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週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

下を向いてる暇はない!

2020年08月16日 | アルビレックス新潟

昨日(15日)のアウェイ岡山戦は、0-1の惜敗、いや完敗でした。連勝ならず!

今季2敗目、9試合ぶりの敗戦、今季初の完封負け、2度目の無得点試合…であります。ファビオをケガで欠き、至恩は出場停止。頼みのロメロはケガで途中交代。期待の新加入・荻原が途中出場するも、まだちーむにフィットはせず。「そろそろでしょ?」「今日こそは!」ボクらの願いも虚しく、マンジーは今節も秘密のベールを脱がず。新太投入も流れは変えられず。好守でゲームを盛り上げた守護神・小島も1点に泣く。

まぁタイトな日程、連戦の疲れ、堅いグラウンド(アルベルト監督談)、過酷な暑さの中でのゲーム、主力の欠場など、厳しい状況下での戦いであったことは間違いありません。だけど、それは相手の岡山だって同じこと。言い訳にはなりません。「負けた」という事実の前では、どんな言葉も水泡に帰します。

さぁさぁ、下を向いている暇はありません。中3日でホーム京都戦。さらに中3日でホーム琉球戦です。今度こそ連勝ですぜ!ホームで連勝して上位に食らいついていきましょう!


あっと言う間の中2日!今日は岡山戦!

2020年08月15日 | アルビレックス新潟

中2日って、ホントあっと言う間ですね。水曜日のレノファ山口との死闘の余韻が抜けきれない状況で、もう今日はアウェイでファジアーノ岡山との対戦です。ボクらはお盆休みで(しかも帰省自粛で埼玉の孫は来ないし)比較的ゆったりと時間を過ごしていますが、選手やスタッフの皆さんはこのタイトな日程は本当に大変でしょうね。

今朝の新潟日報に掲載された先発予想メンバーは、ご覧の通りです。ファビオはケガ、至恩は前節のレッドカードで出場停止。さらに岡山戦後の中3日で連戦となる京都戦、琉球戦を戦い抜くことも見据えて、アルベルト監督もいろいろ考えているんでしょうね。

新潟日報の先発予想では、FWに達也さんが、ボランチには秋山と島田が入っています。DFはこのところ不動の4人ですが、ボクはきっと変えてくると思うな。特に両SBの史哉と新井は、休ませる(もしくは早い時間帯で途中交代させる)ような気がします。だって相当疲れているはずだもの。

ボク的に注目なのは、13日(木)からチームに合流した新戦力、浦和から期限付き移籍で加入した荻原拓也選手です。背番号7の左サイドバック。20歳です。

「自覚と責任を持つためにもこの背番号を希望して、理解していただいたクラブには感謝しかありません。毎試合すべての力を出し切り、チームの勝利に必ず貢献します。」というクラブHPの言葉は、頼もしい限り。モバアルZの映像などからは、早速チームに溶け込む性格のよさもうかがえます。

2019&2020シーズンの「Jリーグ選手名鑑」から、荻原選手の紹介を抜き出してみました。

高卒ルーキー2年目の2019年版には「左サイドを駆け上がる突貫小僧」「疾風のチャリンコ青年(ロードバイクの新車を買ってチャリ通をしていたらしい)」などの文字が、3年目の今年版には「左サイドを主戦場とするが中央や右サイドでのプレーも可能」「速さを生かした縦への突破、強烈な左足シュートが武器」などの記述がありました。年代別代表にも、ずっと名を連ねているんですね。

もしかして荻原選手、今日の岡山戦から、「ベンチ入り」や「途中出場」なんてこともあるかもですね。そのためのシーズン途中での期限付き移籍ですからね。アルビレックスに、また新しい化学変化が起きそうですね。楽しみです。

そうそう。今日の相手のファジアーノ岡山には、濱田水輝選手や増田繁人選手などの元アルビ戦士も在籍しています。元気なのかな?あら。マグは結婚したんですね。選手名鑑を見て発見しました。おめでとうございます!濱田選手は今シーズン全試合フル出場だってさ。チームの中心選手なんですね。

さぁ、キックオフまであと12時間です!今日はDAZN観戦で声援を送ります。頑張れ!アルビレックス!


「アオアシ」に足を踏み入れた!

2020年08月14日 | アルビレックス新潟

サッカーマンガと言えば、多くの世代の方が真っ先に思い浮かべるのは「キャプテン翼」でしょうね。でも少年マンガ「キャプ翼」の連載開始は1981年。このマンガに夢中になった世代は、ボクらよりも10年ほど年下の世代からです。まぁボクらの少年時代には「赤き血のイレブン」っていうサッカーマンガもありましたが、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」ほど夢中にはなれませんでした。テレビ放映は新潟県ではされたのかな?ボクの記憶にはありません。

その後ボクがアルビサポになって、サッカーのいろいろな知識も増えてから夢中になっているマンガが「ジャイアントキリング」です。今もマンガ雑誌に連載中のこの「ジャイキリ」に関しては、「週アル」でも度々記事にさせてもらっています。ちょっと検索をかけただけで、こんなに出てきました。

ジャイアントキリング(2010年4月)
マイブームは「ジャイキリ」!(2010年8月)
3つの「ジャイアントキリング」(2011年2月)
タイとシンガポール(2011年2月)
サッカー小僧、監督になる!(2011年4月)
講談社からのプレゼント(2012年2月)
お前、このままじゃ使えないから、使わないぞ(2012年4月)
ドラゴンボールの次はジャイキリ!(2013年6月)
ビッグスワンをオレンジで埋めつくせ!(2013年6月)
オレンジプロジェクト&さよならロペス!(2013年6月)
バッキーと堅碁(2013年6月)
今日も来た!ジャイアント・オレンジ・プロジェクト!(2013年7月)
新潟日報はえらい!すごい!(2013年7月)
コラボ企画も佳境だ!(2013年7月)
サッカーのある日常(2013年7月)
パッカくんがビッグスワンに!(2019年5月)

この中の2019年の記事「パッカくんがビッグスワンに!」のコメント欄で、「週アル」常連のオレオさんが「アオアシも面白いですよ。もし、読んだ事なければ是非。オススメです(*^^*)」と、「アオアシ」なるサッカーマンガを紹介しいてくださいました。

ただこの時ボクは、超大作マンガの「キングダム」に夢中になり始めたばかりで、「しばらく(単行本最新刊読破まで)は『キングダム』に集中」って思っていました。「アオアシ」に関しては、ボクの「いつか読みたいマンガランキング」に放置しっぱなしにしていました。その後アウェイ・愛媛FC戦で、愛媛と「アオアシ」のコラボを知ったりして、興味はさらに募っていたのですがね。

