パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

◎「時代を駆け抜けた女性たち」展へ

2016-03-26 20:23:00 | ぐるっとパスでアート展へ
ぐるっとパス 2016/2/1~3/31

後期企画展 「時代を駆け抜けた女性たち」
「布絵で描く『おくのほそ道』-山鹿文子の布絵の世界-」

芭蕉記念館 2015年12月23日(水・祝)~2016年4月24日(日)

それぞれの時代を強く生き抜いてきた女性たち、
芭蕉門下の俳人・河合智月や度会園女、白蓮事件でも知られる歌人・柳原白蓮から、『放浪記』、『浮雲』等の代表作を持つ作家・林芙美子まで、
当館所蔵の女性たちの俳諧や短歌等の各資料を展示します。

 同時開催=「布絵で描く『おくのほそ道』-山鹿文子の布絵の世界-」
 布絵で再現された『おくのほそ道』の中から、34点を展示します。
味わい深い布絵と、『おくのほそ道』のコラボの世界をお楽しみください。

3/26 行きました。
館内に入ると、そこは俳句の世界

芭蕉記念館 「時代を駆け抜けた女性たち」ポスター


芭蕉記念館看板、立派ですね。


3階に上がると、芭蕉関連の展示があります。

「芭蕉の旅姿」展示


2階の展示室を見下ろす、ショーケースの屋根が凝ってますね。


2階に、今回の展示が並んでいます。

最初は、俳句の世界に馴染めず違和感がありましたが、
ゆっくり見ていくうちに、しっくり良さが伝わってきます。

「布絵で描く『おくのほそ道』-山鹿文子の布絵の世界-」は、
繊細なもの、大胆なものなど、日本画や浮世絵とも違う 俳句と絵の世界が描かれていて面白かった。

「時代を駆け抜けた女性たち」は、
それぞれの女性のエピソードなどがわかるような展示なのかと思ったら、予想とは全然違いました。
登場する人物は、鎌倉時代から近代まで、当館所蔵の女性たちの俳諧や短歌等が、展示されています。
掛け軸に飾られた俳句や短歌は、古いのとあまりにも達筆なので読めません・・・。
 まぁ、解説と目録にちゃんと書かれているので、大丈夫。

俳人の多くは知らない女性だけれど、淀君などの歴史上重要な人もいます。
どういうふうに「時代を駆け抜けた女性たち」なのか、もう少し解説を工夫すると もっと興味深い企画になったのでは!

与謝野晶子と与謝野鉄幹、柳原白蓮と宮崎龍介などのカップルの色紙が並べて展示してあるのは、すごく面白かった。字だけで見ると、似た者夫婦や違う個性が惹かれ合った夫婦など、会話の風景までもが想像されます。

 淀殿筆
  あわれ人今日の命をしらませばなにはのあしにちぎらざらまし

1Fで芭蕉記念館の設立と芭蕉の生涯のビデオを見ました。
30分ぐらいはあったでしょうか、見応えのある内容の濃い映像でした。

建物の外は、緑あふれるお庭です。

芭蕉記念館の庭と入口


庭の木など要所に俳句が飾られています。



芭蕉記念館門 


芭蕉記念館外観


めも:2016/03/26 CX2 で撮影

 
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