パそぼのあれこれフリーク:Part2

2022年5月にAutopageブログ「パそぼとベルルのあれこれフリーク」から引っ越し、同じ内容で書き続けます。

9/22 特別展「化石ハンター展」6:「アウト・オブ・チベット」説と哺乳類

2022-09-25 09:00:00 | カルチャー・フリーク
2022年 国立科学博物館のイベント ~ 恐竜、哺乳類、古代生物、発掘!!
 ⇒ Myブログ:特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」へ行こう!


ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念
特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」

国立科学博物館 (上野)
2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)

マグネット

9月22日 行きました。 すごく面白かった!

 → 第1章 伝説の化石ハンターの誕生

 → 第2章 アンドリュース、ゴビ砂漠への探検!

 → 第3章 アンドリュースに続け、世界の恐竜ハンター

 → 第4章 アンドリュースが追い求めた哺乳類の起源

 → 第5章 挑戦の地、チベット高原へ

 → 第6章 第三極圏の超大型獣に迫る (ここです)

 → 第7章 次なる化石ハンターとなる君へ

特別展「化石ハンター展」では、恐竜よりも哺乳類が主役のようです。

さぁ、国立科学博物館へGO!!

 ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~ ☆ ~ ~ ~

第6章 第三極圏の超大型獣に迫る
地殻変動でせり上がったヒマラヤは高くなった分気温が下がったため、温暖な周辺より寒冷化し、生物も環境に適応した。
その後、地球全体が寒冷化すると、ヒマラヤの生物たちは地球全体へと広がっていった。

第三極圏、初めて聞く言葉です、なんとも、壮大なロマン。
新しい学説「アウト・オブ・チベット」が、会場で繰り広げられます。







「アウト・オブ・チベット」説とは


まずは、チベットケサイの展示、本展の目玉です。



チベットケサイ 全身骨格、カッコイ!




チベットケサイの親子が、なかなか良かった。

左から 頼りになる骨のおとうさん、毛深い子供 と 優しい眼差しのお母さん


チベットケサイの子供 「ちべたん」


研究者の展示へのこだわり


会場を進むと、

新説「アウト・オブ・チベット」説の証拠 が勢揃い



新説「アウト・オブ・チベット」説の証拠 2
プロトオービス (原始的なヒツジ)


プロトオービスの骨質の角(洞角)


新説「アウト・オブ・チベット」説の証拠 3
チベットユキヒョウ


チベットユキヒョウ 最も古いヒョウ属




新説「アウト・オブ・チベット」説の証拠 4
チベットザンダギツネ


チベットザンダギツネは、ホッキョクギツネと近縁


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極寒環境を生きる動物たちの適応具体例
山岳地帯での活動、防寒対策と高地(低酸素環境)適応



現在も極寒の地で暮らすヤギとヒツジの仲間
バーラル、ターキン、ヒマラヤタール



めも:2022/09/22 PowerShot SX730 HS で撮影


本展に行く前に You Tubeで内容を下調べしておいて良かったです。
それでも、ちゃんと理解できてるわけじゃないので、肝心なところを見逃しているかも知れません。
帰宅してから、パネルの説明などを読みながら、写真を整理しました。
もう一度 行けたらいいな!

古生物学者や化石ハンター って ホント ロマンがありますね。
さらなる発見や研究の進展が 楽しみです。(*^_^*)♪


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次は、会場のはじめに戻り、一廻りしてから 第2会場へ行きました。
 → 第1章 伝説の化石ハンターの誕生

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ロイ・チャップマン・アンドリュースの中央アジア探検100周年記念
特別展「化石ハンター展 ~ゴビ砂漠の恐竜とヒマラヤの超大型獣~」

国立科学博物館 (上野)
2022年7月16日(土)~10月10日(月・祝)

主催 国立科学博物館、日本経済新聞社、BSテレビ東京

Twitter 【公式】化石ハンター展@kasekihunters
Facebook 化石ハンター展@kasekihunters · 科学博物館
チラシ PDF


展覧会の概要
冒険の旅からすべてがはじまった
アメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュース(Roy Chapman Andrews、1884-1960)が、1922年に大規模な調査隊を編成してゴビ砂漠へ探検を開始してからちょうど100年。
本展ではこれを記念し、古生物学史上重要な、「中央アジア探検隊」の成果 を紹介します。
また、アンドリュースに大きな影響を受けた古生物学者たちの研究により明らかになった氷河時代における哺乳類の進化に関する 「アウト・オブ・チベット」説 を紹介。
その説を導き出す証拠となった 「チベットケサイ」の全身骨格復元標本 を世界初公開します。

見どころ
1) 著名な化石ハンター、ロイ・チャップマン・アンドリュースがゴビ砂漠で発見した恐竜や哺乳類の研究成果を、標本や映像とともに紹介します。
恐竜の卵化石や、史上最大の陸生哺乳類「パラケラテリウム」、史上最大の陸生肉食哺乳類「アンドリューサルクス」などの標本(複製)を展示します。

2) 世界初公開「チベットケサイ」の全身骨格復元標本や生体復元モデルを展示。
チベットケサイや、チベットユキヒョウ、プロトオービスなどの哺乳類が、
北極圏よりも先に寒冷環境となったチベット高原で寒冷気候に適応し、
氷河時代に各地に放散したとする「アウト・オブ・チベット」説を紹介します。

3) 本展の監修者の日ごろの活動や「研究者になろうと思ったきっかけ」などを紹介、次代の化石ハンターを目指す子どもたちに向けてのメッセージを発信します。

「化石ハンター」とは、地層の中に眠っている化石を探す挑戦者です。
本展では、20世紀前半にゴビ砂漠を探検し、化石発掘を行ったアメリカ自然史博物館のロイ・チャップマン・アンドリュースや、
アンドリュースに続きゴビ砂漠で化石発掘を行った様々な古生物学者、
アンドリュースが発見しその後不明となっていた発掘地を再発見し、さらにチベット高原における哺乳類の新たな進化史解明に挑む研究者など、
抜群の行動力で貴重な化石を発掘・研究する人々を「化石ハンター」と呼び、その活動や成果を紹介します。


You Tube 特別展「化石ハンター展」CM(60秒)

You Tubeで、特別展「化石ハンター展」を検索 開催に関わった研究者の話を聞くこともできます。

 → You Tube トークセッション「化石ハンターからのメッセージ~古生物をどのように見て、楽しむべきか」

木村由莉先生(国立科学博物館 地学研究部生命進化史研究グループ 研究主幹/本展覧会の総合監修者)
冨田幸光先生(国立科学博物館 名誉研究員/本展覧会の監修者)
小林快次先生(北海道大学総合博物館 教授)

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恐竜展など ⇒ Myブログ:「恐竜 ファンタジー」

こちらも見てね。
 ⇒ Myブログ:◎科博の思い出記録:2007~2014年~2019年
 

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