オートバイで旅して観たモノの記録

 Ôtobai de tabi site mita mono no kiroku.

丹後半島 ―袖志の町並み―

2020年06月28日 | ツーリング
 丹後半島を寄り道しながらも,順調に北上して,とうとう最北端である丹後町の袖志にやってきた.袖志という見慣れない地名は,そでし,と読む.昼間となり,さすがに暑くなってきたので,自販機で水分補給も兼ねて,一休みすることにした.  袖志の海岸の前を走っている道が,R178である.そして,海岸とほぼおなじ高さで民家がずらりと並んでいる.民家の背後にある斜面の上にも,同じように家が建っている. . . . 本文を読む

丹後半島 ―海岸線のみち―

2020年06月27日 | ツーリング
 晴天に恵まれた丹後半島.海の前には棚田が広がっていて,青と緑の爽やかな景色が出迎えてくれた.今回は,丹後半島を周回するためにやってきたので,とりあえずR178で北上することにした.  R178は丹後半島の切り立った崖沿いを行く道で,いわゆるワインディングロードだ.まわりには,道の駅やコンビニもなく,とても静かなところである.交通量も少ないので,すばらしい海の景色を見ながら疾走することが . . . 本文を読む

丹後半島 ―棚田の風景―

2020年06月23日 | ツーリング
 京都南部から京都縦貫道路を終点まで走り切って,京都の北部に当たる丹後半島の西側へと一気にやってきた.青空と丹後半島の海の色が,とても素晴らしくて,まるで絵葉書の中にいる様だった.  今回はもちろん日帰りで,とりあえず丹後半島を西側から東側へと時計回りに周回する予定である.丹後半島の海岸線に出た途端に出迎えてくれたのは,海の目の前にある棚田だった.  田植えされた淡い緑色の棚田 . . . 本文を読む

室生ダム

2020年06月21日 | ダム・貯水池
 龍穴神社を訪れた後は,遠くへは行かずに,近くにある室生ダムへ行くことにした.鬱蒼と茂る木々の間から見える室生ダムの朱色のゲートが,とても鮮やかに見えるような気がした.  ここにやって来たのは,いつ以来になるだろう.少なくとも一年以上前のことだったと思う.このダムの奥には,小さな滝壺と渓流の間に龍鎮神社という神域があって,関西にやってきた当初によく訪れていた.  しばらくぶりの室生 . . . 本文を読む

室生へ・・・龍穴神社

2020年06月17日 | 神社仏閣
 関東の一部地域を除いて,6月1日から他府県を跨ぐ移動の制限が解除された.これで,少なくとも関西圏を自由に行き来できるようになった訳であるが,自粛慣れしてしまったせいか,はたまた,急に暑くなってしまったせいか,遠くに行ってみようという気力が湧いてこなかった.  とはいえ,オートバイに乗りたいという欲求は強くて,自宅のある京都を南下して,奈良県北部の宇陀市室生にある龍穴神社までオートバイを . . . 本文を読む

大浦半島 ―砲台跡②―

2020年06月13日 | 探検
 ここは,今から100年以上前,舞鶴港の海軍施設の防衛を任務とした陸軍,舞鶴要塞砲兵大隊の軍事設備跡のひとつである.かつて,この場所以外にも数十か所の防衛拠点があり,総称して舞鶴要塞と呼ばれていたそうだ.  明治時代の建屋なので,レンガのほとんどが色あせてしまっているが,部分的に紅色のままのレンガも残っていた.この美しい紅色のレンガに触れてみると,とてもひんやりとしており,火照った体に妙 . . . 本文を読む

大浦半島 ―砲台跡①―

2020年06月11日 | 探検
 五月最後の週末,大浦半島の瀬崎海岸,田井漁港を訪れた後は,目的のとある場所へやってきた.現道にオートバイを停めてから,山に向かって歩くこと30分ほどで,辺りは鬱蒼と生い茂る緑の楽園へと変わった.  さらに,この緑のトンネルの下を進んで行くと,背丈よりも高い石塁の続く道へと出た.そして,石塁の先に現われたのは,コンクリートで入り口を封鎖された遺構のようなものだった.  まわりに人の . . . 本文を読む

大浦半島 ―田井漁港―

2020年06月07日 | ツーリング
 瀬崎海岸でしばらくぶりの海を眺めた後は,三浜瀬崎線で東へと向かうことにした.この道路は,大浦半島の海岸線を行く道だが,視界は中々開けない.ようやく,途中にある三浜展望広場にて若狭湾と丹後半島を望むことができた.  その後,県道や村道を経由して,大浦半島の北端で福井県との境に位置する田井という港町へとやってきた.ここも瀬崎海岸とおなじで,坂を下って行く度に,海が目前に段々と迫ってくるよう . . . 本文を読む

大浦半島 ―瀬崎海岸―

2020年06月05日 | ツーリング
 5月最後の週末,緊急事態宣言は解除されたものの,他府県への移動は控えなければならない.京都府民のはしくれとして,たまには京都北部へと足を伸ばしてみることにした.京都縦貫道路を経由して,京都南部から一気に舞鶴市の先端,大浦半島へとやってきた.舞鶴クレインブリッジを渡り終えて,ようやく休憩にありつくことができた.  大浦半島に来たのは初めてではないが,この辺りは山と海に恵まれた自然豊かなと . . . 本文を読む