で、先月ボクは「キングダム」単行本の最新刊58巻までを無事に読了し(ただ「キングダム」の連載は続いているし、映画化第2弾も予定されているし、作者は最近いろいろと世間を騒がせている)、「この夏はいよいよ『アオアシ』か?」って思っていたんですよ。

「安く中古本が手に入らないかな?」と、amazonなどでいろいろ調べていたら、ラッキーなモノを発見しました。

「アオアシ」期間限定・無料お試し版。なんと1巻から5巻までの「アオアシ」が、電子書籍(Kindle)で無料で読めるサービス期間中(8月12日まで)だったのです。

はい。ボクの「Kndle」の本箱に、「アオアシ」1~5巻が揃いました(期間限定だけど)。

いやぁ~面白い!「Jユース」を本格的に取り扱ったサッカーマンガなんて、初めての体験です。しかも主人公・青井葦人(あおいあしと)の出身は愛媛県(八百妻と同郷)ってことで親しみが湧くし(だから愛媛FCがコラボしたんですね)、マンガの舞台である「東京シティ・エスペリオンFC」の育成に対する考え方が、アルビレックスの「メソッド部門」とか是永社長や玉乃GMの言葉なんかを想起させ、とても楽しいです。

これからしばらく、青井葦人(あおいあしと)くんの成長を見守りたいと思います。A代表で戦う「椿大介(ジャイキリ)」からも目が離せないし、天下の大将軍をめざす「信(キングダム)」の成長も楽しみだし、ますます忙しいな。


耐えて掴んだ勝ち点3!

2020年08月13日 | アルビレックス新潟

昨日(12日)行われたJ2リーグ第11節・レノファ山口戦は、序盤2-0と優位にゲームを進めるも、1点差に追いつかれ、しかも後半早々の至恩の退場で数的不利となり、全員で必死に守り切った薄氷の勝利となりました。いやぁ~ハラハラドキドキした。でも勝ってよかったねー。以下に、ゲームのことを思いつくままに書き散らかしたいと思います。ご笑覧を。

まず特筆すべきは、このゲームの主審が田中玲匡氏だったこと。新潟市出身、言わずと知れた田中亜土夢のお兄ちゃんです。「願わくば多少は新潟寄りの判定を…」なんて心の中でこっそり願っていましたが、まさかあんなゲーム展開になるとはねぇ…。最終的には両チームに退場1人ずつ、イエローカードもバンバン出た荒れた試合となりました。

アルビの先発メンバーは、ほぼ前節と同じ。GKにはケガから復帰した小島が入りました。開幕戦以来の先発ですね。ゲーム前のGK練習で小島と藤田が2人で登場した時、日焼けで真っ黒な小島と(おそらく日焼け止めでスキンケアをしている)色白の藤田があまりに対照的で、笑ってしまいました。

あと達也と森俊が、今季初めてサブメンバーに入りました。最後に達也がピッチで躍動する姿を見られてヨカッタですよ。達也選手、まだまだチームに必要な戦力です。これからのタイトな日程の中で、必ず何度も達也選手の力が必要な場面があります。よろしくお願いしますね。

ちょっと気になるのは、SBのゴメスと大本が前節に引き続いてサブにも入っていないことです。中2日行われる岡山戦で先発するためのローテーションならいいのですが、別に理由があるのだとしたら少し心配です。

ゲームは序盤、圧倒的なアルビペースで進みました。パスは繋がる、プレスは効く。ワクワクしながら見ているうちに、17分には中島からのパスを受けた至恩がゴール前で、「ドリブルで切り込むか?」「思い切りよくシュートを放つか?」って思わせておいて、走り込んできたCBのマウロに絶妙のパス。マウロが嬉しい来日初ゴール!これで1-0。

2点目は29分。ピッチのほぼ中央で相手に競り勝った新太が、シルビーニョに絶妙の縦パス。抜け出したシルビーニョがドリブルからシュート!相手GKが弾いたボールをキーパーと追いかけっこのようになったロメロが、一瞬早く足を出してゴール!これで2-0。この時はもうボクらサポーターは、「イケイケどんどん」状態ですよ(心の中でね)。こりゃぁ大量得点いけるぞ~!

ところが前半36分。レノファ攻撃陣にきれいに崩されたアルビの守備陣は、1点を献上してしまいます。レノファはゴール前で中央から右サイドの浮田にボールを回し、アルビは新井が止めきれませんでした。ゴールを決めた浮田の前に、変な奴(名前はヘナン)をフリーにしたのがまずかったな。これで2-1。でもね。まだまだこの時は、「大丈夫!すぐに取り返そう!3点目だ!」4点目だ!」って気持ちだったんですよ。

ただね。少し気にはなっていたんですよね。主審の玲匡さんからアルビは3枚もイエローカードを貰っていたんですよ。シルビーニョと新太と至恩。いずれも攻撃の選手たちです。まぁそれだけ「攻撃陣もきっちり守備をしている」ってことなんでしょうけど、このイエローカードが後半にアルビを試練に追い込みます。

後半に入って開始4分に事件は起きました。レノファが後方で回したパスに至恩が猛チャージ。これがフライングボディアタックとなって、至恩にこの日2枚目のイエローカードが出されました。退場です。残り時間はまだ40分以上もあります。アルビは数的不利の中で、この後の戦いを強いられることになりました。結果的に守り切ったわけなので、「よくぞ耐えた!」ってことになるわけですが、至恩にとっては「いい薬」「高い授業料」ってことで、成長の糧にしてほしいと願っています。

それにしても、アルビは本当によく守り切りました。小島のファインセーブも光っていましたね。そしてやっぱり特筆すべきは中島の頑張りです。1人で3人分くらいの働きをしてたんじゃないかな。本当に素晴らしい選手がアルビに来てくれました。アルビで活躍すればするほどセレッソに戻る可能性が高くなるんだろうけど、中島が「来期以降もこのチームでもっとプレーしたい」って言ってくれないかな。

アルベルト監督もこのゲームでは交代枠5人を全て使い切り、総力戦で戦い抜きました。ロメロ、シルビーニョ、史哉、新太、中島に代えて、高木、島田、田上、矢村、達也の各選手がそれぞれピッチに入りました。交代で入った選手がまた素晴らしかったですね。ボールに食らいつき、身体を張って(時には顔面で)シュートをブロックし、守備に貢献しました。もちろん守備だけではありません。チャンスと見るや一気呵成に攻撃に転じ、ゴールに迫ります。素晴らしかった!

