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おっくんの元気の源…四方山Dialy!

F1 GRAND PRIX 2017 ROUND 6 MONACO

2017-06-06 | F1 GRAND PRIX
ついにやってくれました、この男が (^o^)丿



我らが  キミ・ライコネン !!
チームメイトのベッテルとがっちり握手するライコネン。
2008年のフランスGP以来、実に9年振りの通算17回目のポールポジションです。



ということで、今年もやって来ましたモンテカルロ市街地サーキット(全長3.337km)
78周の苛酷な戦いが始まります!



予選でフロントローを獲得したのはフェラーリの2人、キミ・ライコネンとセバスチャン・ベッテル。
今年のフェラーリの調子からすれば遅すぎる今季初ポールのライコネンですが、
何と云ってもこのコース、抜くに抜けない難サーキットだけにポールポジションが絶対有利。
俄然、今季初優勝の期待が高まります!



さあ、いつもながら最も緊張するスタートの瞬間です。



各車好スタートを切り、大きな接触もなく第1コーナーのサン・デボーテ、
そしてリバージュ、ミラボーを大人の走りで駆け抜けていきました。

ライコネンを頭に、ベッテル、ボッタス、フェルスタッペンが各1秒差を保ちながら、
隊列のまま周回を重ねていきますが、コース幅が狭すぎて抜くに抜けず様子を伺っているようです。



33周目、真っ先に動いたのは多少リアタイヤが垂れぎみだった4番手のフェルスタッペン!
ボッタスのアンダーカットを狙ってのピットインです!



それに反応して、そうはさせじとボッタスはアンダーカット阻止のため翌周にピットイン。
難なくフェルスタッペンの前にコースインすることが出来ました。

そうすると今度はボッタスのアンダーカット阻止のため動かなければならないのがフェラーリ勢です。



てっきりベッテルからピットインさせると思ったのが、
なんと入ってきたのはボッタスの2台前を走るライコネンだったのです・・・

もちろんボッタスの前に戻れたものの、前にはバックマーカーが数台いるじゃあ~りませんか ヾ(゚0゚)ノ
その間に首位に立ったベッテルは前が開けたもんだから、もの凄いスピードでペースアップ・・・
同様に4番手を走っていたリカルドもペースアップしてオーバーカットを狙っています。





39周目、ベッテルとリカルドがピットイン!!!



コースに戻ると、ライコネンの鼻っ面に飛び込み、オーバーカットを成功させて首位に立ちます。

またリカルドもボッタス、フェルスタッペンをオーバーカットして3位でコースに戻ります。

これっておかしいやろ o(`ω´*)o!!
レッドブルはいいにしろ、フェラーリは前を走っていたライコネンに作戦の優先権があるはず!
わざわざ先にピットインさせて、渋滞の中に戻しておいて、ベッテルにオーバーカットさせるって!?
チームは否定してるけど、チャンピオンシップポイントで首位に立つベッテルに
勝たせようという意図がありありと見て取れました・・・



おっとここでポルティエで横転しアンダートレイを見せて壁に張り付いているマシンがいます!
大クラッシュや~~~ (゚O゚;)!!



当然ここでセーフティカーが導入されます。



どうやら最下位を走っていて前を抜きあぐねていたアロンソの代役のバトンが
ザウバーのウェーレインのインに飛び込みタイヤ同士が接触して宙を飛んだようです (゚ロ゚;)!!



ちょっと心配されましたが、ウェーレインは自力でマシンから脱出して無事だったようです。
ほっと一息・・・ (*^.^*)
しかしバトンはマシンにダメージを負ってあえなくリタイア・・・



そしてセーフティカー明けのターン1でマクラーレンのもう1台バンドーンがクラッシュ!!
十分にブレーキが温まって無かったようですが、
10位を走っていてマクラーレン今季初ポイントかという期待もフイに・・・("^ω^)



そしてレースはそのままベッテルがトップチェッカーを受けて終了。



優勝ベッテル、2位ライコネン、3位リカルドと、
メルセデス勢のいない表彰台はすがすがしいものがあります。



優勝したベッテルに比べて、苦々しい表情のライコネンの表情が印象的でした。



チームの作戦に憤懣遣る方無いに違いないであろうライコネンですが、
ここはクールなアイスマン! おとなの対応で苦言の一言も発しませんでした。
そこがまたカッコいい!!!

ここはひとつ涙を呑んで、次またガンバレ! ライコネン!!