週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

守護神・藤田がゴールに鍵をかけた!

2020年08月03日 | アルビレックス新潟

ボクらは今、藤田和輝というゴールキーパーが圧倒的な勢いで成長する姿を、目の当たりにする幸運に恵まれています。開幕戦で完封劇を演じた東京五輪候補のGK小島の負傷によりチャンスをつかんだ若き守護神は、コロナによる中断明けからゴールマウスを守り続け、昨日の栃木戦では再三のピンチにビッグセーブを連発。名実ともに「守護神」の称号に相応しいプレーを見せてくれました。

タイトな日程の中で行われた第9節:アウェイ栃木SC戦。アルビレックスは先発メンバーに、島田、ゴンザレス、秋山、中島というボランチの選手4名が名を連ねました(実際には秋山と中島はサイドハーフでプレーしてましたけどね)。アルベルト監督は、強行日程で行われる今年のリーグ戦の鍵を握るのは、「全試合を一定水準を維持して闘い続けること」と捉えているみたいです。毎試合、ピッチに立つ選手が次から次へと変わります。それはとても意義がありいいことなんでしょうが、やっぱり選手にしてみると、「微妙な違い」に慣れるのに時間がかかるのかもしれません。

それにしても、栃木のハイプレスは効いていましたね。その中心を担うのは、矢野貴章。昨シーズンまでボクらアルビサポの心を熱くしてくれた男が、栃木SCをしっかり「貴章のチーム」に変革していました。貴章はピッチを走り回り、競り合いではことごとく勝利し、まさにチームの大黒柱として攻守に大活躍していました。DAZNの中継で解説者が、「栃木は『困ったときの矢野貴章』ですね」と、かつてボクらが心の中でつぶやいた台詞を何度も繰り返していました。いや、敵ながら天晴れ!矢野貴章!貴章効果で栃木の選手たちはみんな「矢野化」し、セカンドボールを拾いまくり、ゲームが進んでも疲れを見せずにアルビのチャンスの芽を刈り取り続けました。

そんな栃木ペースのゲームで、気を吐いたのがアルビレックスの若き守護神・藤田和輝でした。いやぁ~すごかった。いったい何度、決定的なピンチを救ったことでしょう。ゴール前で1対1となった絶体絶命のピンチに、ことごとく「勇気ある守備」を連発。アルビのゴールマウスに鍵をかけ続けました。シビれた!藤田のビッグセーブがなければ、0-4で負けていてもおかしくないゲームでした。まさに昨日のMVP!そしてこの藤田が守り抜いた貴重な「勝ち点1」は、シーズン終了後にリーグ戦全体を振り返ったときに、価値ある貴重な「勝ち点1」となることでしょうね。

アルビの攻撃が活性化しなかった昨日の栃木戦は、今シーズン初の無得点試合となり、開幕から続いていた「連続得点試合」の記録も「8」でストップしました。ファビオがベンチ入りせず(ケガの具合がたいしたことないといいけど)、ロメロや高木も休息ローテーション(?)。新太とマンジーの連携がいまひとつで、途中出場の至恩も相手の徹底マークに合い、なかなか力を発揮できません。大本とシルビーニョが相手陣内で暴れるも、得点には至らず。攻撃の活性化は、次節以降のアルビの大きな課題です。

次節は今週末、ホーム・ビッグスワンでの大宮との一戦。きっと昇格の鍵を握るゲームになるであろう、リーグ前半戦の超大一番です。絶対に負けられない、いや絶対に勝たなければならないゲームです。ボクらも気合いを入れて今週の5日間を過ごします。

コメント (3)
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