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おっくんの元気の源…四方山Dialy!

地元のよさを見つめなおして

2016-03-16 | ぶらぶら
やれ今日は京都や、来週は奈良や、久しぶりに神戸もと、ぶらぶらしてますが
意外と忘れてました、自分の住んでる地元の良さを…m(__)m
地元、南河内には呼ばれる地域には竹内街道、長尾街道、東高野街道と、奈良の都や
京都、高野山へ通ずる街道が通り、その周辺には太古の昔の古墳が点在しています。
そこで今回は、近鉄古市駅を起点として、その周辺の旧跡を巡ってみました。



今回も毎度おなじみ(?)、近鉄発行の 「 てくてくマップ 」一枚を頼りに歩きだしました。



近鉄古市駅
といっても、沿線に住んでいる人以外は耳にすることもないでしょうが、橿原神宮・吉野・
三重方面と河内長野方面への分岐となる重要拠点です…じもぴーにとっては……



駅前の竹内街道を東へ進むとすぐに東高野街道と交わり、これを北に向かいます。



何気なく木造の立派な常夜燈が建っています。歴史ある雰囲気がにじみ出てます。



さらに東高野街道を進むと…



誉田八幡宮
創建559年、日本最古の八幡宮。どっかほかでも聞いたことあるような…?
いかにも歴史を感じさせる立派な社殿です。





すぐそばに応神天皇陵があります。
いや正確には陵があまりに大きいので陵のすぐ近くに誉田八幡宮があるといえます。



この地は古代から交通の要衝ということだけあって、戦の絶えない地だったようです。
もちろん大坂の陣の舞台でもあったわけです。



樹皮だけで生きているような藤の木。盛りにもう一度訪れたいものです。



誉田八幡宮は応神天皇陵の後円の先にあったので、約20分かけてぐるっと半周して正面に到着。



いつもながら天皇陵の前に立つと気が引き締まり、目を閉じると魂がふ~~っと彷徨う気がします。
やはり血は争えないのかなぁ (*^。^*)



天皇陵の周辺には関係する豪族たちのものであろう古墳が点在していて、自由に立ち入れます。
こうしてみると、前方後円墳であることがよくわかります。天皇陵は大きすぎて……



古室山古墳



梅の花が咲き誇っていて市民の憩いの場となっています。





モクレンが今か今かと待ちわびるように蕾を膨らませています。



道明寺天満宮
道明寺?? 天満宮?? 寺か神社かどっちやねんとお思いでしょうが、それは後ほど。



この拝殿の向こうに有名な梅園がありますが、この前から梅はお腹いっぱいなのでパス。 セコい??



実は、天満宮のすぐそばに真言宗の道明寺という寺があり、この辺りの地名となっています。



土師ノ里駅を超えていきます…、歩き始めて1時間半経過です。



正面に 「 市野山古墳( 允恭天皇陵 )」 がこんもりと佇んでいます。



天皇陵は宮内庁管理だけあって綺麗に整備され、容易に近づき立ち入ることが出来ません。



大和川に注ぐ大水川沿いの散策公園を行きます。



市野山古墳から約50分、ひたすら歩いて 「津堂城山古墳 」に着きました。



菖蒲園で結構有名なんですが(じもぴーには…)、まだ2ヶ月ほど先ですね (^^♪



そして、「高鷲丸山古墳( 雄略天皇陵 )」



高鷲の街中に民家としては最初の重要文化財 「 吉村家住宅 」
道が狭すぎて、どアップでしか撮れません… (´・ω・`)



周辺十八ヶ村を管轄する大庄屋だったということなので、
是非とも内部を見学したかったんですが、どうやら一般公開はしていないようです



浄土真宗「 明教寺 」  ひっそり佇む趣きあるお寺です。



歩き始めて3時間半、高鷲駅までやって来ました。
雲行きも怪しくなり、ここが家にも一番近いので帰ろうかとも思ったんですが、
ここまで来た以上、残り約4km弱、歩き切らないとと思い、先を急ぎます。



こうしてじっくり近鉄車両を見る事は以外にもめったにないことです。





今日最後の古墳、「 岡ミサンザイ古墳( 仲哀天皇陵 )」 なんでカタカナなんやろ (';')?



古代船を模った「 藤井寺市立生涯学習センター アイセルシュラホール 」 長っが~~~!
これを覚えられる藤井寺市民の教育レベルは高いとみた… (@_@)
この中には古代資料室や歴史展示室があり、覗いてみたいが先を急ぎます。



町中に小粋な造り酒屋が (^^♪



そして本日最後の訪問地 「 葛井寺(ふじいでら)」 に着きました。
もちろん藤井寺市命名のもとになったお寺です。



無事完歩できたことに感謝して、お線香をあげました。



「 線香は寝かせてください 」と注意書きがあります。宗派によって違うようです。



歩き始めて4時間、約13km余りで藤井寺駅に着きました。

超メジャー名所を巡るのは当たり前に楽しいけれど、こうして地元にも興味深いものが溢れています。
機会を見つけて、また探してみよーーーーっと (^^)/