布団を干そうとした7/12の朝,雑巾がけをしていると緑色の生き物が居た。
カマキリの子供だった。
熱心に他の昆虫,おそらくはテントウムシを食べている様子だった。
カマキリは,幼少時から自宅近辺に居る。どこで繁殖しているかわからないが,あの独特の卵塊を発見したこともある。
カマキリは,最後にオスがメスに食べられる。そしてメスはさらに滋養をつけ,立派な卵を産む。
その成果が,こうした成長過程の子どもたちだろう。
アゲハチョウの幼虫,カマキリ,たまにヤモリなど,意外に生き物がいる東京。
そんな嬉しさと同時に,いじらしいと思う。
健気だとも思う。
ガンバレ,カマキリ。
テントウムシの方がはるかに多いのはわかっている。GWのメトロリバーなど,嫌なほどテントウムシとアブラムシを観ていた。なぜか心を動かされなかったので撮影しなかっただけである。ナナホシテントウなんて珍しくもなんともないと思っているのであろう。
そして,生態系の実際を,振り返ってみれば子供の頃から実体験があったのだと改めて思う。