ボクらサポーターは、もう後半の40分間は祈るような気持ちでゲームを見ていました。「頑張れ!アルビ!」「守り切ってくれ!」声には出せないけれど、必死で応援しましたよ。間違いなく「手に汗握るゲーム」でした。

アディショナルタイムに入り「もうラストプレーか?」という頃に、審判の判定を巡って一触即発ってムードもありましたね。ゴール前での矢村のハンドをアピールする山口の選手たち。猛抗議した山口の選手が1人、一発レッドで退場になりました(審判に暴言でも吐いたのかな?)。選手同士もヒートアップ。マウロや舞行龍も相当熱くなっていましたね。ゲーム終了のホイッスルが鳴った後で、不満を表しボールを大きく蹴った山口のGKにも、イエローが出されました。いやはや、こんな荒れたゲームになるとは、全く予想できませんでしたね。

まぁいろいろありましたが、何はともあれ新潟は待望の「勝ち点3」をゲットしました。先制点をあげたマウロも嬉しそうです。

ゲーム後にスタジアムを回る選手たちも嬉しそうです。もちろんボクらも本当にシアワセでした。これで4勝6分1敗で勝ち点は18。2位の徳島との勝ち点差は4。アルビは順位を6位に上げました。

さぁ次は中2日のタイトな日程で岡山戦です。そしてさらに中3日で京都戦、続いて中3日で琉球戦と、厳しい戦いが続きます。とにかく目標のJ1昇格のためには、連勝が必至です。ボクらも気合いを入れて応援しまっせ!頑張れ!アルビレックス!

【追記】全国的にお盆のお墓参りが行われる今日8月13日、ボクは還暦以来2回目の誕生日を迎えました。ちなみに今日が誕生日の有名人には、篠原涼子さん(47歳)、高橋ジョージさん(62歳同い年!)、小西美帆さん(43歳)、伊藤みどりさん(51歳)、戸川京子さん(享年37歳)、入来祐作さん(48歳)、近藤芳正さん(59歳)、えのきどいちろうさん(61歳1つ下)、古原靖久さん(34歳)、杉村太蔵さん(41歳)、近藤浩治さん(59歳)、AKB48宮澤佐江さん(30歳)、太田貴子さん(53歳)、畑亜貴さん(54歳)、水沢亜咲美さん(29歳)、桂枝雀さん(享年59歳)、正司歌江さん(91歳)、樫山文枝さん(79歳)、林家パー子さん(72歳)、佐野浅夫さん(95歳)、 がいます。


20歳になった至恩のゴールに期待!

2020年08月12日 | アルビレックス新潟

3試合連続ドローとなった大宮戦から中3日。今日は早くも11節のレノファ山口戦。さらに中2日で15日(土)のアウェイ岡山戦(12節)ですから、猛暑の中のハードスケジュール。アルビだけでなくどのチームもそうだけど、出場選手を固定化せずローテーションで休ませながらゲームをこなしていく必要があります。ここらあたりから、リーグ戦を長い目で見て計画的に選手起用しているチームと、そうでないチームに勢いの差が出てくるのでしょうね。もちろんアルビは前者であり、これから快進撃が始まると願っています。

さて、今日の新潟日報のスタメン予想はご覧の通り。最近日報の予想は当たらないことも多いけど、今日はどうなりますかね。

予想先発には入っていないけど、ボク的に今日のゲームで最も期待しているのはこの選手であります。

はい。背番号10番。アルビが育てた最高傑作。若きエース・本間至恩選手です。キレッキレのドリブルで相手DFを切り裂き、今日も美しいゴールを決めてくれることを期待しています。上の写真は、先週末の大宮戦でN席裏に掲示されていた、可愛いポーズで決める至恩のボードです。隣で同じ恰好でポーズをとる八百妻と一緒に撮りました。このかわいい笑顔とテクニック抜群のサッカースタイルとのギャップが、何とも言えない魅力です。

至恩と言えば、第7節(7月25日vs水戸)の71分のスーパーゴールが、アルビレックスでは初となる、Jリーグにおいて(J2リーグではないよ)最も優れたゴールを表彰する「月間ベストゴール」 2・6・7月度の受賞ゴールが選出されました。おめでとうございました!

今シーズンの応援旗でも、至恩は最前列中央に位置し、名実ともにアルビレックスの中心選手です。前節の大宮戦から、ビッグスワンの階段に「これでもか!」ってくらいこの応援旗が設置されていました。

大宮戦の翌日の8月9日(日)には20歳の誕生日を迎え、大人の仲間入りをした至恩です。今日のゲームでは、自らの成人を祝うバースデーゴールを期待しています。

【追記】
●J1サガン鳥栖の金明輝監督(39)が、新型コロナウィルスに感染したと発表がありました。金監督は体調の違和感をJリーグ側に報告せずに8日の鹿島戦で指揮を執ったとのこと。感染がJリーグ全体に広がらないことを願っています。
●それに伴ってなのかどうかはわからないけど、今月いっぱいの予定だったJリーグの「上限5000人マッチ」が、9月6日まで延長される方針だそうです。アルビのホームゲームでは、9月2日(水)の長崎戦と5日(土)の磐田戦が追加対象になります。まぁ「生観戦できるだけ良し」と前向きにとらえますかね?


プロジェクトX ~Jリーグ誕生・知られざるドラマ~

2020年08月11日 | アルビレックス新潟

先週のブログ記事で、ボクが読んだ本「日本サッカーに捧げた両足」について紹介しました。この本の著者である木之本興三氏が、NHKの「プロジェクトX」の番組で取り上げられていると聞いて、図書館の視聴覚コーナーでDVDを借りてきました。

タイトルは「わが友へ 病床からのキックオフ~Jリーグ誕生・知られざるドラマ」です。お馴染みの中島みゆき「地上の星」の音楽をバックに、ショートセンテンスでつないだ独特のナレーションで進行する番組は、内容も含めて魅力満点でした。

ボクは木之本氏の著書を読んでいましたので、背景をある程度理解した上でのDVD視聴となり、内容はとてもわかりやすかったです。「あ~本で読んだエピソードだ」なんていうシーンもたくさんありました。

「プロジェクトX」では、木之本氏のJリーグ創設のエネルギーの根源にあった「親友・永井良和氏との友情」を大きく取り上げていました。著書全体の中ではサラッと扱っていた内容ですが、「赤き血のイレブン」(わかる年代の人だけわかれ)のモデルになった元日本代表&元ジェフ市原監督・永井良和氏自身も、何度となく映像に登場し、当時の思い出を語っていました。

