進化と完成形

昨年はトライストライプ品種復活に向けてあれこれとやってみました。そして今年は
アルビノトライストライプ作出の下地が出来つつあります。

副産物としてこのような個体が出現します。個体差を楽しみつつの繁殖は意外と
興味深いものでした。最終形のビジョンは自分の中で見えていますが途中経過で
得られる情報は誰からも聞いたことがないものであったことは事実です。
殖やして初めてわかる事があります。来年もそれを目指したいですね。
思い返せば今年も沢山のかたと会うことが出来ました。そして２０２４年が皆さん
にとって良き年になることを祈念しつつ静かに新年を迎えたいと思います。
今年一年本当にありがとうございました。

65点?！

昨年後半から本当に少数ですがアルビノアベラント品種が孵化しています。

少々わかりづらいですが理想に近づいた個体が少し前に孵化しました。ラダーバックまで
もう少しといったところでしょうか。個人的には６５点ぐらいかと思います。
先日この品種についていろいろとお話しする機会がありましたが過去に１頭だけ輸入された
トランス品種のトライストライプを復活させたいものですね。

副産物は・・・楽しんじゃいましょう！

ホワイト品種を維持しつつ繁殖させていると時折ですがこのような個体が出ます。

画像の状態はフラッシュアップしているのでメリハリが効いています。
この模様は恐らく遺伝しないと思います。何故かといいますとホワイト品種は模様が
細くなる傾向があるからです。一点物(？)として個体差を楽しむには良い個体かと私は
思います。ノーマル個体の千差万別の模様もこれに通ずるものがあると感じています。

成長しています。

昨年生まれのアルビノアベラントです。

生後約半年が経過し今のところは問題無く成長しています。昨年後半からワイルドの
F１個体がそこそこ孵化した中に乱れた模様の個体が現れましたがやはり違います。
アルビノトライストラプは取り敢えずの目標ですがそこに至るまでにどんな個体に
会うことが出来るのでしょうか。私は未知の領域に踏み込むことが昔も今も何より
楽しいのです。

感動を忘れる時はありません。

孵化の瞬間を目撃することは本当に稀です。

それがどんな品種であっても感動せずにはいられません。そして孵化してくれた個体が
健康に育ってくれる事を願うだけです。思わずようこそと声が漏れる時ですね。