秋海棠粗雑な日々

飼育している爬虫類を中心に紹介していきたいと思います。

空気が読めるようで。

2024-03-23 10:06:23 | オカメインコ珠玉ちゃん
オカメインコが幼児程度の知能を持っている事は知っておりました。

当たり前のことですが彼らは一羽になることが嫌いです。ですから出掛ける時は
機嫌をとりつつ騙しながらカゴに入ってもらいます。
その日は朝の放鳥時間が余りに短かったせいかもしれません。此方の呼びかけに
全く反応してくれないことがありました。手を差し伸べても取り敢えず乗っては
来ますが軽く噛み付いてさっと飛んで行ってしまいます。
繰り返すうちに噛みつく力が徐々に強くなってきました。完全に怒っています。
以前も嫁と出掛けようとした時にですが部屋着から外出用に着替えたことを理解
しているようでカゴに入ってくれない時がありました。
彼の行動は時に笑ってしまう事もあれば感心することもあります。画像の背中には
寂しさを表現しているように思えてしまいますね。

最後の一枚

2024-03-06 16:32:56 | オカメインコ珠玉ちゃん
私が住んでいるところは昨日雨降りでした。夜半に起きた折に何気なくカーテンを
開けると雨から雪に。
積もらないとよいのだけどなどと勝手なことを考えつつ再び眠りに就きました。

翌朝は再び雨降り。僅かばかり残った雪はすぐに溶けてなくなりました。そんな中
用事があって車で出かけたところ河川敷の柳から新芽が吹いていました。3月に
入ってお世辞にも暖かいという日がありませんでしたが季節は確実に春に向かって
いると気がつきました。
帰って部屋で愛鳥と仕事をしているとはらはらと落ちていくものが。幼体斑が残った
最後の尾羽根でした。先日、愛鳥の爪切りをお願いしているかたからずいぶんと大人
の体型になりましたねと言われ何時この羽根が抜けるのかと嫁と話していました。
思い返せば我が家に来てもらったときは安全のために風切り羽根を切ってしまった
せいであちこちにぶつかって折れたりすり切れたりして残った最後の一枚でした。
だからという訳でありませんが急に彼が凜々しく見えるような気が一瞬したのです。
早く暖かくなるといいねえなどと話しながら。

確実に緩やかに

2024-01-12 09:24:07 | オカメインコ珠玉ちゃん
先日いつもどおりイジイジとヤモリたちの世話をしていたところ嫁さんが部屋に
入ってきました。

手には珠玉の長い尾羽根が。少し前に生え替わったような気がしていたので驚きながら
まじまじと眺めました。表裏の色が随分と違うのはわかっておりましたが並べてみると
その差がよくわかります。購入先からニュージーランド系の個体は黒色が強く出る傾向
がありますと説明をもらいましたが副産物的に出たノーマル(何らかのヘテロ遺伝子を
持った)個体とは少し違うのかもしれません。とはいってもまだ尾羽根には幼体斑のある
ものも残っています。こちらがすべて生え替わる日を楽しみに待つ日々です。

伴侶

2023-12-02 14:50:35 | オカメインコ珠玉ちゃん
近頃は終活なんぞという言葉をよく聞くようになりました。実際私も意識して
いることは事実です。

カメの幼体を見て可愛いと思いつつも彼らの寿命を考えればとても飼い切ることは
できません。自身の年齢と伴侶的動物の寿命を考えれば犬猫がぎりぎりかなと思い
ましたが住まいの間取りのことを考え諦めました。もっとも猫に関しては一番好きな
生き物ですが過去に天寿を全うした子がいたのでそれである意味満足しているのかも
しれません。嫁さんと一緒になったときアルビノのオカメインコを飼っていました。
しかしカゴを落下させるアクシデントで失ってからは鳥を飼育していませんでした。
考えてみれば私が子供の頃は常に鳥がいた時期がありました。ブームだったのでしょう。
小鳥屋なる店があちこちにありました。そして考えた末、約一年前に画像の子をお迎え
しました。今は鳥飼育に関しても取り巻く環境が変わりました。良く言えばまともに
飼われるようになったと思います。刷り込みを利用したいわゆる”手乗り”は決して良い
とはいえませんが同じ環境で生活するとすればそれも有意に働く場合があります。
ただし篭の鳥状態の飼育は避けてなるべく飛ばすように心がけています。飼育当初
お世話になっている獣医さんや仲間にも胸筋を鍛えるアドバイスを受けました。
最初は臆病で甘えん坊でびびり屋さんでしたが少しづつ度胸もついてきたようです。
体格こそやや小さいのですが野生色に近い体色で力強く飛ぶ姿には成長を感じます。
爬虫類飼育者としてのノウハウをこの子の飼育に生かしつつ共に生活していきたい
ものですね。