今回初めてボクが知ったのは、Jリーグ創設当時の鹿島アントラーズのポジションです。住友金属工業の当時のサッカーレベルと鹿島における町おこし運動、サッカーの神様ジーコをブラジルから招聘するドラマ、そして「住金(鹿島)が成功するかどうかがJリーグ成功の鍵を握ると確信していた」という木之本氏の言葉が強烈にボクの心に残りました。結果、大成功だったわけですからね。

なんかこの夏は、「Jリーグの歴史を勉強する」というのが、ボクの自由研究のテーマになってきたみたいです。今日はアルビとは関係のない話題でごめんなさい。興味のない方はスルーしてください。


帰省自粛(孫娘のオレンジ姿)

2020年08月10日 | アルビレックス新潟

「お盆に里帰りをする」というのは、日本の素晴らしい文化ですよね。ボクはさほど仏教徒であることを自覚しているわけではありませんが、「仏壇やお墓でご先祖様に手を合わせるという行為」に関しては大きな意義を感じると共に、後世に伝えていかなければならない貴重な生活様式だと思っています。

そんな日本の大切な文化を、コロナが寸断してしまうことになってしまいました。都会で暮らす多くの人たちが、故郷への帰省を諦めざるを得ない状況です。これは、1年ぶりに孫と再会するのを楽しみにしている、全国のジジとババの楽しみを奪うことにも繋がります。あぁ!全国各地の多くのジジ&ババたちの、悲しみの声が聞こえます!

わが家でも、毎年長岡祭りかお盆のどちらかに里帰りをしている埼玉在住の息子家族が、予定していた帰省をあきらめることになってしまいました。夏に入り全国の感染者が増加してきたニュースを聞きながら、「大丈夫かね?」「帰ってきてほしいけど、川越ナンバーは目立つかな?」「帰省しても『みんなでお出かけ』はできないよね?」「今年は帰ってこないほうがいいんじゃない?」「まぁ彼らの判断に任せようよ」などと、ボクら夫婦間で何度やりとりがなされたことでしょう。

7月の下旬に「今年は帰省を自粛することにしたわ」と息子夫婦から連絡がきたとき、2歳の孫に会えない強烈な寂しさを感じたのはもちろんですが、心の中でホッとしたのも事実です。「うん、妥当な判断だと思うよ」と息子夫婦に伝えました。

新潟県内でも、10代や20代の若者が県外から帰省してコロナ感染(&家族に感染させる)したケースが報道されています。先日もテレビで、スーツケースを持って帰省しようとしている若者へのインタビュー映像で、「『親が気をつけて帰ってこい』と言ってくれたので帰省します」とか、「祖母の具合が悪いので顔を見せようと思って」などと、帰省者が答えている姿が報道されていました。ボクら夫婦はその映像を見て、「親は『どうしよう?』って子どもに聞かれたら、『帰ってくるな』とは言いにくいよね」「高齢者のお婆ちゃんには接触したらダメだよね」などと話していました。

どうか「お盆帰省でコロナ感染が大幅に拡大!」なんてことにならないことを、切に願っています。

帰省しないことになった息子家族に、女房がいろいろと段ボールに新潟の味を詰め込んで、荷物を送りました。準備していた孫娘へのプレゼントも、その中に入れました。

ボクらが荷物に詰めたアルビドレスを身に纏った、可愛い孫娘の画像がスマホに送られてきました。なんとまぁ!愛らしいこと!残念ながら今年はビッグスワンデビューはできなかったけど、来年はジジとババと一緒にアルビを応援に行こうね~!


シルビーニョ!そこは決めてくれ!

2020年08月09日 | アルビレックス新潟

心配していた雨もそんなに大降りにはならず、涼しい夏のナイトゲームとなった大宮戦。絶対に勝たなければならないゲームのはずでしたが、残念ながら1-1のドローでした。まぁ負けなかったし、アルビレックスのいい面もたくさん見れた試合でしたが、「やっぱりボクらは勝ち点3が欲しい!」って気持ちが募りました。じゃぁゲームを振り返って、思いついたことを羅列しますね。

先発は2トップに新太とシルビーニョ、2列目は右がロメロで左が至恩、ボランチは島田と中島、SBは右が史哉で左が新井、CBはマウロと舞行龍、GKは藤田という布陣でした。「インドの虎」マンジーは、予想に反してリザーブです。あと気になったのは、大本と堀米の2人がベンチ入りもしていなかったこと。疲労の多いSBは完全にローテーションで起用っていうのが、アルベルト監督の方針なのかな?

開始早々に大宮にやられます。まだゲームが始まったばかりの5分、ゴール前にスルーパスを通され、先制点を許します。まだまだ!始まったばかりだよ!これから!これから!

ところがその後も、大宮の華麗なパスワークが目立ちます。藤田のファインセーブ(ん?さわってなかったか?)でかろうじて失点を防ぐ場面も。前半の最初10数分間は、「もしかして今日はホームで大虐殺を喰らうのでは?」って不安な気持ちになりました。ごめんなさい。

前半26分、ロメロが同点弾を大宮ゴールに叩き込みます。至恩のショートコーナーから島田とのパス交換、至恩のゴール前への切り込みがあり、島田がシュート。相手のクリアボールを、ロメロが胸トラップして左足を一閃。ゴールネットを揺らしました。あっぱれ!ロメロ!同点だ!大宮は今シーズン初の前半の失点なんだってさ。

前半終了間際の中島のFKは惜しかったですよね。ポスト直撃でした。あと数センチ、いや数ミリずれていたら、ビューティフルな決勝ゴールとなっていたところでした。セレッソから途中移籍してきた中島ですが、「オレがゴールを決める!」って意欲がボクらに伝わってくるのがいいですよね。新太や至恩に対するライバル意識もあるでしょうしね。

気になったのは、アルビの右サイドです。どうも、マウロ→史哉→ロメロの連係がイマイチなのでは?って印象を受けました。先制点を許した場面でも、マウロと史哉の背後のスペースをつかれた失点だったし、アルビの攻撃が史哉でストップしているように感じる場面も少なくありませんでした。「史哉!そこで前に行け!ボールを戻すな!」って、思わず何度か叫んで(もちろん心の中でね)しまいましたよ。

後半はアルビの攻撃が機能して、いい展開の時間帯が多かったです。だからこそ、チャンスに決めたかった。「シルビーニョ~!」「そこは決めてくれ~!」って大声で叫んだ(もちろん心の中でね)シーンも2回ほどありました。「新井~!そこはパスじゃない!お前が撃て~!」って場面もね。

途中交代で田上、矢村、マンジーがピッチに入り、その後も新潟は何度となく好機を作るも、大宮の好守と審判の不可解な判定に阻まれ、1-1のドローで試合終了となりました。これで3試合連続ドロー。ドローゲームが10試合中6試合ですよ。「負けない」ことはいいことだけど、「勝ちきれない」この状況ではとてもJ1昇格は実現できません。選手が頑張っているのは十分わかっているんだけどね。

ちょっと気になったのは、ゲーム終了後のマンジーのこと。ゲーム後の整列もそこそこにピッチから引き上げ、スタンドの観客へのあいさつ時にも選手の輪の中に姿を見ることはありませんでした。どうしたのかな?審判の判定に腹を立てて?…じゃないよね?

