パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

5月N響定期は初指揮フェドセーエフ

2013-05-18 19:01:00 | N響定期演奏会
N響定期 コンサート

2013年5月18日(土)N響 定期公演です ♪

コンサートの前に 明治神宮へ散歩に行きました。
 (詳細と写真は後ほど。)

NHKホールの前も緑がいっぱいです。


第1755回 定期公演 Cプログラム → 機関誌「フィルハーモニー」

 ショスタコーヴィチ/交響曲 第1番 へ短調 作品10
 チャイコフスキー/弦楽セレナード ハ長調 作品48
 ボロディン/歌劇「イーゴリ公」から「序曲」「ダッタン人の踊り」
   指揮:ウラディーミル・フェドセーエフ <== 楽しみ ♪

素晴らしい演奏でしたね ♪
ショスタコーヴィチの交響曲 第1番は、なじみがなかったけれど面白い曲でした。

なんといっても圧巻は、チャイコフスキーの弦楽セレナードの出だしです。
厚みがあってよく響く弦のアンサンブルは、N響も思う存分演奏していて心地よかった。

ボロディンの「ダッタン人の踊り」は、よく耳にしていてフレーズも知っているようでも
じっくり聴くとまた新しい魅力がありました。
指揮者とオーケストラが、一体となった迫力ある美しい演奏を楽しみました。♪

フェドセーエフさんは、小柄で若々しく、指揮台に上がる時の一歩をスキップするような仕草が、ちょっとユニークで好印象。

    ♪ ---- ♪ ---- ♪ ---- ♪

 ウラディーミル・フェドセーエフ(Vladimir Ivanovich Fedoseyev)さんってどんな人? → Wikipedia
 1932年、レニングラード(現サンクトペテルブルク)生まれ。
 現代ロシアを代表するマエストロとして尊敬されている。
 NHK交響楽団とは 今回が初共演

 ドミートリイ・ショスタコーヴィチ(Shostakovish)→ Wikipedia  

 アレクサンドル・ボロディン → Wikipedia

 N響ライブラリーより → ダッタン人はどんな踊りを踊ったか
 ~ 遊牧民たちの戦いの歴史に思いを馳せて (黒川祐次)

これによると、「ダッタン(韃靼)人の踊り」は、原題「ポロヴェツ(ポロヴェッツ)人の踊り」で、
ダッタン人とは言わず、ポロヴェツ(ポロヴェッツ)人と呼ぶらしい。
ポロヴェツ(ポロヴェッツ)人は、初めて聞く名前なので、更に調べると
 キプチャクにたどり着いた。 → Wikipedia
 トルコ系の遊牧民族で、定住せずテントで生活し、騎馬と弓矢に巧みで精悍な兵士。
 11世紀頃ヴォルガ川方面から黒海沿岸のステップに進出していく。
 1170年 - 1180年代に、ルーシに侵攻し、イーゴリ公の軍と戦う。
 1185年、ポロヴェツ討伐に向かったイーゴリ公は、ポロヴェツの首長コンチャーク汗の捕虜になってしまう。
 1200年代になると ポロヴェツはモンゴルの侵攻に降伏し、やがて彼らと同化していった。

さて、あえなく捕虜になったイーゴリ公の遠征だが、
後に 『イーゴリ軍記』として古代ロシア文学の最高の作品となり、
ヨーロッパ中世の武勲叙事詩の『ニーベルンゲンの歌』や『ローランの歌』と並び称される。
 

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