秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

脱紛れした!と小さな声で叫びたい。

2020-05-31 19:29:25 | マルメヤモリ
2頭目が孵化してから数日後・・・

さらに2頭のアサギマルメヤモリが無事に孵化しました。1頭目と比較して微妙に大きく
感じられます。恐らく孵化直後のイエコオロギを捕食できそうです。
私はトビムシ類は繁殖させていないのでコオロギ以外の餌ですとホソワラジムシの幼体や
ワックスモス、マダラシミのケージで勝手に殖えているチャタテムシ(?)等を与えていますが
何とかなりそうです。偏食する傾向が少ないようですからその点だけは安心できるようです。

まずは孵化さえしてくれたら・・・とは思いつつ。

2020-05-27 22:19:46 | マルメヤモリ
アサギマルメヤモリが今朝孵化しました。本来であれば3頭目!ということでしたが・・・

私の失敗で2頭目の卵を割ってしまいようやくこの個体で2頭目ということになりました。
正直な気持ち現在の孵化率は情け無いところではありますが親個体の栄養状態が宜しく
なってようやく結果が出始めたと言えそうです。相手が小さいですから脱水を常に疑いつつ
しっかりと吸収できる餌を与えなくてはいけない種だと感じました。
アオマルメヤモリと比較すればやや温和で扱いやすい種ですが誰にでもお勧め出来る
種ではありません。
要は孵化した幼体のための餌を準備を怠らなければ問題は起きることは無いのです。
でもそれが出来ていればアオマルメヤモリとて悲劇に遭うことは無かったのでしょうね。
しかし水滴が大きく映るものだと。

違いがわかりますよね。

2020-05-26 21:36:27 | ソメワケササクレヤモリ
ホワイトのチビとチタニウムホワイトのチビ。

こうやって一緒に画像を撮ったことがありませんでしたね。成長してしまうと一瞬違いが
わかりづらくなりますが幼体の時ははっきりと違いがわかります。ラベンダーカラーは
アネリスリスティックの印です。はっきりと言ってしまえばこの種は日本において消耗的
にしか飼育されていません。私がこの品種を維持しなければ終わりになるでしょう。
匙加減はそう簡単ではないかもしれません。しかし自身が作り出したものは自身でしか
維持出来ないのでしょうから続けるのみです。

ミールワーム飼育その後 追記 

2020-05-25 20:42:47 | 飼育設備
初夏を思わせる陽気になるとミールワームの成長も加速します。

親個体が産んだ卵は非常に小さく肉眼では確認困難です。ケージの底に糞がこびりついたような
ものがあれば確実に産卵しています。気がつくと糸くずのように小さな幼虫が確認できるように
なります。私はこの地点で成虫を他のケージに移動させます。小さすぎる幼虫は相当細かい目の
篩でも上手に糞と分離しづらいのでしばし成長するのを待ちます。30番メッシュで篩をかけられる
まで育てばメンテナンスは楽なものとなります。コツはケージ内を乾燥気味に保ち続けることで
成虫の糞がたまりすぎないうちに移動させることでしょう。水分補給を兼ねた野菜類はしっかりと
水気を切り、少量をまめに与えるようにします。
餌昆虫の飼育は生体の飼育と同様の奥深さがあります。ちょこまかと手間をかければ返ってくる
ものを感じ取れるようになれるような気がしてならないのです。



枯れゆくも・・・

2020-05-24 16:13:44 | ソメワケササクレヤモリ
ソメワケササクレヤモリ(Paroedura picta)コーラルアルビノの雄。

今月で6歳になりました。若い頃のみずみずしさは無く少し体色もくすみ気味。背骨の
輪郭が目立つようになってきました。
我が家でソメワケを本格的に再開した翌年に産まれた個体ですから思い入れは沢山
あります。ここからたくさんの子孫を残しアルビノの遺伝子を検証してもらいました。
今年は繁殖に使わなかったけれどゆっくりと休んでもらいたいものです。
アルビノ品種の繁殖は彼の子孫が今年も頑張ってくれるでしょう。品種の維持を考えて
今年も細々と殖やすことにしましょう。あくまで商品の量産が目的ではありませんしね。