そうそう。大宮戦の前に、新潟市出身で英国ロイヤル・バレエに入団することが決まった五十嵐大地さんの紹介と挨拶がありました。アルビサポの五十嵐さん。「バレエは4歳から始めましたが、アルビサポは2歳からです」「イギリスでも早朝4時とかにアルビの試合を見てました」と、アルビサポをアピール。幼年時代のノザとの2ショット写真も紹介するなど、ボクらアルビサポを喜ばせてくれました。

実はボク、五十嵐さんのご両親とは古くからの知り合いで、毎年いただいていた年賀状で大地さんの成長ぶりを拝見するとともに、小さい頃からさまざまなメディアで取り上げられる姿にエールを送り続けていました。これからも地元新潟出身、アルビサポの世界的ダンサーの存在は、ボクらを勇気づけてくれることでしょう。いやぁ~今回の五十嵐さんの登場、嬉しかったです。

 


確率的には今日の大宮戦で6得点だ!

2020年08月08日 | アルビレックス新潟

大宮との大一番の当日を迎えました。今季のJ1昇格の鍵を握ると言っても過言ではない、現在リーグ2位につける大宮との大事な一戦。しかもホームゲームです。天気予報はイマイチだけど、「絶対に勝ち点3」という強い気持ちを持って、ビッグスワンに駆けつけたいと思います。

こちらが今朝の新潟日報の先発予想です。2トップにマンジーと新太、SHにはロメロと中島、ボランチが秋山と島田、4バックは田上、マウロ、舞行龍、新井、キーパーは藤田です。ファビオがいないので、至恩ではなく長身のロメロを起用予想したのかな?

日報の記事にも書かれていたけど、「そろそろマンジーのゴールシーンを見たい」というのは、ボクらサポーターの共通した願いです。「スペインリーグとインドリーグで驚異の公式戦110試合出場で106得点」というマンジーの入団時に聞かされたデータには、ボクらが驚愕したのが思い出されます。110試合で106得点って、1試合平均0.96点、ほぼ1試合で1点取るって計算ですからね。

そのマンジー、キャンプ中の負傷で開幕戦には間に合いませんでしたが、中断明けは4節の松本戦で先発出場すると、先発3試合(松本戦、山形戦、栃木戦)、途中出場2試合(町田戦、水戸戦)の計5試合に出場しています。ただし得点はまだゼロですけどね。

マンジーが今までのスペイン&インドリーグでのペース(1試合平均0.96点)で得点を重ねると仮定して確率を計算すれば、アルビでの出場が6試合目となる今日の大宮戦では、5.78得点(≓6得点)が期待値として算出されます。

うひゃうひゃ。そんなことになったら、ビッグスワンは歓喜の渦に包まれるでしょうなぁ…。ファビオ離脱の不安も吹っ飛びますよね。6点まではいいから、複数得点、いやまずは移籍後初ゴールの1点を決めてほしいなぁ…。きっかけをつかめば、一気に調子を上げそうな雰囲気ですものね。密かに牙を研いでいた「インドの虎」が、今日はオレンジ色のリスに襲いかかるってシナリオを、ボクは思い描いています。今日の祝杯用にIPAの「インドの青鬼」を用意しておりますよ!(笑)

頑張れ!マンジー!頑張れ!アルビレックス!絶対に勝ち点3をとるぞ!


ファビオ離脱!& 將成レンタル移籍!

2020年08月07日 | アルビレックス新潟

7月29日のヴェルディ戦のゲーム終盤で負傷したファビオ選手。「うわ~大丈夫かな?」と、ボクらはDAZNの画面を見ながら心配しておりました。翌日のSNSで「どうやら大事には至らなかったみたいだ」と知り、ホッとしていたんですがね。前節の栃木戦でファビオ選手がベンチ入りしていなかったのにも、「タイトな日程が続く中でファビオを休ませた」のだとばっかり思っていました。

ところが、公式HPでの「■診断名:右足関節外側靭帯損傷」「■全治:受傷後4~6週間」との情報にビックリです。

ファビオ抜きで戦った前節の栃木戦では、前線にボールが収まらずにアルビの攻撃は停滞。それとは対象的に、栃木の最前線で守備に走り回り、競り合いの空中戦ではことごとく勝利する貴章の姿に、「あぁ!ファビオがいればなぁ…」と天を仰いだアルビサポはボクだけではないはずです。

全治4~6週間というと、ファビオがピッチに戻ってくるのは8月末~9月半ばくらいですかね。それまでの間、アルビ攻撃陣はファビオ抜きで戦わなければなりません。まぁこの事態は、今まで出場機会がなかったFWの達也さんやルーキー・ヤムケンにとっては大きなチャンスとなります。ぜひ、チャンスをモノにし大活躍てほしいと思います。

ただね。達也さんもヤムケンも、新太も高木も至恩も、アルビの攻撃陣はチビッコが多いだよなぁ…。高さを生かしたポストプレーとなると…ロメロ?まさかの田上をコンバート?まぁそこらあたりは、アルベルト監督がしっかり考えていてくれるでしょう。

とにかく、ファビオ選手の回復と代わりに入る選手の活躍を、心から祈っています。


さて、もう1つショックだったのは、岡本將成選手の鹿児島ユナイテッドFCへの育成型期限付き移籍の報道です。公式発表はここね。

育成型レンタル移籍っていうと、セレッソから中島がアルビに来たシステムですね。

しかし、この將成のレンタル移籍って、チームとしてはどうなんでしょうね?確かに將成は今シーズン、なかなか出場機会が得られない状況が続いているけど、これから日程がますますタイトになってくることを考えると、センターバックの切り札として絶対に必要な存在です。

舞行龍とマウロのCBコンビは年齢的には若くなく、スタミナやケガも心配です。あとセンターバックのバックアッパーというと、田上とポリバレントな史哉&新井ですか。このポジション、チームとして「層が厚い」とは口が裂けても言えない状況です。

まぁJ3への移籍ですから、將成からの「試合に出たい」という強い希望ももちろん優先されたのでしょうね。それとも同時進行でアルビへの新加入選手も発表間近なのかな?

