秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

暑苦しい。

2021-07-23 16:29:44 | ゴナトデス
梅雨明けと同時に暑い日が続いております。水分はしっかりと摂取しなければなりませんが
摂り過ぎは胃腸の動きが悪くなるようで中々バランスよくいかないものです。

画像の個体は昨年生まれのゴシキゴナトデス(Gonatodes ceciliae)です。この個体は
発色するスピードが緩やかで当初は地味なままかと思っていました。この種の魅力は
暑苦しいまでのど派手な体色です。最近はワイルド個体の入荷が無く少々、維持が
不安定になっているのでここが堪え所だと感じているのです。

アルビノ品種を殖やすという事。

2021-07-19 22:16:54 | ソメワケササクレヤモリ
遺伝子の関係上なのかどうか私は知りませんがこの種に関してアルビノの
雌が出づらいということは何度か綴りました。

したがってヘテロアルビノの雌個体は重要なものとなります。勿論アルビノの雌が
確保出来ればそれに越したことはありません。しかしアルビノ同士の交配を続ければ
性比は大きく雄に偏ります。維持というものを考えればどちらを選ぶかは明白です。
私個人の考えとしてはアルビノ品種にザンティック要素はいりません。つまり黄色の
強いアルビノは不要です。以前、遺伝子検証のためにコーラル血統とアメリカ由来の
アルビノを交配しましたが中途半端な色になってしまい本来の色に戻すのに苦労
しました。また黄色の強いタイプでスノー(アルビノ+アネリスリスティック)を狙うと
すれば所謂イエローゴーストと称されるものになってしまいます。私が目指すスノーは
あくまでも黄色が差さず幼体はラベンダー色の個体です。
ただし、単純に黄色の強いアルビノを固定していくのもそれはそれで面白いことだとは
思います。要は自分が理想とするものに向かっていく姿勢が大事ということです。
画像の個体はヘテロアルビノの雌です。濃い地色に霜降り模様が入りますからこれが
アルビノになればはっきりとしたコントラストになることでしょう。

ストライプにもに拘りがあっても良いかと。

2021-07-18 09:39:49 | ソメワケササクレヤモリ
ピンストライプと言えるような細いラインの個体は勿論ワイルドでも存在します。
この場合明るい体色の個体が多いように感じます。

ホワイト品種を作出するに当たって自然とピンストライプの個体が増えていきました。
体色よりもこの特徴の方が先に出ていたのは事実です。その反面縁取りがクッキリした
個体への憧れも強いものとなりました。しかし固定出来ているとは冗談でも言えません。
確かにこの画像のような個体同士を交配すれば何頭かは当然ですが親の似た個体は出現
します。一点ものと割り切ればそれまでなのですけど。確実でないから面白いというのも
アリです。しかし自分の手から放すようなときは充分過ぎるほどの説明が必要かもしれません。
因みに画像の個体はチタニウム品種でこのような縁取りのあるストライプの個体はストライプの
周囲が薄墨色になる場合が多いようです。墨絵のような体色は味わい深いと思うのは私だけで
しょうか。

縁あって

2021-07-05 20:41:53 | イシヤモリ類
我が家にやってきました。

ウィリアムスイシヤモリ(Strophurus williamsi)です。マツゲイシヤモリやキスジと
比べるとやや地味に見えるかもしれません。しかしフォルムの良さと他には無い
トゲトゲ感はシックな体色ととても合っています。まずはじっくりと大きくなって
いただきましょう。