色彩豊かな曲。ボロディンってすごい! なんてね。 ♪
そして、チャイコフスキーの交響曲 第4番、意外とN響定期で聞くのは初めて。
おなじみの曲ですが、手元のフィルハーモニーの解説よれば、
『《第4番》は6つの交響曲のなかで唯一、作曲家が作品の標題(構想プログラム)について明らかにしている作品である。・・・』
それを読みながら 曲を聴くと これまでとは全く違って聞こえます。
曲を純粋に自分の耳だけで味わうのもいいけれど、その背景や作曲者の考え、演奏者の意図などを知ると もっと深く鑑賞できますね。
生で聞いた曲を後から TV「クラシック音楽館」の放送で聞くことがありますが、その時の指揮者やソリストの話は大変興味深いです。
ホントは、コンサートの前に その話聞きたかったんだけど! と思うこともしばしば。(*^_^*)♪ 

今回の演奏会も、フェドセーエフさんとNHK交響楽団の息もぴったり。
素晴らしい演奏に拍手が鳴りやみません。フェドセーエフさんがお辞儀をしてお開きとなりました。

5月定期公演の聴きどころ
5月の定期公演は、ピンカス・スタインバーグ(1945年生まれ)とウラディーミル・フェドセーエフ(1932年生まれ)が登場。
2人のベテラン指揮者が、民族色の濃い作品を披露する。
スタインバーグは、2005年以来12年ぶりのN響来演。円熟味を増しての久々の共演に注目が集まる。
逆にフェドセーエフは、2013年にN響初登場。4度目の定期出演となる今回は、急速に深まるコンビネーションを反映した、練達の名演が期待される。

Cプロはフェドセーエフ十八番のロシア音楽集
フェドセーエフが指揮するCプロは、十八番(おはこ)のロシア音楽集。
まず「ロシア国民音楽の祖」グリンカの《カマリンスカヤ》は、同国の民族的な音楽(婚礼の歌と踊り歌)を 素 材 に用いた史上最初期の成功作。舞曲のリズムも重要な、ロシアの名匠でこそ聴きたい音楽だ。
次いでボロディンの《交響曲第2番 》は 、ロシア国民楽派を代表する交響曲。
民族的なテイストはもとより、ドイツ的な重厚さ、叙情的な美しさ、華麗な色彩感などさまざまな要素が盛り込まれた傑作であり、フェドセーエフの指揮で味わえるとなれば、これだけでも足を運ぶ甲か斐いがある。
最後のチャイコフスキーの《交響曲第4番》は、「運命」を描いたドラマ性、ロシア的な哀感、ラテン的な明るさを併せ持つ、この大家の交響曲の中でも華やかな一曲。
1974年から40余年の長きに亘わたって“チャイコフスキー”交響楽団(旧モスクワ放送交響楽団)の芸術監督・首席指揮者を務めるフェドセーエフの真骨頂が発揮されるのは、むろん言うまでもない。
フェドセーエフがソ連時代から揺るぎなき活躍を続けてきた要因のひとつは、ヨーロッパでの高評価で証明される格調の高さ。迫力満点の音楽にも気品が滲にじむその至芸を存分に堪能したい。
[柴田克彦/音楽評論家]

このコンサートの放送予定
5月19日(金) 生放送 ベストオブクラシック NHK-FM 7:00pm~9:10pm

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これまでに聞いた、  ウラディーミル・フェドセーエフ&N響 の 定期コンサート
指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ
5月N響定期は初指揮フェドセーエフ 2013/5/18
4月N響定期はフェドセーエフのロシア 2015/4/18
11月N響定期はフェドセーエフとショパン 2015/11/21

グリンカ/幻想曲「カマリンスカヤ」 N響定期では、今回初めて聞きます
ボロディン/交響曲 第2番 ロ短調   N響定期では、今回初めて聞きます
チャイコフスキー/交響曲 第4番 ヘ短調 作品36 えっ、N響定期では今回が初めて。


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