いずれにしても、鹿児島で大活躍した將成が一回りも二回りも大きくなって新潟に帰ってくる日を、心から楽しみにしています。いってらっしゃい!將成!活躍を祈る!


人妻でもNegiccoは可愛いのぉ!

2020年08月06日 | アルビレックス新潟

今週末のホーム大宮戦で、ゲーム前にネット配信される「第14回アルビオンラインスタジアム」にNegiccoがスペシャルゲストで登場するそうです。しかも、特別企画「Negiccoのサッカーを教えて!講座」ってことで、「Negiccoが生徒となって、基本的なサッカーの見方、今季のアルビの見方を皆さんと一緒にアルビレックス新潟サッカースクールコーチから学びます!」という、すばらしく魅力的な企画が準備されているみたいです。

詳しくは、こちらをご覧くださいね。ボクらはビッグスワンに参戦する予定なので、「オンラインスタジアム」は帰宅後(たぶん翌日以降だな)に見ることになりますが、Negiccoが登場してくれるなんて嬉しいですね。

Negiccoといえば新潟県のご当地アイドルってことで、ボクらにとっては娘みたいに感じる年代のお嬢さんたちですが、昨年4月に結婚したNao☆さん(中央:黄色キーパーユニ:32歳)に次いで、今年6月にはMeguさん(右:黒キーパーユニ:31歳)からも結婚報告があり、「三十路の人妻アイドルグループ」になりました。独身なのはKaedeさん(左:オレンジユニ:28歳)だけになっちゃったのね。

しかし、人妻になってもアイドル路線で頑張っていくグループなんて、芸能界でもNegiccoくらいじゃないの?すばらしい!さらにNegiccoは、デビュー以来一貫して、アルビレックスとともに新潟を盛り上げようとし続けているのが嬉しいですよね。

このブログ「週末はアルビレックス!」に、はじめてNegiccoが登場したのは、2007年3月のことでした。まだNegiccoは女子高生だったんですよ。それ以降、サポーターズCDの制作に参加してくれたり、ビッグスワンで歌声を披露してくれたり、さまざまな形でアルビレックスを応援してくれると共に、「週アル」でもしばしばネタにさせていただきました。ちょっと「ブログ内検索」をかけてみたので、懐かしい「ネギネタ」を振り返りたいと思います。

NSGグループ30周年記念式典2007年03月26日
こりゃぁ守田は嬉しいだろうなぁ…2014年08月18日
Negicco登場!アルビ惨敗!2014年08月23日
アルビレックス新潟はいじめを許しません!2014年10月09日
Negiccoと"もっくん"2015年04月07日
早速購入!CD「テロワール」!2015年07月30日
愛してネギネギ!焼きそばUFO!2017年09月07日
頑張れネギネギ!2017年09月14日
JAさん!ありがとねー!2019年10月06日
Negicco 可愛すぎ!2020年01月14日

【追記】オンラインスタジアムの「Negiccoのサッカーを教えて!講座」について、先生役として内田潤U-15アドバイザーが出演することが決定だそうです。ウッチーとNegiccoですか。こりゃぁ絶対に見逃せませんね!


日本サッカーに捧げた両足

2020年08月05日 | アルビレックス新潟

ボクはアルビレックスが初めてJ1で戦った2004年からのサポーターなので、Jリーグ誕生(1993年)や日韓ワールドカップ(2002年)の頃の日本のサッカー界のことについては、あまりよく知りません。

当時のボクは、「サッカー?ボク嫌いだし、興味もないし」って公言していましたからね。その頃の同僚なんか今のボクの姿を見て、「八百政がサッカー観戦?信じられない!」ってビックリしています。ホント、もったいなかったな。今思えば、人生の楽しみを損した気分です。

そんなボクが「ちょっと日本サッカーの歴史を知ろう」と、気まぐれで読んでみたのがこの本です。amazonで中古本を購入しました。

昔からのサッカーファンにとっては有名人なんでしょうね。「この人がいなければJリーグはなかったかもしれない」と言われた男、元Jリーグ専務理事:木之本興三氏が書いた「日本サッカーに捧げた両足~真実のJリーグ創世記~」です。


1949年生まれの木之本さんの人生は、凄まじいです。サッカー少年の木之本さんは、県立千葉高校から一浪して東京教育大学(現・筑波大学)に進学。大学4年時にインカレ優勝し、古河電工に入社(当時の監督は川淵三郎氏)。入社3年目に同僚と結婚するも、その直後に練習中に吐血。奇病・グッドバスチャー症候群と診断され、余命5年の宣告。腎臓を摘出し、その後週3回の人工透析生活が始まる。人工透析の回数は人生で5000回以上とか。

人工透析をしながらJSL(日本サッカーリーグ)運営に携わり、発病から8年後に事務局長に就任。その後、川淵三郎チェアマンらと共にJリーグの創設に貢献。日韓ワールドカップの日本代表団長を務める。Jリーグ専務理事、日本サッカー協会常務理事、Jリーグ関連3社社長などを歴任。数々のサッカー界の難題を解決。

しかしその後は、川淵会長や鈴木チェアマンとの確執があり、さらにバージャーを発病。鈴木チェアマンからのクビ宣告。Jリーグ、サッカー協会関係の役職を全て奪われる。バージャー病による両足切断。車椅子生活。盟友・永井良和氏と共にアブレイズ千葉サッカークラブの設立。


もう、凄まじい人生としか言いようがない。すごい人です。木之本さんがこの本を執筆したのが2013年で64歳の時。そして4年後の2017年に逝去されています。享年68歳。

いやぁ~とても面白かったです。特に「釜本ヌードポスター大騒動」「Jリーグ誕生に至る経緯」「地域密着へのこだわり」「ジェフ市原の誕生」「日立の落選」「読売渡邉Vs川淵チェアマン」「フリューゲルスの悔恨」「サガン鳥栖の誕生」「トルシエ担当のストレス」「クビの真意は?」などの各章は、本当に興味深いエピソードの数々が語られており、「そんなことがあったのか!」ってビックリの連続でした。

「日本サッカー界の目を見張る成長の(裏)歴史」という観点で、とても勉強になりました。アルビレックスについての記述はほんのわずかしかありませんが、Jリーグチームのサポーターとして「読んでおきたい本だな」と思いました。興味のある方はどうぞ。

【参考記事】
 好きよキャプテン!(2011年1月14日)→川淵三郎さんについて書いています。

 


残念!消えた岡山遠征!

