秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

適温は・・・その2

2020-04-26 11:22:27 | ソメワケササクレヤモリ
保温箱の作り方は・・・

本格的にやる場合設計図を作成して寸法を決め作るということになると思います。
参考までに1820ミリ×910ミリの合板があれば900×450の所謂90センチ水槽
サイズのものを作ることが出来ます。全面上下にレールを取り付けアクリル板かガラスで
引き戸を取り付ければ完成です。背面と底面にサーモスタットを繋いだヒーターを設置し
底面は直接ヒーターが当たらぬように簀の子等を引くと完成です。照明器具を取り付ける
事が出来ると更に良いでしょう。でもやはり大がかりなものになりますね。
私が薦めるのは最近DYで入手しやすいプラダンを今使用している棚などに貼り付けて
簡易保温箱を作ることです。寸法を測ってDYでカットしてもらえば作業は楽なものとなります。
全面以外を両面テープを使いプラダンを貼り付け全面は厚手のビニール(温室に使用する
ものやエアーマット等)を垂らせば完成です。小さな隙間があるときはあるときは養生テープ
等で塞ぎます。この時ガムテープを使うとのりの部分が緩みベタベタとなるので使用するもの
の特性をよく調べておくべきです。器用なかたは前面を引き戸式にしても良いでしょう。
それと当たり前のことですが温度計は必ず設置します。
観葉植物に使う温室を使っているかたもいるようですが冬場は全面以外の面をエアーマット
等で覆うだけで保温の効率が良くなります。ただ底面の断熱が今ひとつなので断熱材を
敷いた上に薄手のベニヤ板等を置いて使用すると保温効率が良くなります。
昼夜の温度差がつけづらい場合は無理にしなくても大丈夫です。極端なところ26度をずっと
保っていても飼育上問題は起きません。

適温は・・・

2020-04-26 10:37:20 | ソメワケササクレヤモリ
高温にも低温にも強い種ではあります。その中でどのあたりがよいかというと。

具体的に数値で出せば昼28度で夜は24度。そこまでうるさくはありませんが
一つの目安として欲しいと思います。最近はクレステッドゲッコーを飼育して
いる方が多く見受けられます。この種と同じような温度設定であればまず問題が
起きることはありません。
問題はヒョウモントカゲモドキやニシアフリカトカゲモドキの延長で飼育された
場合、同じ感覚で飼育すると上手くいかないことがあります。理由はこの2種類
と比べた時、明らかに温度が高すぎるからです。ヒョウモンやニシを飼育している
温度を室温にしてメンテナンスをした場合暑過ぎて不快な環境です。
しかも底面からプレーヒーター等で強く保温をされれば脱皮不全の原因になります。
この種は緩く空気を暖めて飼育するほうが適しています。飼育者が長袖のTシャツ
一枚で快適に過ごせるような環境が理想的です。近頃はDYで様々な材料が入手
出来ますから簡単な保温箱を作成すれば飼育はずっと楽なものになります。