挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「シバトラ」と「モンスターペアレント」

2008-08-20 00:22:58 | ドラマ・映画
「シバトラ」

コミック原作のシナリオ化に定評が出ているシナリオライターでも、やはりコミックのシナリオは難しいと感じさせるドラマだ。

数回で完結させる形態のドラマのため、連ドラでなれたシナリオライターにとまどいがあるのかもしれない。

今日のストーリーで面白く見せる方法は、主人公のキャラクターから思いつかない。

ありえない主人公で、覚せい剤の話しなら全国規模の暴力団にまで話しを膨らました方が話しは作りやすかったように思えるが、だからと言って面白くなるとも思えない。

とするとこのコミックを実写化するのが既に無理があったと思える。

個人的には実はコミックのドラマ化はシナリオライターをダメにする要因に思えているので、テレビ局のプロデューサーにはそろそろ企画化はやめて欲しいと思っている。

こうもコミックに頼るのはライターの企画力不足が原因なのだろうか。

だとしても、コミックの実写化は視聴者離れを加速させるだけということに気付いて欲しい。

理由の一因はフィクションが強調されてしまうことにある。つまり、ありえないことを見る側に気付かせてしまうということだ。

オリジナルドラマに回帰する動きがもう少しあってもいいと今週のドラマを見ていると考えてしまう。


「モンスターペアレント」

しばらく振りに佐々木蔵之助と米倉涼子が絡んできて、後半の方が面白いドラマになった。

だが、最後は弁護士ものにしてしまうのだろうか…予告編ではメインは通常の「モンスター」そして、サブストーリーとして佐々木蔵之助の話しと分けてラストに向かう展開だ。

このドラマは最初佐々木蔵之助と米倉涼子の組合せで面白く進んでいたのが、途中から平岡君にいつの間にか代わってしまったのが痛かった。

あちこちのドラマに佐々木蔵之助が出ているため、スケジュール調整の問題でポジションがすり替わったと予想しているが正解かどうかは分からないが。

ただ、最後は佐々木蔵之助と米倉涼子で締めるようだ。もっとも、そうでなければこのドラマ面白く終われないとも思える。

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