2020年08月04日 | アルビレックス新潟

6月の半ば過ぎに「中断再開後の試合日程」がJリーグから発表された時、「もしかしたら諦めかけていた今年のアウェイ観戦旅行が実現するかも!」と、嬉々とした八百政家でありました。

仕事を完全にはリタイアしていないとはいえ、既に子どもたちは独立&結婚し孫もでき、2人とも還暦を過ぎているわが夫婦。海外旅行とはいかないまで(いやACLに出場したら行くけどさ)も、「年に何回かは日本国内をアルビの応援も兼ねて夫婦で旅する」というのを、ささやかな人生のご褒美と考えておりました。

で、2人の仕事のスケジュールやアルビの再開後の試合日程を見て、すぐにホテルを予約したのが、8月15日(土)のファジアーノ岡山戦と、10月10日(土)or11日(日)の京都サンガ戦でした。ともに2泊して、観光も楽しもうっていう目論見です。本当は今年の目玉アウェイは、5月末に予定されていた長崎戦だったんですけどね。

しかし新型コロナ感染拡大がなかなか治まらず、Jリーグはついに超厳戒態勢(入場者数5,000人制限試合)を8月いっぱい延期することを発表しました。一縷の望みを抱いていたボクらの岡山行きも残念ながら中止決定となり、ホテルもキャンセルしました(「Go Toなんちゃら」で安くなるかもって期待していたのに)。

実は今回計画していた岡山旅行で、アルビのゲーム以外にボクらは2つのミッションを進行中でした。

1つは、夫婦共通の友人である、大学時代の先輩Iさんとの再会です。大学卒業後はずっと年賀状だけのお付き合いだったのですが、数年前に30年ぶりに東京で再会し時々グループLINEで連絡し合うようになったIさんに、8月の岡山行きを連絡したところ、「楽しみにしちょるでぇ!」「ホテルはどこや?岡山駅前か、よっしゃ!」と返事をもらっていたところでした。

もう1つは、岡山県内の高梁市にある「山田方谷記念館」を訪ねることです。山田方谷(やまだほうこく)ってあまり馴染みのない方が多いかもしれませんが、実はボクら長岡人にとっては歴史上大きな関わりを持つ人物です。

はい、これが昨年オープンした山田方谷記念館です。(写真をクリックすると紹介ページに飛びます)以下、HPからの抜粋ね。


山田方谷は、幕末の備中松山藩の藩政改革の指導者で、10万両もの借金を抱え大赤字であった松山藩を立て直した人物です。上下節約(じょうげせつやく:庶民だけでなく武士にも節約を命じた)では周囲の武士たちからの強い風当たりもありましたが、藩主・板倉勝静の「方谷の言葉は、私の言葉と思い聞くように」とのサポートをもらい、徐々に皆の意識改革を行いました。

「節約だけでは財政は立て直せない」との思いから、新たな特産品の開発なども行いました。その時に開発した「備中ぐわ」は大ヒットし、現代でも使用されています。そして、7年後には全ての借金を返済し、さらには10万両の蓄財を築きました。


まぁ、山田方谷ってこんな感じの人なんです。で、なんでこの人の存在が、ボクら長岡人に関わりがあるのかというと、この山田方谷のもとを訪れ薫陶を受け、その後の生き方に大きな影響を受けたのが、後の長岡藩牧野家の家臣・河井継之助なんですね。

この秋には河井継之助の人生を辿る映画「峠」(原作は司馬遼太郎)も封切られるし、ファジアーノ岡山戦の観戦を兼ねて、「継之助のごとく山田方谷を訪ねよう」っていう作戦だったんですよ。

まぁ結果として、今夏の岡山行きは残念ながら夢と消えてしまいましたけどね。

そのことを岡山のIさんに告げると、「残念だなぁ~せっかく久しぶりに一緒に飲めると思っちょったのに」「来年こそはぜひ岡山に来てね、ファジアーノVsアルビレックス戦で!」とのお返事をもらいました。

いえいえ、Iさん。来年ボクらはJ1ですから岡山には行きません。いや、岡山と新潟がワンツーでJ1昇格って可能性もゼロではないかな……??

 


守護神・藤田がゴールに鍵をかけた!

2020年08月03日 | アルビレックス新潟

ボクらは今、藤田和輝というゴールキーパーが圧倒的な勢いで成長する姿を、目の当たりにする幸運に恵まれています。開幕戦で完封劇を演じた東京五輪候補のGK小島の負傷によりチャンスをつかんだ若き守護神は、コロナによる中断明けからゴールマウスを守り続け、昨日の栃木戦では再三のピンチにビッグセーブを連発。名実ともに「守護神」の称号に相応しいプレーを見せてくれました。

タイトな日程の中で行われた第9節:アウェイ栃木SC戦。アルビレックスは先発メンバーに、島田、ゴンザレス、秋山、中島というボランチの選手4名が名を連ねました(実際には秋山と中島はサイドハーフでプレーしてましたけどね)。アルベルト監督は、強行日程で行われる今年のリーグ戦の鍵を握るのは、「全試合を一定水準を維持して闘い続けること」と捉えているみたいです。毎試合、ピッチに立つ選手が次から次へと変わります。それはとても意義がありいいことなんでしょうが、やっぱり選手にしてみると、「微妙な違い」に慣れるのに時間がかかるのかもしれません。

それにしても、栃木のハイプレスは効いていましたね。その中心を担うのは、矢野貴章。昨シーズンまでボクらアルビサポの心を熱くしてくれた男が、栃木SCをしっかり「貴章のチーム」に変革していました。貴章はピッチを走り回り、競り合いではことごとく勝利し、まさにチームの大黒柱として攻守に大活躍していました。DAZNの中継で解説者が、「栃木は『困ったときの矢野貴章』ですね」と、かつてボクらが心の中でつぶやいた台詞を何度も繰り返していました。いや、敵ながら天晴れ!矢野貴章!貴章効果で栃木の選手たちはみんな「矢野化」し、セカンドボールを拾いまくり、ゲームが進んでも疲れを見せずにアルビのチャンスの芽を刈り取り続けました。

そんな栃木ペースのゲームで、気を吐いたのがアルビレックスの若き守護神・藤田和輝でした。いやぁ~すごかった。いったい何度、決定的なピンチを救ったことでしょう。ゴール前で1対1となった絶体絶命のピンチに、ことごとく「勇気ある守備」を連発。アルビのゴールマウスに鍵をかけ続けました。シビれた!藤田のビッグセーブがなければ、0-4で負けていてもおかしくないゲームでした。まさに昨日のMVP!そしてこの藤田が守り抜いた貴重な「勝ち点1」は、シーズン終了後にリーグ戦全体を振り返ったときに、価値ある貴重な「勝ち点1」となることでしょうね。

アルビの攻撃が活性化しなかった昨日の栃木戦は、今シーズン初の無得点試合となり、開幕から続いていた「連続得点試合」の記録も「8」でストップしました。ファビオがベンチ入りせず(ケガの具合がたいしたことないといいけど)、ロメロや高木も休息ローテーション(?)。新太とマンジーの連携がいまひとつで、途中出場の至恩も相手の徹底マークに合い、なかなか力を発揮できません。大本とシルビーニョが相手陣内で暴れるも、得点には至らず。攻撃の活性化は、次節以降のアルビの大きな課題です。

次節は今週末、ホーム・ビッグスワンでの大宮との一戦。きっと昇格の鍵を握るゲームになるであろう、リーグ前半戦の超大一番です。絶対に負けられない、いや絶対に勝たなければならないゲームです。ボクらも気合いを入れて今週の5日間を過ごします。


懐(ふところ)が寒い!

2020年08月02日 | アルビレックス新潟

今日は8月2日。本当だったら今日と明日は長岡花火のはずなのにねぇ。この世に生を受けて60余年。長岡花火のない夏は初めてです。まったくもう、コロナめ!

新型コロナ感染がなかなか収束しないため、Jリーグ各ゲームの超厳戒態勢(入場者数5,000人制限試合)運用が8月いっぱい行われることが決まり、8月のそれぞれのゲームは、シーズンパスの対象ゲームから外れることになりました。これでまた、クラブの収益が減少することになります。ホントにもう、憎っくきコロナであります。

その結果、ボクらシーズンパスホルダーは、チケット発売日の度にローソンに行きロッピーの機械操作を行うことになります(「Jリーグチケット」で購入する人もいるだろうけど)。さすがにみんな慣れてきて、最近は「10時にロッピーの前に列ができている」って風景は見なくなりましたけどね。

はい。昨日(1日)は8日の大宮戦のチケットの発売日でしたので、無事にゲットいたしました。

わが家ではここ数年ホームゲームはシーズンパスで観戦し、その代金は年間駐車券のも含めて一括して年末にクレジットカードで支払っていました。ですから、シーズン中にこうたびたび財布の中からアルビ関係の現金が出ていく経験は記憶になく、なんか最近は「とっても懐(ふところ)が寒いな」って実感しています。まぁ「ローソンでカード払いにすれば?」って言われればそれまでなんですけどね。

わが家はN席なので、2000円チケットがボクと女房で2枚。それに駐車チケットが1100円なので、1回のホームゲームにつき5100円がボクの財布から出ていきます(わが家のルールで、アルビ関係の支出はボクの財布から出て行くことになっています(>_<))。

7月のホームゲームが3回(松本、山形、水戸)、8月のホームゲームが4回(大宮、山口、京都、琉球)なので、合計7回で35700円の出費です。もちろん、行き帰りの高速道路代、ガソリン代、スタジアムでの食事代、そして時にはグッズ代もそれに加わります。やっぱり「シーズンパスじゃないと一気にお金が出ていくなぁ~」というのが庶民の感覚です。

さて、皆さんはこの文書を覚えていますよね?2020シーズンパスのコロナによる中断期間後の、継続や払い戻しに関するフローチャートです。

リーグ戦再開後のシーズンパス対象外ゲームのチケット代金を、「A:払い戻しをせずにチームに寄付する」「B:払い戻しをするか否かはシーズン終了後に決定する」「C:シーパスを使用せず全額払い戻す」の3択で、シーパス所有者に問うものでした。

これに関しては、6月4日付けで「募金と払戻金」」というブログ記事を書いているので、興味のある方はお読みください。

今現在の状況を整理すると、「A」を選んだ人は、寄付金が7月の4試合分(無観客の3節:金沢戦を含む)から8月までの8試合分に増加したことになります。「B」を選んだ人は最終決定をシーズン終了後にするわけなので、シーパス対象外ゲームが増えれば増えるほど、今後「払い戻し辞退(寄付)」は減少することが予想されます。「C」はもう処理済みですから関係ありません。

もし万が一コロナの収束が思うようでなく、超厳戒態勢(入場者数5,000人制限試合)運用が9月以降も続くようなことになると(そんなことになったら本当に大変だし、そうならないために全力を尽くすつもりですが)、払い戻し辞退による1人当たりの寄付金はますます高額になっていきます。

ボク自身は「B」を選択しています。クラブ支援のために寄付を行うことはもちろん考えていますが、今現在のボクの収入やわが家の経済状況などから、アルビ関係に使える金額には上限があります。7・8月のチケット代や駐車場代に使った金額等も勘案して(もちろん行けなかったアウェイ観戦に充てるつもりだった金額も考慮して)、シーズン終了時にその額を決定するつもりでいます。

本当は太っ腹に「ケチくさいことを言わないで全部アルビに寄付するよ」って言いたいところですが、そこは個々別々に事情がありますから…ね。

あ~あ。もしtotoで6億円当たったら、5億円をアルビに寄付するのになぁ…。

さてさて、今日は18時からアウェイで第9節:栃木戦です。今朝の新潟日報による先発予想フォーメーションはこんな感じでした。

ファビオを休ませ(ケガの影響もあるのかな?)2トップは新太とマンジー。ビックリしたのは2列目に史哉が入っていることです。前節もサイドハーフでプレーしてたしね。サッカーIQが高くポリバレントな史哉が、J初得点を挙げるかもですね。シルビーニョにも得点を期待。ボランチは前節休んだ秋山が復帰して島田とコンビ。秋山を起点とした攻撃に注目です。両SBはゴメスと新井。前節は新井のロングスローが同点弾を導き出したものね。今日も活躍を期待です。途中から大本が入って、スピードあるプレーで栃木の守備陣をひっかき回すのかな?舞行龍、マウロ、藤田の守備陣は鉄板ですね。舞行龍とマウロも疲れが溜まっているだろうから、田上を使うかもね。藤田は今日のゲーム終了後に年代別代表候補合宿に参加するんですね。頑張って成長して帰ってこい!がゲーム後に参加予定だった年代別代表合宿は、招集選手にコロナ陽性者が出て中止になったとのことです。

まぁ前節も、新潟日報の予想はあまりアテにならなかったからなぁ…。どうなりますか?